1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:39:02.95 ID:dvRDYuT40
ブルマ「ちょっとベジータ、晩御飯のおつかい行ってきてよ」
ベジータ「トランクスがいるだろうが」
ブルマ「どっか遊びに行って帰って来てないの!」
ベジータ「ちっ…別に行ってもいいが、お前は一緒に行かないのか?」
ブルマ「ごめん、パパの研究の手伝いで手が離せないの」
ベジータ「そうか…」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:41:23.95 ID:dvRDYuT40
ベジータ「じゃあ行ってくるぞ」
ブルマ「はーいお願いねー」
・・・・・・・・
街
ベジータ「よし、とりあえず全部買うもんは買ったな」グゥ~
ベジータ「だが小腹が空いたぜ…」
ベジータ「よし、ちょっと軽く飯でも食うか」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:47:45.77 ID:dvRDYuT40
定食屋さん
ベジータ「おい」
店員「お決まりですか?」
ベジータ「ステーキ定食をくれ」
店員「…焼き方は?」
ベジータ「焼き方?弱火でじっくりでいい」
店員「あいよー。奥の部屋でどうぞ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:50:53.77 ID:dvRDYuT40
ベジータ「早く食いたいぜ」
ヴィ~~~
ベジータ「!?おい!!なんだこれは!!!エレベーターか!?どうなってやがる!!」
ベジータ「ここから出しやがれ!!店長出て来い!!!」
ズン…
ベジータ「はあ…はあ…とりあえず降りてみるか…」
ベジータ「!?」
ベジータ「何だ…ここは…?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:53:37.59 ID:dvRDYuT40
ざわ…ざわ…
ベジータ「ちっ…どうやら俺はこのまま海外に売り飛ばされるらしいな」
ベジータ「とんだ災難だぜ…犯人はぶっ殺してやるがな」
トンパ「やあ」
ベジータ「あ?」
トンパ「俺はトンパ。あんた新人だろ」
ベジータ「そうだ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 12:56:51.99 ID:dvRDYuT40
トンパ「おれ、お近づきのいるしのジュースだ」スッ
ベジータ「フン…ちょうど腹が減っていたとこだ。ジュースでも腹の足しになるかもな」
ごくごくごく
トンパ「…」ニヤリ
ベジータ「!?は…腹が…」ギュイルルルルル
ベジータ「き…さ…ま…」
トンパ「あーっはっはっはっは!!」
ベジータ「トイレ…トイレに…」
タッタッタッタッタ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:02:15.85 ID:dvRDYuT40
トイレ
ベジータ「ぶっ殺してやる…あのトンパとかいう野郎…」ブリブリブリ
30分後
ベジータ「ようやく収まったぜ…ん?受付?一応済ませておくか」
ベジータ「さて、トンパとかいう野郎を探すか」
ジリリリリリリリリリリリリリリリ
ベジータ「うるせええええ!!!!!」
サトツ「ただ今をもって受付時間を終了いたします」
サトツ「では、これよりハンター試験を開始いたします」
ベジータ「ハンター試験…?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:07:31.64 ID:dvRDYuT40
サトツ「さて、一応確認しておきますがハンター試験といものはうんたらかんたら」
ベジータ「(何を言ってやがるあの髭野郎…)俺たちはこれから何処に行くんだ!中東か!?」
サトツ「中東?行先は今は言えません。とにかく私に付いてくること。それが第一次試験です」
ベジータ「ほう…さっきから言ってる試験ってのはつまり、選別か?(奴隷に相応しい奴を振るいにかけるってことか)」
サトツ「…?そうです」
ベジータ「くく…面白そうだな。お前らの魂胆にまんまと乗ってやる。感謝しろ」
サトツ「…?はい」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:12:21.96 ID:dvRDYuT40
ドドドドドドドドドドドド
ベジータ「おい、こんなペースでは眠くなってしまうぞ」
サトツ「(生意気な受験生だ…)」
キルア「おいおっさん」
ベジータ「俺はベジータだ」
キルア「(うぜえなこいつ)あんたさ、もしかしてハンター試験が何なのかわかってないんじゃないの?」
