1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:26:02.58 ID:hPeoRp+h0
古泉「ええ、なんでも東京の小学生5人組が少年探偵団なるものを結成して、
何度も難事件を解決する活躍をしているそうです。」
みくる「あ、私もそれ新聞で読んだことありますぅ
なんでも江戸川コナンくん?という男の子がすっごい頭が良いんですよね?」
キョン「それで?なんでそんな小学生共の、しかも東京の団体さんの話を今するんだ?」
古泉「実は涼宮さんに頼まれまして…」
キョン「ハルヒが?何故?」
ハルヒ「決まってるじゃない!!会いに行くのよ!!」
キョン「会いに行く…ってその少年探偵団とやらにか?」
ハルヒ「そうよ!今度の連休にSOS団全員で東京に行くのよ!!」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:26:39.80 ID:hPeoRp+h0
キョン「だーかーら、なぜせっかくの連休にはるばる東京まで出向いて
小学生に会わなきゃならんのか、その理由を説明しろ」
ハルヒ「はぁ~、あんた本当に鈍いわね。目立つためよ!!」
キョン「はぃ??」
ハルヒ「いい?我がSOS団は今まで色んな活動をしてきた。
ビラ配りもしたしホームページも作った。」
ハルヒ「でも知名度が上がったのは学校内だけ!
そこで私は気づいたの。もっとSOS団の名を世に知らしめるためには
新聞に載るのが1番なのよ!!」
キョン(まったく、次から次へとよくそんなことが思いつくな、感心するぜ)
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:27:07.12 ID:hPeoRp+h0
キョン「んで?そのガキ共に目立ち方をご教示願いに行く訳か?」
ハルヒ「バカ。対決するのよ!SOS団vs少年探偵団の推理対決よ!!」
キョン「高校生が小学生に対決を申し込むのか!?大人気もなく!?」
ハルヒ「そうよ!少年探偵団を推理でこてんぱんに負かして
新聞の一面をSOS団の名で飾るのよ!!」
キョン(真性のアホだ、こいつ)
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:28:59.04 ID:hPeoRp+h0
古泉「面白そうですね、いいじゃないですか。」
キョン(またコイツは何でもかんでも賛同しやがって
長門もなんか言え、黙ってちゃ居るかどうかもわかんないぞ)
長門「ユニーク」ペラ
みくる「うわぁ~私東京初めてなんです♪」
キョン(この人はいつもハルヒの思いつきの
犠牲者になってること忘れてるのか?)
ハルヒ「それじゃ行くわよっ!明朝10時に駅前集合、遅れた人は私刑の上に死刑だから!」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:29:19.68 ID:hPeoRp+h0
~東京・阿笠邸~
元太「光彦~なんか面白いこと無いのかよ」
光彦「なら元太君もインターネット始めてみませんか?」カタカタ
元太「俺そういう文字がいっぱい出てくるの苦手でよ~」
歩美「そういえばコナン君と哀ちゃんは?」
博士「二人なら地下室じゃよ。なんでも大事な話をするから覗くな、
とか言っておったかの~」
元太「とか言って二人でHな事してたりして~」ニヤニヤ
光彦&歩美「ええぇっっ!!??//」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:29:56.88 ID:hPeoRp+h0
~地下室~
コナン「おい灰原、たまには解毒剤くれても良いだろ?」
灰原「何度も言ってるでしょ、過度な薬品の使用は体に抗体が出来て
効きにくくなるって。二度と元の体に戻れなくなるかもしれないのよ?」
コナン「大丈夫だって、一錠くらい良いだろ?」グイ
灰原「ちょ、放しt━━っ!!」
バンッ!
光彦「は、灰原さん!!大丈夫ですかっ!?」
歩美「コナン君のバカバカバカ~~ッ!!」
コナン「お、お前ら違うんだって!これは灰原が━━━━━
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:30:36.32 ID:hPeoRp+h0
~東京駅~
ハルヒ「いやー、やっと着いたわね」
古泉「結構な長旅でしたね」
キョン(なんでコイツはいつもいつも都合よく人数分切符を用意できるんだ?)
キョン「それでハルヒ、少年探偵団とやらはどこに居るんだ?」
ハルヒ「知らないわよそんなの」
キョン「じゃあどうやって捜すんだよ?駅前の散歩ですらいつも何も見つからないのに。
東京は広いぞ?」
古泉「僕の調べに拠りますと江戸川コナン君は毛利探偵事務所に住んでいるようです」
ハルヒ「ああ、それなら知ってるわ、眠りの小五郎でしょ?
