1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:08:24.09 ID:swPBywG50
葛西「早くしろって」
サザエ「いきなり人に向かって失礼ね!」
葛西「火火火…ババアに向かってババアって言うのが失礼なのか?」
サザエ「貴方の言う通りね」
葛西「だろ?さっさと火ィ貸せ」
シュボッ
葛西「スーッ……はぁ、やっぱり生き返るねぇ~」
サザエ「火貸したんだから、あたしの家の手伝いしてちょうだい」
葛西「は?」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:17:38.35 ID:swPBywG50
サザエ「ただいまー」
カツオ「おかえり姉さん!」
ワカメ「その人は誰?」
サザエ「今日からこの家のお手伝いさんになる人よ!」
葛西「はぁ?」
フネ「お金はどうしたんだい?」
サザエ「タダでお手伝いしてくれるみたいよ」
葛西(おいおい、ふざけんなよ…)
ワカメ「これから家の用事が楽になるわね」
サザエ「ビシビシ働いてもらうわ!」
葛西(…火火火…たまにはこーいうのも悪くねぇか……)
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:19:03.33 ID:P65DhnWh0
ババアってまだ24だぞ
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:22:17.01 ID:tirSZKr10
ネウロの奴か
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:23:11.64 ID:xCuKFcdaO
ネウロとか懐かしいな
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:26:12.16 ID:swPBywG50
カツオ「葛西さん、これ持っていって」
葛西「何だこりゃ?」
カツオ「タマの餌だよ!」
葛西「餌って…これ、犬の糞じゃねーか……?」
カツオ「僕の家では犬の糞が猫の餌なんだ!」
葛西(再利用って考えればいいか…)
フネ「葛西さん」
葛西「はい?」
フネ「ちょっと、お使いに行ってきてくれないかい?」
葛西「へいへい…」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:29:53.20 ID:swPBywG50
タラ「僕も行くですぅ」
葛西「クソガキは、タバコでも吸ってろ」
タラ「うわあああああああん!!!」
サザエ「葛西さん!タラちゃんを泣かさないで!!」
ペシッ
サザエの平手打ちを食らう葛西
葛西「いてっ……」
サザエ「タラちゃんもお使いに連れて行ってあげて」
葛西(火火火…おじさん、もうキレそうだぜ……)
タラ「僕のお馬さんですぅ!」
葛西「…火火ーン」
タラ「さっさと進むですぅ!葛西馬!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:39:29.90 ID:swPBywG50
タラ「大根とネギとトマトをよこせですぅ!」
八百屋の親父「タラちゃんお使いか?偉いねぇ!」
スッ
タラ「大根とネギとトマト、ゲットですぅ」
葛西「親父…これお金だ」
親父「あんた、いい年して子供にコキ使われてるんだねぇ」
葛西「……」
タラ「ふんふーん♪」
葛西(シックス曰く…子供というのは神より上の存在)
葛西(そんな子供に、俺はコキ使われると思えばいいだけだ…)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:44:00.52 ID:d8o3PPyQ0
シックス子供好きかよwww
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:44:12.03 ID:swPBywG50
―夕食前―
葛西「ふぅ…やっと一息つけるぜ」
シュボッ
葛西「火火火…」
プルルルルル
ピッ
葛西「シックス…?」
シックス「葛西、連絡もしないで何をしているんだい?」
葛西「いや、ちょっと急用が出来まして…」
シックス「そうか…お前のことだ、私は何の心配もしていないよ」
葛西「火火火…ありがとうございます」
シックス「また何かあれば、こちらから連絡をする」
葛西「了解」
ピッ
葛西(あーめんどくせぇな…早いとこ抜け出さねーと…)
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:49:17.34 ID:swPBywG50
葛西「すいません」
サザエ「なによ?」
葛西「明日から、お手伝いさんを辞めたいと…」
サザエ「何バカなこと言ってるのよぉ~貴方は一生ここで働いてもらうわよ!」
葛西「だから俺は……」
タッタッタ
マスオ「サザエ、大変だよ!」
カツオ「家の物置小屋が燃えてるんだ!!」
サザエ「!?」
フネ「は、早く火を消さないと…」
葛西(火火火…この間に逃げるか……)
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 16:55:35.22 ID:swPBywG50
葛西(火が暮れちまうところだったぜ…)
ガッ
シャツの袖を掴まれる
タラ「どこに行くですかぁ?」
葛西「あ?」
タラ「物置小屋が燃えてる…タバコを吸ってたのはお兄さんだけですよねぇ?」
葛西(コイツ……)
タラ「逃げるってことは、犯人は俺だって言ってる様なもんですよ^^」
葛西(…クソッ!)
葛西は物置小屋を燃やしてはいなかった
しかし、この状況で逃げれば自分が犯人だと疑われてしまう
葛西(俺以外に、火を使った奴がいるってことか…?)