ベジータ「犯罪組織のやることなんざ知ったことか」
キルア「(やっぱりわかってねぇな)違う違う。ハンター試験ってのは~」
キルアは分かりやすくハンター試験についてベジータに教えてあげた。
だがベジータは今一理解できなかった。
ベジータ「とりあえず優勝すればいいんだろ?余裕だぜ」
キルア「まあ、そんなとこ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:17:14.52 ID:dvRDYuT40
ドドドドドドドド…
ベジータ「出口だ!!!」
キルア「(うっせ)」
ハンゾー「ふう…ようやくうす暗い地下からおさらばだ」
ざわ…ざわ…
受験生「ここは…?」
サトツ「ヌメーレ湿原。通称詐欺師の塒。ここを通りぬけて行きます」
サトツ「十分注意してください。だまされたら死にますよ?」
ベジータ「やっと面白そうなことになってきやがったぜ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:21:20.98 ID:dvRDYuT40
ドドドドドドドドドドド
キルア「ベジータ、もっと前に行こうぜ」
ベジータ「どうした?」
キルア「ヒソカだよ。受験番号44番の」
ベジータ「そいつがどうした?」
キルア「霧に乗じてかなり殺る気だぜ。離れた方がいい」
ベジータ「ふん、知ったことか」
キルア「ちっ…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:26:27.94 ID:dvRDYuT40
ぎゃああああああああああ!!!
ベジータ「悲鳴が…」
キルア「やっぱりヒソカだろうな。相当危険だよ、あいつは」
ベジータ「そいつは面白そうだな…戦いたくなってきたぜ!行ってくる」
バシュン…
キルア「な!?(あいつ…空飛んでね?)」
ヒソカ「くくくくくく…試験官ごっこ」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:32:46.60 ID:dvRDYuT40
バシュン…
ベジータ「よう、お前がヒソカか?」
ヒソカ「君は…?(飛んできた…?)」
ベジータ「俺はサイヤ人の王子、ベジータだ!!」
ヒソカ「あっそう。僕の試験官ごっこの邪魔しに来たの?」
ベジータ「雑魚をいたぶって楽しいか?」
ヒソカ「んん~~…あんまり…。てか君は雑魚じゃないの?」
ベジータ「…」
シュビビン!
ベジータ「てめえで判断しな!」
ヒソカ「!?(あの一瞬で後ろに…!?)」
ベジータ「死ね」
ドドドドドドド!!!
ヒソカの体は、ベジータのエネルギー弾で穴だらけになった
ベジータ「ち…雑魚が…」
シュン…
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:35:42.03 ID:dvRDYuT40
ベジータ「ようキルア」
キルア「べジ―タ!?」
ベジータ「ヒソカとやらを倒してきたぜ。ミスターサタン並みだな」
キルア「うわーすげー(嘘ついてやがるなこいつ…)」
ベジータ「お、そろそろ着くみたいだな」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:40:12.02 ID:dvRDYuT40
サトツ「一時試験は終了です。お疲れ様でした。とりあえず時間までここで待機しててください」
ベジータ「ふん…退屈な試験だぜ…それより腹が減った…」
20分後(正午)
ピーン
ゴゴ…
ベジータ「扉が開いたか…なんだあの巨漢は…?」
ブハラ「もぉお腹ぺこぺこだよ~」
メンチ「そんなわけで、二次試験は料理よ!!」
ベジータ「もらったああああああああ!!!!(毎日ブルマの手伝いをしている俺に死角はない!!!)」
キルア「(マジでうっせ…)」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:44:00.03 ID:dvRDYuT40
ブハラ「俺のメニューは…豚の丸焼き!」<俺の大好物
ベジータ「がっかりだぜ…そんなもの…ヤムチャでも作れる」
・・・・・・・・・・
ベジータ「お、早速でかい豚が動き回ってやがる。はっ!!!」
ドシュゥ…
エネルギー弾でグレイトスタンプは消滅した。
ベジータ「ちっ…加減が難しいな…」
ギタラクル「…」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:49:01.56 ID:dvRDYuT40
・・・・・・
メンチ「あんた達なかなかやるわね。私のメニューは寿司よ!」
受験生「スシ…?」
スシってなんだ…?