まさかこの世にキョンよりもダサいあだ名が存在するとはねぇ」
キョン(うるせぇ)
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:31:47.17 ID:hPeoRp+h0
古泉「毛利探偵事務所のある米花町へは山手線が良いようです」
ハルヒ「じゃあさっさと行きましょう♪」
みくる「ええっ!?もう行くんですか?私ちょっと東京観光しt
ハルヒ「みくるちゃん、グズグズしてる暇は無いの!ほら有希も早く来なさい!」
長門「国会図書館…」ペラ
キョン(わざわざガイドブックまで用意してなんとまあ可哀相な)
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:32:26.64 ID:hPeoRp+h0
~毛利探偵事務所~
蘭「お父さん!まったくこんな昼間っからお酒飲んで」
小五郎「いいじゃねぇかせっかくの休日なんだからそれより蘭ちゅわんもう一本♪」
ピンポーン
蘭「あらお客さん?ほらお父さん、シャキッとして!どうぞ~」
ガチャ
ハルヒ「どーも♪あたしはSOS団団長涼宮ハルヒ、こっちはあたしの忠実な団員達。
江戸川コナン君はいるかしら?ほらみんな早く入んなさい。」
古泉「初めまして」
キョン「どうも(って角ドリル!?)」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:32:56.40 ID:hPeoRp+h0
長門「お邪魔します」
みくる「こ、こんにちはぁ~」
小五郎「ヒョーwwwww」
ダダダダ バタンッ! ドタバタ●※□#▲ヌルポッ カチャ
小五郎「初めましてお嬢さん。私が名探偵の毛利小五郎です。」キリッ
「貴女の様な美しい方にお会いできるとは至ごk
蘭「お、お父さん?まさかこんな若い子を口説く気?
この子どうみても中学生くらいにしか見えないじゃない!」
みくる「あ、あの~私一応高校2年生なんですけどぉ」
蘭「あ、ごめんなさいっ、じゃあ私と同い年ですね私てっきり」
みくる「い、いえ、いいんです」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:33:40.93 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「それでコナン君は?ここにはいないの?」
蘭「あ、コナン君なら阿笠博士の所に居ると思います。でもなんで父じゃなくてコナン君に?」
小五郎「そうですとも、あんな生意気なガキよりもこの名探偵毛利小g
ハルヒ「眠りの小五郎さん、悪いけど私達は少年探偵団に用があるの。」
小五郎「なんでまたあいつらに?」
古泉「それは僕が説明しましょう。実は(ryという訳なのです。」
蘭「じゃあコナン君達電話で呼びましょうか?」
ハルヒ「いえ、いいわ私達町の中も探険したいしその阿笠博士の家を教えてちょうだい。」
蘭「あ、なら地図を」
ハルヒ「ありがとう、邪魔したわね。」
小五郎「みくるちゃ~ん、また来てね~♪」
みくる「は、はぃ~」
キョン(あのエロ親父いつかぶっ殺す)
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:34:22.54 ID:hPeoRp+h0
~阿笠邸~
コナン「ったく、酷い目にあったぜ」
光彦「でも誤解が解けて良かったです」
歩美「私、びっくりしちゃった」
ピンポーン
阿笠「おや、お客さんじゃ」ガチャ
ハルヒ「初めまして、あなたが阿笠博士?」
阿笠「そうじゃが、どちらさm」
ハルヒ「あたしはSOS団団長涼宮ハ(ry 少年探偵団はいるかしら?」
阿笠「ああ、あの子達なら中n」
ハルヒ「おっ邪魔しまーす」
阿笠(なんて落ち着きの無い子じゃ)
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:35:01.67 ID:hPeoRp+h0
~リビング~
ハルヒ「やっほー、あなた達が少年探偵団ね?」
元太「誰だこいつら?コナンの知り合いか?」
コナン「いや、知らねーy」
ハルヒ「私達はSOS団!少年探偵団に勝負を挑みにはるばる来たの!」
少年探偵団「勝負!?」
ハルヒ「そう!我がSOS団対君たち少年探偵団の推理対決よ!」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:35:36.09 ID:hPeoRp+h0
元太「なんか面白そうじゃん!」
歩美「歩美、やりたーい!」
光彦「少年探偵団に勝負を挑んで来るとはいい度胸じゃないですか!」
コナン「ところでまだお姉さん達の名前聞いてないんだけど…」
ハルヒ「ああ、忘れてたわ私が団長の涼宮ハルヒ、そして端から長門有希、
キョン、古泉一樹君、朝比奈みくるちゃんよ」
歩美「元太くん、今の覚えられた?」ヒソヒソ
元太「え、えーっと態度のでかい姉ちゃんが何とかカルビで灰原にそっくりなのがナゲット雪、
冴えない男がキャン、隣のかっこいい兄ちゃんが焦げ墨ミッキーで
おっぱいのでっかい姉ちゃんが朝比奈みくるだ」キリッ
キョン(こんな阿呆そうな焼きおにぎりが有名な探偵団なのか?
