1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:05:31.14 ID:xFNczUPf0
あき教室!
やすな「というわけで、お願いしますあぎりさん!」
あぎり「わかりましたぁ~ソーニャを、まほぉ~しょぉ~じょにすれば、よろしぃいんですね?」
ソーニャ「そんなの聞いてないぞやすな!」
やすな「やっちゃってください!」
あぎり「でぇわぁ~、いきますねぇ~」
ソーニャ「おい!」
あぎり「にんぽぉ~てぃろふぃなぁ~れぇ~」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:12:56.50 ID:xFNczUPf0
あぎり「はい、これで、ソーニャは今日から、まほぉ~しょぉ~じょですよぉ~」
やすな「やったぁ!ぃよかったねソーニャちゃん!!」
ソーニャ「どうもなってない」
やすな「あれー?うーん、ホントにかかったんですかぁ?あぎりさん」
やすな(おかしいな…魔法少女になると石が体を突き破って出てくるはずなのに…)
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:16:57.04 ID:xFNczUPf0
あぎり「かかりましたよぉ?」
やすな「でも何も変わってません!」
あぎり「にんぽぉ~なので、外見には一切影響がないんですぅ~」
チョー「根拠無し」
やすな「そ、そうだったんだ…」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:21:44.18 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「気がすんだか?まったくバカバカしい。やすな、私は先に戻るぞ」トテトテ
ガラガラ ピシャン
やすな「あぁソーニャちゃん…」
あぎり「いっちゃいましたね~」
やすな「もう!せっかく私が魔法少女にしてあげたのにお礼も言わないで行っちゃうなんて!ヒドイよ!」
あぎり「ウフフフ~」
やすな「すいませんあぎりさん、また来ます!」タタタ
あぎり「あ~」
ガララ ピシャン
あぎり「そぉ~るじぇむを渡すの忘れてましたねぇ~」ピカピカ
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:23:43.26 ID:GgkgcPEK0
まどかネタが分からんとキツイな
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:27:44.64 ID:xFNczUPf0
教室
ソーニャ「忍法なんてバカバカしい…大体忍法で魔法少女になんかなれるのか?」ブツブツ
ガララ
やすな「もう!ソーニャちゃん!ヒドイよ勝手に帰るなんてー」
ソーニャ「無理矢理あぎりの部屋に連れて行かれて変な忍法かけられた私のほうがヒドイ目にあったと思うけどな」
やすな「それくらいいーじゃんケチ!」
ソーニャ「ケチとかの問題じゃなくてだな…」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:37:50.98 ID:xFNczUPf0
やすな「せっかく私が高いお金払ってソーニャちゃんを魔法少女にしてあげたんだよ?お礼に魔法で1億円出してよ!」キラキラ
ソーニャ「お前ホントに信じてるのか…」
やすな「ほらほらー恥ずかしがらずに、さぁ!」
ソーニャ「ヤダ。っていうか出せるわけないだろ」
やすな「えぇーソーニャちゃんはもう魔法少女なんだよ?一億出すくらい簡単なはずだよ!」
ソーニャ「出せたとしても出さない」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:39:10.11 ID:xFNczUPf0
やすな「ちぇっ、なんだよせっかく人が800円も払って魔法少女にしてあげたのに!ソーニャちゃんのドケチ!」
ソーニャ「ムカァ!」
バキッ
やすな「いぃたぁぃー…」プスプス
ソーニャ「で、魔法少女ってなんなんだ?」
やすな「えー知らないの?!ソーニャちゃんダッサーイ!」ププププ
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:42:17.39 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「なんだかすごい魔法が使えそうな気がしてきた…」ジャラン
やすな「魔法じゃないしナイフはダメ、ダメェー」オタオタ
ソーニャ「そうか、じゃ関節技ならいいんだな」
グギッ
やすな「Magic!」
ソーニャ「言え、魔法少女ってなんなんだ」
やすな「魔法少女はね、人の為に良いことをして悪いヤツらをやっつけるんだよ!カッコイィー!」
ソーニャ「そういうことならもうしてる」
やすな「殺し屋と魔法少女は全然違います」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:47:40.88 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「そうなのか?」
やすな「それでね、魔法少女は一つの願いと引き換えに愛と勇気の戦士になって戦うんだよ」