どよ…どよ…
ハンゾー「(この課題…もらったぜ!)」
ベジータ「貴様ら、寿司も知らないのか?」
キルア「お、知ってんの?」
レオリオ「教えてくれよベジータさん」
ベジータ「良いだろう。友人の家でよく食べるからわかるぜ」
ハンゾー「(何してやがんだあのハゲ!!!!!)」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:51:22.28 ID:dvRDYuT40
メンチ「まずいわ」
メンチ「これも握りが甘い」
メンチ「これもダメ」
メンチ「まずい」
・・・・・・・・・・・
メンチ「悪い!お腹いっぱいになっちった!」
ベジータ「嘘…だろ…?」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 13:55:45.67 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・・・
なんやかんやで会長登場
ネテロ「ちと厳しすぎるのぅ」
メンチ「ですが…」
ベジータ「おい、お前亀仙人か?」
受験生「!?」
ベジータ「はっはっは!グラサンが無くてもわかるぞ!そりゃカツラか?それより何してんだ?副業って奴か?あ、本業か?」
ネテロ「誰だおめえ」
ベジータ「!!(声が違う…!!!人違いだとぉおおお!!???)」
ベジータ「ち…話を続けろクソったれ…」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:00:06.53 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メンチ「じゃ、ゆで卵取ってきなさい」
ひゃっほーーーーー!!!
・・・・・・・・・
ベジータ「うまい!!濃厚でいて舌の上でとろけるような深い味わいは、市販の卵とははるかに段違いだ!!!」
トードー「お…俺にも食わせてくれ!」
二次試験
合格者42名
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:07:31.18 ID:dvRDYuT40
飛行船
メンチ「今年はどのくらい残るかしらね?」もぐもぐ
ブハラ「合格者ってこと?」
メンチ「そ!なかなかのツブ揃いだと思うのよねー。サトツさんはどう?」
サトツ「今年は…ルーキーが豊富ですなあ」
メンチ「あ、やっぱり思う?」
サトツ「特に…405番の彼。一時試験で息一つ切らさず付いてきましたからね」
メンチ「ああ、あのハゲね!でもあたし294番のハゲが良いと思うのよねー。ブハラは?」
ブハラ「ん~…ルーキーじゃないけど…今年はヒソカって奴いないのかな?」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:11:58.88 ID:dvRDYuT40
サトツ「いえ、いましたよ」
ブハラ「でも見かけなかったけどなあ…」
サトツ「彼は、脱落しました」
ブハラ・メンチ「!?」
サトツ「体中に穴が空いていたそうです…おそらく放出系の能力者の仕業かと…」
ブハラ「そ…そんな凄そうな奴いたっけ…?」
メンチ「多分だけど…301番じゃないかしら…?あの針が刺さってる奴」
ブハラ「あいつ?確かに念で顔を変えてるのは分かったけど…」
サトツ「彼ではありません。おそらく…」
ベジータ「ぶぇっくしょい!」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:15:50.36 ID:dvRDYuT40
ベジータ「キルア、もう寝た方がいいぞ」
キルア「いやガキ扱いすんなよ」
ネテロ「…」カッ!!
キルア「!?」
ベジータ「眠いな…歳かな…」
ネテロ「どうかしたかの?」
キルア「素早いね。歳の割に」
ネテロ「今のが?ちょっと歩いただけじゃよ」
ハンター2巻読まないとこの描写わかんないかも…
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:21:51.54 ID:dvRDYuT40
翌日
レオリオ「着いたか」
試験官(仮)「生きて下まで降りること。それが試験です。制限時間72時間。スタート」
どよ…どよ…
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:29:01.23 ID:dvRDYuT40
ベジータ「何だ…ここから降りるくらいわけはないぜ」
受験生「側面は何のとっかかりも無い壁か」
受験生「壁を使って降りるのは無理だな」
ロッククライマー「普通の人間ならな」
受験生「!?」
ロッククライマー「このくらいのとっかかりがあれば、俺なら難なく降りられるぜ」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:32:51.07 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・
受験生「見ろ!!」
怪鳥「オゲゲー!!」
ロッククライマー「うわあああああ!!!」
ベジータ「ふん…」
ボシュンボシュンボシュン!!!