そしてなぜ朝比奈さんだけ正確に覚えられる)
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:36:13.03 ID:hPeoRp+h0
コナン「それでSOS団って?」
光彦「僕知ってます。確か関西にある高校の部活動でこの世の不思議を探してるんですよね」
ハルヒ「あら、よく知ってるわね、感心感心♪」
光彦「はい、ホームページを見た事があったので」
キョン(あんなカオスなもの見てる小学生がいるとはな)
コナン「この世の不思議?」
ハルヒ「そう!私達の目的は宇宙人、未来人、異世界人、超能力者を見つけだして一緒に遊ぶことなのよ!
よかったらあなた達もSOS団に入らない?丁度東京支部を作ろうと思ってたの」
コナン「ぼ、僕はいいや…(まさか高校生にもなってこんな非科学的な事信じてる奴がいるとはな)」
ハルヒ「少年、夢はおっきく持つものなのよ?不思議は信じる事から始まるの」
コナン(読心術!?)
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:36:38.14 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「今日はもう遅いからホテルに行くわ。あなた達、明日もここに来てくれる?」
光彦「ええ、分かりました。それでは僕たちも帰ります。」
阿笠「SOS団の皆さん、良かったらウチに泊まっていかんかの?
部屋もあるし大人数の方が賑やかで良い。」
ハルヒ「あら、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ。アンタ達も異論は無いわよね?」
長門「無い」
古泉「僕もありません」
阿笠「では部屋に案内しようかの」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:37:05.80 ID:hPeoRp+h0
~~~
トントン
古泉「はい」ガチャ
コナン「へへ、外は風も強いし今日は僕もここに泊まることにしちゃった~
あれ、ハルヒさんとみくるさんは?」
古泉「ああ、彼女達なら町の探険に行きました」
コナン「丁度よかった、お兄さん達に聞きたいことがあるんだ」
古泉「聞きたいこととは?」
コナン「ねぇ、お兄さんたち、普通の人間じゃないよね?」
古長キ「!?」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:37:29.68 ID:hPeoRp+h0
古泉「なぜそう思ったんです?」
コナン「探偵の勘、ってヤツかな?」ニヤリ
古泉「おやおや、これは感服いたしました。素晴らしい洞察力ですね。
その洞察力に敬意を表してお教え致しましょう。
おっしゃる通りいささか非常識な存在である我々、古泉一樹、長門有希、朝比奈みくるは
涼宮ハルヒの観察を任務としています。
何故なら涼宮ハルヒは特別な力を持っているからです。
世界を自分の思い通りに作る力、自分の望みを実現させる力です。
その力によって僕は超能力者、長門さんは宇宙人、朝比奈さんは未来人として生み出されたのです。
我々は涼宮さんに自らの力を自覚させる訳にはいきません。もし自覚したりフラストレーションが
爆発すれば世界の崩壊も有り得ます。」
コナン(やばい、ちょっとカマかけるはずがこんな電波話を聞かされるとは)ポカーン
古泉「おや?あなたほどの頭脳を以てしても理解するのは不可能でしたか?
江戸川コナン君、いや、高校生探偵の工藤新一…君?」
コナン「なっ!!」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:37:58.87 ID:hPeoRp+h0
キョン「おい古泉、寝ぼけてんのか?どうやったらこんな小さな子供が高校生に見えるんだ?