ソーニャ「私は何も願いを叶えてもらってない」ムスッ
やすな「それくらいいいじゃん」
ソーニャ「よくない!」ドン
やすな「まぁそのうちなんかあるよ!」
ソーニャ「人ごとだと思いやがって」
やすな「魔法少女だよ?魔法なんだよ?!すごいじゃん!ヤッホー!!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:53:11.70 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「まったく。どうせやすなのことだから、またテレビか何かに影響されたんだろ」
やすな「エヘヘー、実はねーこのまえ夜に起きたらたまたまテレビでアニメやっててさ」
ソーニャ「やっぱり…」
やすな「それでね!ソーニャちゃんみたいに金髪でツインの人が居て、だったらソーニャちゃんもなれるかなーって思ってあぎりさんに頼んでみました!」
ソーニャ「適当な上に余計なお世話…」
やすな「大丈夫!ソーニャちゃんのほうが可愛さでは勝ってるよ?」
ソーニャ「///そ、そうか」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 15:56:29.19 ID:xFNczUPf0
やすな「でも毎日ケーキと紅茶をたらふく食べないと魔法が使えないみたいなんだよねー」
ソーニャ「やっぱり魔法を使うとなんかこう、エネルギーを吸い取られるんだろうな」
やすな「その人のほかにはねー、なんか青いのと赤いのとピンクとメガネがいるんだー」
ソーニャ「ふーん、ま私はまったく興味がない」トテトテ
やすな「あーちょっとソーニャちゃん!どこいくの?!」
ソーニャ「トイレだ」
ガララ ピシャン
やすな「もう…ソーニャちゃんたら」
?「僕を呼んだのは君かい?」
やすな「え?」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:03:16.25 ID:xFNczUPf0
トイレ
ソーニャ「魔法なんてあるわけないじゃないか…」ジャー
ソーニャ「…」ゴシゴシ
ソーニャ「どこも変わってない」フキフキ
ソーニャ「でもあぎりのことだ…何か仕掛けが…」ジー
ソーニャ「へ、へんしーん///」
やすな「なにしてんの?」ジトー
ソーニャ「こ!これはだな、ストレッチだ!そうだいつ刺客が来てもいいようにだな!」
?「でも君は今確かに変身と言っていたよ、ソーニャ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:07:29.47 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「ヒッ、な、なんだこれは やすな!!貴様ぁ!!」」
やすな「しらないの~?QBだよQB」
QB「きゅっぷい!」
ソーニャ「よるな!このバカやすな!!落ちてる物は拾うなっていつも言ってるだろ!!」
やすな「え、でもこれは落ちてなかったよ」
ソーニャ「わかった!これ以上近づくな!」ガクガク
QB「こんな反応をされたのは君が初めてだよソーニャ」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:10:16.52 ID:xFNczUPf0
やすな「こんなにかわいいのにー」ナデナデ
ソーニャ「バカ!触るな!!バイキンがつくぞ!」
QB「これじゃ魔法少女としての先が思いやられるよ」トテトテ
ソーニャ「うぅうるさい!これ以上近づくと殺す!」ジャキッ
やすな「ダメだよソーニャちゃん!!」
QB「大丈夫だよソーニャ、アレルギーのもとになる成分を僕は含んでいないよ!」トテトテ
ソーニャ「くるなぁぁぁぁ!」ピカー
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:14:53.36 ID:xFNczUPf0
やすな「ソーニャちゃんが発光してる?!」
ソーニャ「な、なんだこれは?!スタングレネードか?!」
やすな「ついに魔法少女になっちゃうんだねソーニャちゃん!!」
QB(やすな、君の瞳に焼き付けておくんだ…)
やすな「わーい!すっごぉぉい!!ダイオードみたい!!」ワサワサ
QB「君の望んだ、ソーニャの変貌を…」
ソーニャ「もしかして?!ホントに魔法少女に?!」
シュワー
QB「こ、これは?!一体?!」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:18:34.53 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「な、なんだこれは?!」
やすな「わぁーソーニャちゃんマミさんにそっくり!」
QB「驚いたよ、まさか君のコスチュームがマミそっくり、いや、マミそのものだなんて」
ソーニャ「マミ?誰だそれ」
やすな「さっき教えてあげたじゃん!黄色くてケーキたべるほらあの人だよ!」
ソーニャ「あぁ…そ、そんなに似てるのか?」
QB「顔や体は似てないかもしれないけど、姿はまるでマミそのものだよ」
ソーニャ「これで一体どうやって戦うんだ?」
QB「僕を殺そうとしたその銃があるじゃないか」
やすな「大丈夫!銃が使えるソーニャちゃんならティロフィナーレくらい余裕で使えるよ!」