エネルギー弾で、怪鳥とロッククライマーは跡形もなく消え去った。
ベジータ「しまった!助けてやろうとしたのに…運の悪い野郎だぜ…(後でドラゴンボールで蘇らせてやろう)」
キルア「おーいベジータ!」
ベジータ「あ?」
キルア「何か下に入れる仕掛け見つけた」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:36:28.90 ID:dvRDYuT40
ベジータ「ほう…」ガコンガコン
レオリオ「こっちにもあるぞ!」
クラピカ「こっちもだ」
キルア「よし、せーので入ろう。ま、下で会おうぜ」
せーの!
クラピカ「…」スタ…
キルア「よっと」
レオリオ「いでえ」ドスン
ベジータ「フン」スタ…
ベジータ「短い別れだったな」
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:43:02.94 ID:dvRDYuT40
多数決の道
「これから行うことはすべて5人の多数決で決定してもらいます」
ベジータ「あと一人来るまで待たねばならんのか…」
トンパ「うぁう!!」ドスン
ベジータ「…」
トンパ「…」
ベジータ「貴様かああああああああああああああ!!!!!!!!」
トンパ「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」
ファイナル…フラーーーーーーーーーーッシュ!!!!!!!!!
トンパは原子レベルで分解された
ベジータ「ちっ…勢いあまって殺しちまった…」
キルア「おいおい…これじゃ先に進めないじゃん」
ベジータ「こんなドアは壊せばいいだろ」バキン
キルア「…(マジかよこいつ)」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:49:18.19 ID:dvRDYuT40
死刑囚のところ
ベンドット「おい、何故4人しかいないんだ?」
ベジータ「一人死んだんでな」
ベンドット「ならば良い」
キルア「(良いのかよ)」
ベンドット「我々は審査委員会に選ばれた試練官である」
とにかく死刑囚に3回勝てよってこと
ベジータ「くだらん」
218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:52:27.02 ID:dvRDYuT40
ベンドット「こちらの一番手は俺だ!そちらも選べ!!」
キルア「どうする?」
ベジータ「俺が行こう」
キルア「俺は良いけど」
レオリオ「俺もいいぜ。あんたなら安心だ」
クラピカ「同感だな」
ベジータ「さて…」
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 14:59:51.75 ID:dvRDYuT40
ベンドット「俺は、デスマッチを提案する!」
ベジータ「おい」
ベンドット「?棄権か?」
ベジータ「そんなナメック星人みたいな真似するか。質問がある」
ベンドット「何だ?」
ベジータ「貴様、家族はいるか?」
ベンドット「あ?」
ベジータ「いないなら心おきなく殺せるが、もし家にお前を待つ者がいるなら…」
ベンドット「いるわけないだろ!!!俺は強盗殺人の罪で懲役200年だ」
ベジータ「…」
ベンドット「良いこと教えてやるよ。最初に俺が殺したのは、妻と息子だ!!はっはっは!!!」
ベジータ「…」ブチ
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:02:23.38 ID:dvRDYuT40
ベジータ「ビックバン…アタック!!!!!!!」
ズッゴォオオオオオオ…
死刑囚サイドが全滅した
ベジータ「ちっ…やはり死刑囚ってのはクズだらけだぜ…」
レオリオ「あいつはいったい…」
キルア「さあね…。ま、ただもんじゃないよ」
クラピカ「そのようだな…」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:10:25.42 ID:dvRDYuT40
最後の分かれ道
「扉を選んでください。5人で行けるが長く困難な道か3人しかいけないが短く簡単な道」
長い方は最短で45時間
短い方は3分
キルア「どうする…?」
レオリオ「ベジータ、あんたどうにかできないか?」
ベジータ「…貴様ら3人で短い方に進め」
クラピカ「しかし…!ここまで来れたのはお前の活躍によるところが大きい!」
ベジータ「俺はハンターになりたいわけじゃない。お前らみたいに夢なんざないからな」
キルア「おい、本当にいいんだな?」
クラピカ「キルア!」
ベジータ「良いんだクラピカ。俺は残る。お前らと過ごした数十時間…悪くなかったぜ…」
レオリオ「く…」
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:14:49.75 ID:dvRDYuT40