俺の妹より背が低いぞ。」
古泉「悪の組織の取引を目撃してしまい、未完成の薬品のモルモットにされ
その副作用で体が縮んでしまった。違いますか?」
コナン「どうしてそれを?(こ、こいつ組織の仲間か?)」
古泉「ご安心ください。確かに僕のバックにも機関が付いておりますが、
あなたの敵である組織とは無関係です。機関がちょっとした身辺調査をしている時に
あなたの正体を知ってしまっただけですよ。そして灰原さんの正体も。
我々はあなたに危害を加える気もありませんし、
寧ろ正体を隠さなければならない身として同士の様なものです。」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:38:37.50 ID:hPeoRp+h0
キョン「なぁ古泉、この少年が体の縮んだ高校生だってのを
信じるとして、これもハルヒの仕業なのか?」
古泉「いえ、涼宮さんは関係ないでしょう。仮に涼宮さんが人の体が縮むのを望んだとすれば
その人は僕や長門さんのようにもっと近くに存在するはずです。
おそらく彼が縮んだのは
コナン「ね、ねぇそんな非科学的な事言われても信じられないよ。
もし超能力が存在するなら今の物理学が全て否定されることに
古泉「物理学を超越するから超能力と言うのですよ。せっかくの機会なので証拠をお見せ致しましょう。
長門さん、お願いできますか?」
長門「…」コクン
長門「目を閉じて」
コナン「う、うん…」
コナン(か、体が熱い…この感覚、まさか!?)
長門「もう開けて構わない」
新一「体が元に戻ってる!?」
キョン「やれやれ…出鱈目だなぁもう」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:39:11.72 ID:hPeoRp+h0
長門「あなたの遺伝子情報を元に肉体を再構成した」
長門「信じた?」
新一「あ、ああ、納得できないが信じるけどさ、せっかくやってもらった所悪いが
元に戻してくれねーか?明日元太達と会うのにこの恰好じゃヤバいだろ?」
長門「それは不可能」
新一「え!?なんで?」
長門「情報の再構成は有機生命体にとって負担が大きすぎる。最低24時間は空けるのが望ましい。」
新一「それじゃいつもと変わんねーじゃねーか。どうすんだよ明日…」
長門「任せて、情報操作は得意。あなたは明日抜けられない用事があることにする。」
新一(ハハッ俺の今までの苦労は何だったんだよ)
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:39:56.17 ID:hPeoRp+h0
コンコン
灰原「江戸川君いるかしr━━!」ガチャ
新一「よう、灰原」
灰原「あ、貴方まさか隠してた解毒剤飲んだの!?」
新一「お、落ち着け、今説明するから。実はな…
かくかくしかじか
灰原「信じられないわ」
新一「俺もさ。だけど実際元の姿に戻った訳だし」
灰原「それで貴方これからどうするの?」
新一「戻るまで地下室にでも隠れてるよ」
長門「私も付き添う。貴方を放ってはおけない」
新一「そ、そうか…(灰原以上に無口な女と一日過ごすのかよ)」
長門「あなたは先に行ってて。もうすぐ涼宮ハルヒが戻って来る。」
新一「あ、ああ…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:40:21.36 ID:hPeoRp+h0
~翌朝・阿笠邸~
ハルヒ「おっはよー!みんな揃ってるわね?」
少年探偵団「おーっ!」
長門「おー…」
歩美「コナンくんは抜けられない用事があって来れないんだって」
元太「またかよ」
光彦「抜け駆けは彼の得意技ですからね」
ハルヒ「んー、そっちの人数に合わせないと不公平よね。有希、今日は休んでていいわ。」
長門「わかった」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:40:53.69 ID:hPeoRp+h0
元太「でもよ、コナン居ないと俺たち戦力半減じゃねーか?」
キョン(心配するな、こっちは長門が居ないと戦力99%オフだからな。)
「それでハルヒ、推理対決って具体的に何をするんだ?」
ハルヒ「そうね、まあ探せばなんかネタがあるでしょ」
キョン(いつも通りノープランか)
阿笠「まあ慌てんでも殺人事件くらいならすぐに起こるじゃろ」
みくる「ふえぇぇ」
キョン(なんつー治安の悪さだ)
古泉(閉鎖空間に戻りたい…)
キ、キィヤアアァァァーーッ!!