ソーニャ「ティロフィナーレ?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:33:27.71 ID:xFNczUPf0
やすな「そう!超すごい必殺技だよ!」
ソーニャ「すごい名前だな…人前で言うの恥ずかしくないか?」
やすな「もう!ソーニャちゃん!マミさんの悪口言っちゃダメだよ!」
QB「やれやれ、君達はいろんな意味でイレギュラーだね」
?「ソーニャ…変身できるなんて知らなかったぞ…こうなったら私も…!」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:33:56.93 ID:xFNczUPf0
あききょーしつ
?「出てこい忍者!!」
あぎり「よびましたかぁ~?」デルン
没「私も…私も魔法少女にしてくれ!!」
あぎり「いぃですよぉ~。でぇわぁ~….」
没「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:38:11.65 ID:xFNczUPf0
ひるやすみ おくじょー
やすな「それじゃぁさっそくお願いします!」
ソーニャ「無理だっていってるだろ!」
やすな「焼きそばパンくらいなら出せるでしょー!」
ソーニャ「バカ!そんなことに使ってたらもったいないだろ!」
やすな「なにが?」
ソーニャ「使ったぶんだけ私は食べなきゃダメなんだぞ!体重が増えると仕事に支障が!」
やすな「じゃ魔法でやせればいいじゃん」
ソーニャ「もういい!」プイッ
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:43:50.94 ID:xFNczUPf0
やすな「クッソぉ…お金が出ると思ったのに」
ソーニャ「やすな、お前お金もって無いのか?」
やすな「今朝あぎりさんに全部あげちゃった…」チーン
ソーニャ「忍法、高かったのか…」
あぎり「800円は、通常と比べて、たぁいへんお安くなっていると思っているんですけどねぇ~」ヌルン
やすな「うわ!」
ソーニャ「あぎり!?」
あぎり「呼ばれた気がしたのでぇ~」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:44:36.55 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「ちょうどいいところにきた、一体私になにをしたんだ?!」
あぎり「やすなさんの言った通りに、ソーニャをまほぉ~しょぉ~じょにしただけですけどぉ~」
やすな「ほらね!ほらね!やっぱりソーニャちゃんは魔法少女なんだよ!やったね!!」
ソーニャ「ホントなのか、あぎり」
あぎり「ホントもなにも、もう変身してるじゃないですかぁ~」
ソーニャ「くそっ!やすな!!お前のせいだぞ!!」
やすな「えぇ、うれしくないの?」
ソーニャ「あーもう!」
あぎり「じつわぁ~、これを渡しに来たんですぅ~」サッ
やすな「わ!あの石だ!」
QB「それが君のソウルジェムかい?折部やすな」ヒョコッ
やすニャ「え?」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:48:10.51 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「私のじゃないのか?しかもコイツいったいどこから?!」
あぎり「あぁれぇ~?私、言ってませんでしたかぁ~?」
QB「折部やすな、君はソーニャが魔法少女になることを願って僕と間接的に契約したんだよ」
あぎり「じゃ、これあげますぅ~」
やすな「わぁ!キラキラしててキレーイ!ヤッター!」
あぎり「黒くなると、たぁいへんなことになるので、大事にしてくださいねぇ~」
ソーニャ「…私のぶんは無いのか?」
あぎり「すみませぇ~ん品切れですぅ~」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:52:09.36 ID:xFNczUPf0
QB「ソーニャ、君は今は正規の魔法少女じゃない。しかし君には正規の魔法少女を超える素質がある。僕と契約して魔法しょ
グチャァ
やすな「あー!QB!」
ソーニャ「誰だ!」ジャキ
ほむら「心配無いわ。あれはすぐ戻ってくるから」
やすな「あ!メガネの人だ!っていうかひどいよソーニャちゃん!!」
ソーニャ「違う!私じゃない!!」
あぎり「ウフフフ~」
ほむら「あなた達、事の重大さに気付いてないわね…」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:53:11.76 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「そうだ!お前が魔法少女なら私はもう普通の殺し屋に戻っていいだろ!!はやくもどせ!」
やすな「えーそんなこと言われても私わかんないよー」
あぎり「ウフフフ~」
ほむら「そうじゃないわ…」
ソーニャ「大体なんで私が変身してて魔法少女のお前が普通のままなんだよ!」
やすな「そんなこと言われてもやりかたわかんないしー」
ソーニャ「このバカやすな!」
バキッ
やすな「ヒドーイ!ぶったぁー!たんこぶできたあぁぁぁぁぁ!」バタバタ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:58:01.51 ID:xFNczUPf0