キルア「じゃあな、ベジータ…」
ベジータ「ああ」
クラピカ「恩に着るぞ…」
ベジータ「ああ、だがクラピカ、復讐は程々にな」
レオリオ「あんた…最高の男だぜ…グス…」
ベジータ「立派な医者になれよレオリオ」
ギィィ…
バタン…
ベジータ「さて…」
280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:19:39.90 ID:dvRDYuT40
ベジータ「一応長く困難な道に行ってみるか…」
バシュン…
キィイイイィイイイイン…
ベジータ「ふう…ここが地上か…?45時間も経ったとは思えないが…」
レオリオ「いや~…まさか滑り台とはな…」
キルア「ケツいてえ~~」
クラピカ「!?あれは…」
三次試験
通過人数25名
297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:27:49.45 ID:dvRDYuT40
わかりにくくてすまそ
飛んだってことで
四次試験
リッポー「狩る者と狩られる者を決めてもらう」
くじ引きで引いた数字のナンバープレート→3点
自分のナンバープレート→3点
その他→1点
リッポー「合計6点溜まったら三日後に持ってこい」
ベジータ「?」
キルアは説明してあげた。
ベジータは今一理解できなかった。
308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:31:26.78 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・・・
森の中
ベジータ「とりあえず、プレートを3つ奪えばいいんだよな…」
ポックル「しっ!」
弓矢がベジータの背中に命中した
ベジータ「蚊がいるみたいだな。虫よけスプレー持ってくれば良かったぜ…」
ポックル「…(やばい…あのベジータとかいう男…やばすぎる!!)」
ポックルは逃げ出した。
323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:37:36.61 ID:dvRDYuT40
ベジータ「で、さっき引いたくじの番号…301番は3人分に匹敵するんだったかな…?」
ベジータ「だが皆プレート隠してたしなぁ…」
ギタラクル「おい…」
ベジータ「うわああああああ!!!!!」
ベジータ「な…何だその顔!刺さってるぞ!?大丈夫かお前…?仙豆食うか…?」
ギタラクル「…ヒソカを殺したのはお前か?」
ベジータ「ヒソカ…?どこかで聞いた名だが…わからんな…」
ベジータは語らない。
ベジータは過去を語らない。過去にあまり興味がないからだ。
おそらく明日にはトンパの顔すら忘れているだろう。
ギタラクル「とぼけるな…」
335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:42:33.38 ID:dvRDYuT40
ギタラクル「はっ!!」
ギタラクルはベジータに針を飛ばした。
しかし弾かれてしまった。
ギタラクル「やはり能力者…お前、放出系よりの強化系ってとこだろ」
ベジータ「こっちは心配してやったのに針を飛ばしてくるとは、礼儀がなってねえな。ナメック星人か貴様」
ベジータ「そんなに死にたきゃ殺してやるよ…」
ギャリックほぉおおおおおお!!!!!
ギタラクルは粉々になった。
チリーン…
ベジータ「ん?これは…」
ベジータは301番のナンバープレートを見つけた。
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:48:32.53 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・・・・・・・・
四次試験終了
突破者
ベジータ
キルア
レオリオ
クラピカ
ポックル
ハンゾー
ボドロ
367: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 15:54:55.57 ID:dvRDYuT40
ネテロの面談
ネテロ「久々じゃのう」
ベジータ「ああ」
ネテロ「では質問じゃ。何故ハンターを目指す?」
ベジータ「最初はわけがわからなかったが…ハンターは、戦闘民族にとっちゃ最高の職業だぜ」
ネテロ「そうか…(民族?)では、今、一番注目しているのは?」
ベジータ「カカロットだな。奴の才能はやはり」
ネテロ「受験生の中でじゃ」
ベジータ「…さあな、興味がない」
ネテロ「では、一番戦いたくないのは?」
ベジータ「キルアとクラピカとレオリオは嫌だな」
ネテロ「ほほう」
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:01:19.87 ID:dvRDYuT40
一番注目してるは?