阿笠「お、早速じゃな」
キョン(なんだよこの町)
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:41:52.51 ID:0VYpy9NgO
治安悪すぎんだろww
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:42:12.78 ID:hPeoRp+h0
みくる「ふ、ふにゅぅ~」
ハルヒ「じゃあいいわね、この事件を先に解決した方が勝ち。」
光彦「望むところです」
ハルヒ「悲鳴はあっちからだわ。ほらみくるちゃん!気絶してるヒマなんかあったら
とっとと走る!」タタタッ
キョン「仕方ない、朝比奈さんは置いていこう」タタタッ
光彦「僕たちも急ぎましょう」タタタッ
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:42:42.41 ID:hPeoRp+h0
~~
元太「でっけー…」
光彦「圧巻です…」
歩美「お城みたーい♪」
ハルヒ「悲鳴はこの屋敷からね、早速入りましょ」
キョン「おい勝手によその家に入r━━
ガチャ
???「え」
???「誰?」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:43:13.28 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「私達はSOS団でこっちのちびっ子達が少年探偵団!
悲鳴が聞こえたから駆け付けたんだけど何かあったの?」
紬「実は…」ウルウル
唯「あずにゃんが…あずにゃんが……っ」グスッ
律「誰かに殺されたんだっ!」
キョン「!!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:43:59.86 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「それ、確かなの?」
紬「ええ、私達同じ部活の友達なんだけど東京に新しい別荘が出来たから
合宿しようってことになって昨日来たの…
いつもは雑魚寝なんだけどこの別荘はベッドルームが自慢だから
ばらばらに寝たんだけど……
朝梓ちゃんだけなかなか起きて来なくて…
心配になって部屋に言ったら……うっ……
包丁で…む、胸を…………」ポロポロ
律「ムギ、大丈夫、大丈夫だから…」ポンポン
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:44:43.38 ID:0VYpy9NgO
三作品融合かよ
期待してる
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:45:00.76 ID:hPeoRp+h0
古泉「この屋敷には貴女方以外いないのですか?メイドや執事などは?」
紬「いえ、全て自分達だけでやりたかったので…」
律「もう一人友達がいるんだけど梓の死体見たら気絶したから部屋で休ませてる。」
キョン(どこにも朝比奈さんみたいなキャラはいるんだな)
古泉「となると外部犯の可能性が高いですね。
若しくは…貴女方の中にご友人を殺めた者がいる……と」
律「そ、そんな私達が梓を殺すなんて!」
キョン「おい古泉」グイッ
古泉「可能性を述べただけですよ。その可能性を潰すためにお宅の廻りを
調べさせて貰ってもよろしいですか?」
紬「ど、どうぞ…」グスン
唯「あずにゃん……あずにゃん……」ボロボロ
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:45:34.28 ID:hPeoRp+h0
~~
歩美「コナン君いなくて大丈夫かな私達…」
光彦「今までコナン君抜きの時は簡単な暗号くらいでしたからね…」
灰原「ったく、あなた達たまには江戸川君任せじゃなくて自分達で解決しようとは思わないの?」
元太「そうだな、俺達だけで解決してコナンにギャフンと言わせようぜ!」
歩美「うん!歩美、頑張る!」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:45:57.93 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「窓には全て鍵が掛かっていて壊された形跡も無いわ。
キョン、一応隣のお屋敷も見回って来なさい。」
キョン「もう見てきたがなんてこったい。隣は鶴屋さんちの別荘だった。
反対側はどうやら鈴木財閥の屋敷みたいだし。」
古泉「庭に何者かの足跡が残っていますが建物の3メートル以内に近づいてはいないようです。
おそらく庭の立派な植木の鑑賞をしにでも入ったのでしょう。
こんな高級住宅地で殺人事件となると強盗の仕業と考えるのが妥当ですが、
戸締まりもしっかりしているので残念ながら内部犯の犯行ということになりますね。」