ほむら「落ち着きなさい」
ソーニャ「やすなが悪いんだぞ!」
やすな「くそぉくそぉ」キュポッ
ほむら「!」
あぎり「ウフフフ~」
QB「傷を引っ込めるその治癒能力は美樹さやかを凌ぐものだね!」
やすな「あ!QB!生きてたの?」
QB「まったく、これで一体何度めだい、曉美ほむら」
ほむら「悪いけどかまってあげあれないわ。もうすぐボツプルギスの夜がくる…」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 16:58:52.62 ID:xFNczUPf0
やすな「ボツプルギスの夜?」
ほむら「魔女の親玉よ…倒さなければこの街は壊れてしまう」
ソーニャ「やすな!お前、またなんかしたな!」
やすな「今度は本当になにもしてないよー!」
杏子「なにもしてないなんて、よく言えたもんだねあんた」
ほむら「おそかったわね」
さやか「うわぁーホントにマミさんそっくりじゃーん!」
まどか「ホント、カワイイ!」
マミ「…」
ソーニャ「///」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:02:37.69 ID:v97GZd/30
まさか魔女の正体は・・・・・・・・・
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:04:01.58 ID:xFNczUPf0
やすな「うわぁ!なんか全部揃ったよソーニャちゃん!!」
マミ「あなたがソーニャさんね…」
ソーニャ「あぁ…」
ソーニャ(魔法を使っていると…やっぱりこんな体型になるのか…)
やすな「ソーニャちゃん!サインもらおうよ!ヤホー!」
杏子「なぁに暖気な会話してるんだい?もう時間ないんだけど」
さやか「で、あんたが新しい魔法少女なわけね」
ソーニャ「いや、私じゃなくて」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:05:04.44 ID:xFNczUPf0
まどか「一緒に頑張ろうね、ソーニャちゃん」
ソーニャ「い、いや、だから私は魔法少女だけど本物のじゃなくて」
やすな「本物はわたしです!」ドヤァ
杏子「はぁ?」
まどか「えっと、どういうことかな」
QB「僕が説明しよう。折部やすなは呉識あぎりを通して僕と間接的に契約を結んだ」
QB「そしてその時、彼女はソーニャが魔法少女になることを願った」
やすな「へーそうだったんだ」
ソーニャ「バカ!自分で言っておいてもう忘れてるのか!」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:08:14.27 ID:xFNczUPf0
マミ「じゃあ…じゃあどうしてソーニャさんだけが魔法少女の姿に?」
QB「二人が別々の人間だと考えるのはやめたほうがわかりやすいかもね」
ほむら「…ヒドイことをするようになったのね」
QB「そうかな?僕は言われた通りに事を進めただけなんだが」
さやか「で、結局はどういうことなの?」
ほむら「そうね、簡単に言えばコインの表が折部やすなで裏がソーニャ…」
QB「つまりはそういうことだね。折部やすながソーニャを変身させて、ソーニャが魔法少女として戦うんだ。一心同体と考えたほうがいいね」
マミ「ヒドイ…」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:11:05.79 ID:xFNczUPf0
QB「ソーニャ、君は折部やすなの分まで背負って魔法少女として生きていくんだ」
ソーニャ「は?」
やすな「ありがとうソーニャちゃん!」
杏子「何の理由もなくいきなり魔法少女にされた上にタダ働きじゃ、ソーニャもたまったもんじゃないね」
ほむら「ソーニャさん、自分の運命を恨まないことね…」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:15:26.04 ID:xFNczUPf0
さやか「まぁ、あんたが変身してるってことはさ、もうあんたが戦うしかないってことだよ!」
ソーニャ「ハッ!そうだ!なんで私がお前の為なんかに!!」
やすな「えーだってそんなの知らなかったんだもーん!」
ソーニャ「こぉの、バカやすな!」
バキッ
やすな「うわぁぁぁん」
マミ「ちょっと、揉めちゃダメよ」
杏子「どうするぅ?コイツら、足でまといにしかならないんじゃないの?」
さやか「そうかもね」
まどか「みんなちょっとまってよ!」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:20:33.26 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「足でまといだと?いいだろう!どんな刺客かは知らないが私が片付けてやる!」ジャキ
ほむら「近いわ…ボツプルギスが…来る!」
ガシャァァァン
あぎり「あ~、やっぱり出てきちゃいましたねぇ~」
ソーニャ「あぎり、お前まさか知ってるのか?あれ」
あぎり「じつわぁ~」
ちょっとまえ あききょうしつ
あぎり「じゃ、お代もいただいたのでぇ~、さっそくいきますねぇ~」