一番戦いたくないのは?
レオリオ「ベジータだな。奴はすげえ。恩もあるし。そんなわけで、あいつとは戦いたくないな」
クラピカ「良い意味で405番。悪い意味で53番。理由があればだれとでも戦うし、なければ争いたくはない」
キルア「405番だな。最初からずっと一緒に行動してたし。戦いたくないのは53番だね。つまんなそう」
ポックル「405番だな。体が鉄なんじゃないか?もちろん405番だ。戦っても勝てる気がしない」
ハンゾー「405番だな、寿司を知ってたしよ。戦いたくないのはボドロとかいうおっさん。老人は労らないと」
ボドロ「405番だ、嫌でも目につく。99番だ。子供とは戦いたくない」
386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:06:27.36 ID:dvRDYuT40
ネテロ「最終試験はトーナメントじゃ」
ベジータ「一人しか合格しないのか…?」
ネテロ「逆じゃ。一人しか落ちない」
ベジータ「?」
クラピカ「勝ち抜けってことか?」
ネテロ「そういうことじゃ」
キルアはベジータに説明してあげた。
ベジータは今一理解できなかった。
これは、「去った者は消えなければならない」という固定観念が邪魔をした所為である。
ベジータ「とにかく勝って良いんだよな?」
キルア「勝たないとダメなんだよ」
398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:09:32.38 ID:dvRDYuT40
第一回戦
ハンゾー対ベジータ!!
ベジータ「おいおい…いきなりか」
ハンゾー「ハゲ同士仲良くやろうや」
ベジータ「…」ブチ
試験官「武器の使用は自由!殺したら失格!はじめ!」
ベジータ「殺したら失格だと…?」
426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:16:35.30 ID:dvRDYuT40
ハンゾー「おい、先に言っておくが、俺はお前を苦しめたくはない」
ベジータ「俺はお前を殺したい」
ハンゾー「そう言うな。忍の情けだ。今のうちに降参する気はないか?」
ベジータ「そんな安い挑発になるか。俺はナメック星人じゃないんだぞ」
ハンゾー「挑発じゃねえよ。警告だ。頼m」
シュン…
ベジータ「舌を引っこ抜かれたいのか?」
キルア「(もう引っこ抜いてるじゃん)」
ハンゾー「ひゅー…ひゅー…(何が起きた…?何であいつが俺の舌を握ってやがる…?)」
ベジータ「さあ、参りましたと言え」
ハンゾー「わ…わかった…ま…まいりまひふぁ!!」
勝者!ベジータ!!!
449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:21:26.49 ID:dvRDYuT40
・・・・・・・・・・・・・
結局ハンゾーは再起不能になり、脱落者となった
最終試験合格者
ベジータ
キルア
レオリオ
クラピカ
ポックル
ボドロ
479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/23(火) 16:31:43.82 ID:dvRDYuT40
ベジータ「帰ったぞブルマ」
ブルマ「あら、ベジータ、もう行ってくれたの?」
ベジータ「何に?」
ブルマ「あれ?何で手ぶらなのよ?ってことはまだ行ってないのね?」
ベジータ「いや…10日はいなかったと思うんだが…」
ブルマ「あんた、昼寝してたんでしょ!顔に跡がついてるわよ!どう見ても寝ぼけてるし」
ベジータ「何…だと…?」
ブルマ「もう、仕方ないから私も一緒に行くわよ!さあ早く!」
ベジータ「夢…だと…?」
ねえパパー!僕のマンガ知らない?
マンガ…?どんなタイトルだ…?
えっとねー…
おわり