ハルヒ「とにかく一旦中に入って詳しいことを聞きましょ、アリバイとか。」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:46:25.26 ID:hPeoRp+h0
~~
古泉「つまり、まとめるとこういうことになりますね。貴女方が各々床についた昨夜12時頃から
遺体が発見される午前9時頃までの約9時間の間に
中野梓さんは貴女方の誰かに殺害された、と。」
律「そ、そんな、私達梓を殺す別けないだろっ!」
光彦「しかし、何者かに侵入された形跡もありませんし…」
唯「き、きっと宇宙人か何かなら跡を残さずに…」
キョン(後で長門に女子高生を殺す趣味のある宇宙人に心当たりがないか聞いておこう)
律「いや、唯、犯人はきっと超能力者だ!」
キョン(胡散臭い超能力者なら俺の隣で気色悪い微笑みを浮かべているが)
紬「違うわ、律ちゃん。未来人よ、犯人は。」
キョン(いや、それだけは絶対ない)
ワイワイガヤガヤ
ハルヒ「ちょっと待って!とにかくあなた達が昨夜別れてからそれぞれ何をしてたのか教えてちょうだい。」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:47:09.52 ID:hPeoRp+h0
━━━
━━
━
光彦「結局誰もアリバイが有りませんでしたね。」
古泉「当然といえば当然でしょう。彼女達は解散後お互いに会っていませんし
部屋には鍵が掛けられますからね。
それより問題なのは被害者の中野さんの部屋にも鍵が掛かってた事でしょう。
この屋敷のドアにはマスターキーが無く琴吹さんが力ずくで破って入ったそうなので」
キョン「密室殺人って事か…なんだか夏の合宿を思い出すな。
ハルヒ、何か気づいたことはないのか?」
ハルヒ「とにかく、まず密室トリックを解かないとね。あの部屋には入口が三つ。」
光彦「鍵の掛かった木製ドアが一つ、ベランダ付きの大きな窓が一つ、
縦1メートル、幅2メートルの出窓が一つ。どちらも施錠されてました。」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:47:40.14 ID:hPeoRp+h0
古泉「包丁はこの屋敷の台所から持ち出された物でした。」
灰原「五人の部屋割はこう。」
┌─┬─┬─┬─┬─┐
│梓│澪│律│唯│紬│
├─┴─┴─┴─┴─┤
└───廊下───┐階段
ハルヒ「トイレの無い廊下の1番奥の部屋だから誰も前を通らないわね。」
キョン「夜中に不審な物音とかしなかったんですか?」
紬「いえ、静かな夜だったと思います。」
ハルヒ「争った音はしなかったでしょうね。死体は胸にグサリと一突き。他に傷は無かったし
そういえば床にあまり血は飛び散って無かったわね。
キョン「犯人か返り血を浴びたから床には着かなかったんじゃないか?」
ハルヒ「だとしたらどうやって血痕をごまかしたかも疑問の一つね。誰の服にも血は着いてないもの。」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:48:29.73 ID:hPeoRp+h0
元太「そういえば俺こんなの拾ったぞ」ゴソッ
光彦「釣り糸の様ですねぇ。それもかなり長いのが2本。元太君、これどこで拾ったんですか?」
元太「殺された姉ちゃんの部屋の出窓の外側に引っ掛かってたぜ。」
キョン「何故それを早く教えん。」
元太「エヘヘ…」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:54:36.34 ID:hPeoRp+h0
ハルヒ「犯人の遺留品と見て間違いないようね」
古泉「では密室のトリックは出窓を使ったという事になりますね。」
キョン「ああ、部屋の鍵も出窓に置いてあったし間違いないだろう。」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:50:30.62 ID:hPeoRp+h0
古泉「それも踏まえて考えてみましょう。」
~~
歩美「元太君、何かわかった?」ヒソヒソ
元太「やっぱりあのヨモギって姉ちゃんが怪しいんじゃねぇか?」ヒソヒソ
光彦「ツムギさんですよ元太君!」ヒソヒソ
歩美「でもなんで?」ヒソヒソ
元太「あの眉毛はいかにも犯人だろ」ヒソヒソ
光彦「」
歩美「」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:50:59.91 ID:hPeoRp+h0
灰原「確かに屋敷の所有者である彼女はトリックを考えやすいだろうけど、
それだけで決められないわ。」
元太「じゃ、じゃああのド田舎って姉ちゃんじゃねぇか?」
光彦「田井中さんですか?何故?」
元太「アイツあの性格悪い姉ちゃんにそっくりじゃん」
歩美「園子お姉さんはいい人だもん!」プンスカ
灰原「あんた達少しは真面目に考えなさい
じゃないといつまでたっても江戸川君に追いつけないわよ。」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:51:34.29 ID:hPeoRp+h0