没「よし!こい!」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:21:31.98 ID:xFNczUPf0
あぎり「にんぽぉ~わるぷるぎすのじゅつぅ~」
没「うわぁぁぁぁぁ!!」
没「…ん?おい!なにもかわってないぞ!」
あぎり「すみませぇ~ん、主人公になりたいという願いは、色々と事情があってダメでしたぁ~」
没「…いやぁぁぁぁぁ!」
パリーン
あぎり「あ~、そぉるじぇむがぁ~」
あぎり「といぅ~ことがありましたぁ~」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:25:48.41 ID:v97GZd/30
あぎりさん酷いww
でも、これで没キャラの本来の役割を果たしているような
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:27:07.17 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「先に言え!!」
ほむら「呉織あぎり、あなたは味方なの?敵なのかしら?」
杏子「コイツもQBの手下ってことかい?」
あぎり「いえいえ~、私はただ仲介しただけですよぉ~?」
QB「たまに委託することもあるんだよ曉美ほむら。彼女が言っていることは正しい」
まどか「でもどうして?」
あぎり「忍者ですからぁ~」
やすな「すっごぉいあぎりさん!フッフー!」
ソーニャ「感心するなぁー!」
さやか「とか言ってるうちに近付いてきましたよー!」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:28:27.16 ID:xFNczUPf0
ボツプルギス「ソーニャぁ….やすにゃぁ…」ゴゴゴゴ
グラグラ
やすな「あぁぁ!すごい地震!!見てみてソーニャちゃん!マッサージチェア!」ブルブル
ソーニャ「そんなことしてる場合か!」
マミ「いくわよ!」
杏子「なんだかわかんないけど、いつも通りに片付けちまうか」
まどか「ソーニャちゃん、いくよ!」
さやか「困ったら先輩のこの美樹さやかちゃんにいつでも頼りな!」
ソーニャ「クッ…私一人で、一発で片付けてやる!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ピカー
やすな「いけいけぇ!ティロフィナーレかもぉん!!」
マミ「え?」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:31:19.34 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「ティロフィナーレ!!」
ズゴーン
ボツプルギス「うわぁぁぁぁぁぁ!神様ぁぁぁ!」
キラーン
やすな「すっごぉいソーニャちゃん!やれば出来るじゃん!」
ソーニャ「ま、私が本気を出せばこんなもんだ」
ほむら「…少し甘く見ていたようね」
杏子「あんたやるじゃん!食うかい?」サッ
やすな「あ、食べる食べる!」
ソーニャ「コラ!ちゃんと半分こだぞ!」
まどか「マミさんのよりすごかったね!」
さやか「すごいよあんた!見直したよ!」
QB「やっぱり君には素質があるよ!」
マミ「…」ピクピク
ソーニャ「照れるなぁ///」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:35:09.36 ID:xFNczUPf0
さやか「可愛くて強いとか、最強じゃないっすかぁ!」
杏子「マミのコスチュームに似てるけど個性はあるね」
まどか「ソーニャちゃんかっこいい!」
QB「なるほど、やすなが念じるほど君は強くなるようだ。どうだい?考え直して僕とけいや
ズチューン
まどか「QB!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:38:43.78 ID:xFNczUPf0
ほむら「どうしたのかしら、巴マミ…」
やすな「あぁ!またQBが!」
マミ「…ティロ…」
杏子「えー?なんだっていうのさ?」
マミ「…ティロフィナーレは…」
マミ「ティロフィナーレは私の物よ!!」ジャキッ
さやか「マミさん!」
まどか「ダメだよマミさん!」
ソーニャ「どういうつもりだ?」
マミ「私より目立つ上に私のティロフィナーレまで奪って…こうなったらもう、死ぬしか無いじゃない!」
ソーニャ「ほう…だが私が死ぬとは限らないぞ…」ジリジリ
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:44:07.36 ID:xFNczUPf0
ほむら「やめなさい!」
ギャーギャー
やすな「さーてさっきもらったお菓子でも食べようかなーっと」
まどか「マミさんやめてー!」
ソーニャ「銃をおろせ!」
ギャーギャー
やすな「もう、うるさいなぁー食べる時くらいは落ち着いてたべっ ググっ?!」
バタッ
ソーニャ「あぁ!やすな!!」
あぎり「死んでますねぇ~」チーン
マミ「いってしまったわ…うまい棒に導かれて…」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:45:01.32 ID:nZrGjuCE0
どういう事?
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:50:52.17 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「クッソぉ!やすなぁぁ!うまい棒なんかで喉つまらすなよバカ!」
ソーニャ「なんであんな物で窒息するんだ!ふざけてないで起きろよ!やすなぁぁ!!グスッ…」
まどか「…」
さやか「…」
杏子「うまい棒で死ぬこともある…これが魔法少女ってもんだよ…ソーニャ」
マミ「すごくあっけなかったわね…」
ソーニャ「クッソぉ!あぎり!お前の忍法でどうにかしてくれよ!」
あぎり「といわれましてもぉ~」
QB「僕と契約すれば折部やすなは生き返るよ?」
ほむら「ダメよそいつの言うことに耳をかしちゃ」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:53:19.80 ID:xFNczUPf0
まどか「残念だけど..ソーニャちゃん…諦めよう?」
さやか「悲しんでる暇なんて…魔法少女にはないんだ…」
杏子「あんたが死ななかっただけラッキーじゃないか」
ソーニャ「クソぉ!クソぉ!」
あぎり「あ、やすなさんを生き返らせることはできませんけどぉ~、全部なかったことにならできますよぉ~?」
QB「え?」
まさ杏ほマ「え?」
ソーニャ「それで頼む!800円だ!」
あぎり「でぇわぁ~、さっそく」
あぎり「にんぽぉ~えんかんのじゅつぅ~」
….
…
..
.
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:57:53.64 ID:xFNczUPf0
きょうしつ
やすな「…ハッ!寝てた」
ソーニャ「んんー…ハッ!やすな!大丈夫か?!」
やすな「えーもう何ぃ?起きたばっかりなんだから大きい声ださないでよー」
ソーニャ「…ムッカァ!!」
バキッバキッゴンッ
やすな「ヒードォイ!なにもしてないのにぶったぁぁぁ!」
ソーニャ「やすなのせいでヒドイ目にあったんだぞ!」
やすな「え?何言ってるのソーニャちゃん?寝ぼけてるの?」
ソーニャ「…んもぉいい!」トテトテ
やすな「あ、ちょっと待ってよソーニャちゃん!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 18:02:51.58 ID:xFNczUPf0
ソーニャ「…なんだよ」
やすな「私ね、夢の中でソーニャちゃんが魔法少女になって世界を救う夢をみたの!」
ソーニャ「…で?」
やすな「ソーニャちゃんはとても強くて優しくて私のために頑張ってました」
ソーニャ「いつものことだな」
やすな「エヘヘ、そんなソーニャちゃんが私は大好き!」ニコッ
ソーニャ「///やすな」
やすな「ありがと、ソーニャちゃん!」ギュッ
ソーニャ「やすな…」
やすな「というこで、あぎりさんの忍法でソーニャちゃんを本物の魔法少女にしてもらいましょう!」
ソーニャ「ダメだ!」
バキッ
やすな「ヒドイよソーニャちゃーーん!!」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 18:03:31.44 ID:xFNczUPf0
あききょうしょつ
没「うーん…主人公になれないなんて…神様ぁ…むにゃむにゃ」
あぎり「なんだか大変なことになってましたねぇ~」
あぎり「まぁ終わりよければそれでいいんですけどねぇ~」
没「やすにゃー!ソーニャー!…むにゃー」
あぎり「私のそぉるじぇむもにごってきましたねぇ~…」
没「うわぁぁぁ…」
あぎり「これは浄化しないとダメですねぇ~…」ジュルリ
没「…ん?あれ?ここは…わ!うわぁぁぁぁぁぁ!」
終