~~~
キョン「やばい、解らねぇ」
ハルヒ「ちょっともう夜9時じゃない!?」
キョン「今日はもう帰るか。朝比奈さんもきっともう良くなってるだろうし」
ハルヒ「まったくみくるちゃんの怖がりにも困ったものね。しばらく東京に置いていこうかしら。
この治安の悪い所に一週間もいればきっt━━!?」
光彦「!!」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:56:35.10 ID:hPeoRp+h0
━━━
━━
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~2階・廊下~
ドタバタドタバタ
律「た、大変だ~!真相を見破られたムギが口封じに唯を殺しちまった~!!」棒読み
澪「なにっ!?」ガチャッ
律「あら~、元気そうですわね澪ちゅわん♪」
澪「り、律!これは…!?」
唯「フフフ…全てネタは上がっているんだよ秋山君。」フンス
紬「犯人は貴女です!!」ビシッ
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:58:41.78 ID:0VYpy9NgO
えっ
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:59:58.86 ID:hPeoRp+h0
~~~
キョン「それでハルヒ、今回はどんなトリックだったんだ?」
ハルヒ「簡単よ。被害者を刺殺した犯人は鍵を閉めた後、鍵を部屋の中に戻したのよ。この釣り糸を使ってね。」
光彦「仕掛けはこうです。まず2本の釣り糸を結び鍵のキーホルダー用の穴に通します。
そして糸の端を窓の外に出してから部屋を出て鍵を閉めます。後は外から釣り糸の端を引っ張れば」
ハルヒ「鍵はドアの下の隙間を通って出窓に乗り、窓に引っ掛かれば結び目はほどけ密室の完成ってわけ。」
キョン「しかし外まで回らないと糸は引っ張れないぞ。そんな面倒なことわざわざするか?」
ハルヒ「あら、外まで行く必要は無いわ。何故なら━」
光彦 「犯人には」
ハルヒ&光彦「共犯者がいたのだから!」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:00:49.43 ID:AoG2hOdY0
光彦wwwwwwwww
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:04:00.06 ID:hPeoRp+h0
キョン「きょ、共犯者?」
ハルヒ「庭に足跡が残ってたでしょ。あの足跡は玄関付近にはついてなかったから外部に共犯者がいるって確信したの。」
キョン「しかし建物から3メートル以内に近づかずどうやって?」
光彦「恐らく昨夜は風が強かったので近づく必要が無かったんだと思います。
釣り糸は軽いですから簡単に風になびくでしょう。そうですよね、共犯者の阿笠博士?」
歩美&元太「博士ぇ~!?」
ガチャ
博士「いやー参ったのォ。こんな簡単にバレるとは思わんかったわい。」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:08:54.05 ID:hPeoRp+h0
キョン「ますます解らんのだがハルヒよ、何故この爺さんが共犯だとわかった」
ハルヒ「あんたホントに馬鹿ね。今朝の台詞を思い出してみなさい。
━━━━━━━━━━━━
阿笠「まあ慌てんでも殺人事件くらいならすぐに起こるじゃろ」
キ、キィヤアアァァァーーッ!!
阿笠「お、早速じゃな」
━━━━━━━━━━━━
おかしいわよね。いくら治安が悪くても悲鳴を聞いただけで殺人事件だなんて分からないわ。
ただの痴漢や引ったくりかも知れないし。
そう、つまりそれが分かるのは犯人だけってことよ!」
キョン(なるほど、しかしまだ謎はすべて解けていない…)
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:12:37.06 ID:hPeoRp+h0
キョン「返り血の件はどうなった?彼女の服に血痕は見えんが」
ハルヒ「それもきわめて簡単よ。着替えればいいんだから」
キョン「服が変わっていれば怪しまれないか?みんな昨夜は一緒に風呂に入ったんだろ?」
光彦「そう、同じものに着替えたんですよ」
キョン「なに?」
灰原「彼女の服装を見てみなさい。上から下まで『しまむら』じゃない。
大手メーカーなら同じものはすぐ手に入るわ。」
澪「…///」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:17:14.32 ID:hPeoRp+h0
光彦「おそらく気絶したふりもその為でしょう。死体を見て気絶すれば犯人と思われないでしょうし
部屋の中を捜されて血まみれの服が見つかる心配もありませんから。」
元太「けどよー、なんでわざわざそんなことするんだ?
部屋となりなんだからベランダから飛び移ればいいじゃん」
灰原「それはお友達が理由をよく知っているんじゃないかしら」
律「澪の奴怖がりだから…」
紬「飛び移るなんてできなかったのね。」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:21:01.75 ID:hPeoRp+h0
歩美「でもどうして博士が?」
灰原「それは全てが」
光彦「博士の仕組んだ」
ハルヒ「ゲームだったからよっ!」ビシッ
博士「大正解じゃよ、ホッホッホ。
実は古泉君に頼まれてすべて仕組んだんじゃ。」
キョン(やはりこいつの仕業か)
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:25:48.32 ID:hPeoRp+h0
キョン「じゃあ、あの死体は…」
梓「ど、どうもです…」ガチャ
唯「あー、あずにゃん♪」
キョン「な、なんですと!?」
ハルヒ「あんたねえ、こんな大事件が起きたのに誰も救急車や警察を
呼ばない時点で気づきなさいよ」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:30:25.77 ID:hPeoRp+h0
光彦「それにしても博士、よくこんなトリック思いつきましたね。」
博士「どうじゃ、見直したじゃろ」
灰原「ま、どうせ全て誰かさんが考えたんだろうけど」
コナン「あれ、ばれてたか」ガチャ
長門「…」スッ
歩美「コナン君!」
キョン「それに長門!?」
博士「この二人のおかげじゃよ、それと琴吹君。」
紬「実は私、あなた方のお友達、鶴屋さんと園子さんとお知り合いだったのよ。」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:32:11.10 ID:0VYpy9NgO
すげぇ
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:36:16.75 ID:hPeoRp+h0
唯「なんだか楽しかったね~♪」
律「二人とも泣く演技までしちゃって逆にこっちが困ったぜ」
唯「あずにゃ~ん、生きててよかったね~」ガバッ
梓「ちょ、ちょっと唯先輩、こんな所でやめてください…//」
元太「そういえば推理対決はどうなったんだよ」
光彦「あ、すっかり忘れてました」
キョン「引き分けってことでいいんじゃないか?」
ハルヒ「そうね、楽しかったからそれでいいわ。」
唯「ねえねえ、せっかくだから私たちの演奏聞いて行ってよ」
歩美「歩美、聞きたーい♪」
紬「では皆さん、スタジオに案内しますわ。おいしいお茶もありますわよ♪」
「やったー!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:41:15.72 ID:hPeoRp+h0
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~ふわふわ時間♪ ふわふわ時間♪
チャチャ、チャチャ、ジャーン
ハルヒ「ちょっと甘々だけどいい曲ね。次は私たちが演奏しましょう。
楽器はあるかしら?」
キョン「俺たちもやるのか?」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:45:54.79 ID:hPeoRp+h0
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~何も見てないフリで 背中見てた~♪
ジャカジャカ ジャカジャカ
唯「う、上手い…」
梓「こんな上手いギター聞いたことないです…」
ハルヒ「次はみんなで歌いましょう!」
コナン「え」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:46:22.38 ID:AoG2hOdY0
そういえばコナン音痴だったな
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:49:15.85 ID:hPeoRp+h0
律「行くぜーーっ!! Don’t say “lazy”ーーーっ!!!」
チャンチャン チャカジャンチャカジャン
コナン「ぷりぃ どん せー ゆぁ れーじー♪」
キョン(やれやれ、下手にも程があんだろ)
阿笠(はて、何か忘れてる気もするが…)
~阿笠邸~
みくる「み、みなさ~んどこにいるんですか~?わたしなにを…」グスン
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:54:59.39 ID:hPeoRp+h0
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~翌日・東京駅~
コナン「なあ、どうしてわざわざ東京の豪邸を使ってまであんな茶番を用意したんだ?
ただの暇つぶしなら地元でも十分できただろ?」
古泉「実は涼宮さんの退屈凌ぎは口実で、本当は阿笠博士に是非一度
お目にかかっておきたかったのですよ」
コナン「博士に?どうして?」
古泉「彼を機関にスカウトするためですよ。我々機関は様々な人材を探しています。
阿笠博士は我々が目を付けた中でも特に魅力的な存在ですよ。
偶然の産物とはいえ、彼以外にはいませんでしたからね。
肉体を幼児化させる薬を発明した科学者…は。」
━━━ 完 ━━━