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:00:18.64 ID:swPBywG50
波平「みんな、無事か?」
サザエ「今やっと消火できたわ~」
マスオ「あぁ!僕のバイヴとコンドームがっ…!」
サザエ「貴方!!あたし以外の女に使ってるんじゃないでしょうね!?」
マスオ「ち、違うんだサザエ…これは……」
タラ「タイコおばさんを家に連れ込んでヤッてたですぅ」
サザエ「!?」
マスオ「ハハッ、バレちゃったか~」
その後、サザエにボコボコにされるマスオ
葛西(…タバコが落ちてやがる)
どうやら、物置小屋が燃えた原因はポイ捨てのタバコであった
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:07:23.20 ID:swPBywG50
葛西(物置の近くに、タバコの箱まで捨ててやがるな)
フネ「あんたの仕業じゃないのかい?」
葛西(タバコの銘柄が俺と同じやつか…)
葛西(わざと落としておいたのか?俺を陥れようってか…?)
タラ「お兄さんと同じタバコのですぅ」
サザエ「この犯罪者!!警察に突き出してやるわ!」
葛西「おいおい…俺はずっと家の手伝いをしてただろ?」
波平「言い訳は署で聞こうじゃないか」
葛西「おい、ちょっと待てって…」
カツオ「いきなり疑うのも良くないんじゃない?」
サザエ「そうねぇ…せっかくの雑用を手放すことになっちゃうし」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:13:12.45 ID:swPBywG50
プルルルル
シックス「はい…」
葛西「シックス?俺です」
シックス「随分と長い用事のようだね?」
葛西「すいません…1ヶ月ほど、休暇を与えてはくれませんか?」
シックス「長いな……こちらの計画も進めなければならんというのに」
葛西「夏休みも働いた分、お願いします」
シックス「いいだろう。1ヶ月だけ、休暇をあげるよ。」
葛西「火火火…助かりますぜ」
カツオ「あ、葛西さん!」
サザエ「どこ行ってたのよ~?」
葛西(いっちょ探してみるか…俺を陥れようとしたバカをな…)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:17:43.82 ID:swPBywG50
ノリスケ「タイコ!逃げよう!」
ボォォォォ!!
イクラ「火事ハァイ!!火事ハァイ!!」
タイコ「イクラ!不謹慎なことは言わないの!」
ノリスケ「家が燃えてる…おじさんの所に避難しよう…!!」
磯野家の物置小屋が燃えている間にも
ノリスケの家が、燃やされていた
葛西「まずは、磯野家の周りに怪しい奴がうろついてなかったかだ」
三郎「あれぇ?」
葛西「ちょっと聞きたいことがある」
三郎「サザエさんのところの家政婦さんですよね?」
葛西「あー…そういうことでいいわ」
三郎「聞きたいことって何でしょうか?」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:22:50.99 ID:swPBywG50
葛西(確か火がついたのは、夕方だったな)
三郎「早くしてくださいよ」
葛西「昨日の夕方に…磯野家の周辺に怪しい奴は見なかったか?」
三郎「磯野さんの?…うーん、僕はその時配達をしていたんで見てませんね」
葛西「そうか、助かったぜ」
三郎「また何かあったら言ってくださいね」
葛西「おっと…最後にもう1つだけ」
三郎「はい?」
葛西「あんた、タバコは吸うか?」
三郎「ハハッ!僕は吸いませんよ、身体に悪いし!」
葛西(…)
波平「なに?ノリスケもか?」
ノリスケ「はい…僕が帰ってきた頃には…」
サザエ「これって放火魔じゃないからしらぁ…」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:31:05.43 ID:swPBywG50
―公園―
葛西「チッ、大した情報は掴めなかったな…」
葛西「シューラ達も連絡取れねーしよ……」
カツオ「葛西さーん!」
葛西「何か分かったか?」
カツオ「ううん、近所の人にも聞いてきたけど怪しい人は見なかったって!」
葛西「そうか……」
カツオ「僕たちは物置小屋だったから良かったけど…」
カツオ「もし、家だったらみんな死んじゃってたよ……」
葛西「火火火…だろうな」
カツオ「ねぇ…お兄さんって前はどんな仕事をしてたの?」
葛西「おじさんか?おじさんはなぁ……」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:35:33.29 ID:swPBywG50
中島「磯野ォーーー!!」
カツオ「中島!?」
葛西「……」
中島「僕の家も燃やされちゃったんだよぉ…!」
カツオ「中島の家も!?」
葛西「またか」
中島「じいちゃんが…まだ家に逃げ切れてないんだ!」
カツオ「えっ」
葛西「おい、坊主」
中島「はい?おじさん誰?」
葛西「さっさと案内しろ…自分のじいさんを見殺しにする気か?」
カツオ「葛西兄さんなら助けてくれるよ!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:38:44.09 ID:swPBywG50
―中島家前―
葛西「おー、こりゃ派手に燃え上がってんな」
2階の窓からおじいちゃんが手を振っていた
中島のおじいちゃん「ひろしーひろしー」
中島「じいちゃん!!」
カツオ「おじいさん!早く逃げてください!」
中島のおじいちゃん「ダメじゃあ…弘を置いて逃げることはできーん…」
中島「僕ならここにいるよ!!早く逃げて!」
葛西「火火火…相当ボケてらっしゃるみたいだな」
中島のじいちゃん「弘ー、ワシに構わず早く逃げるんじゃあ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:44:49.19 ID:swPBywG50
中島「もう、そこからこっちへ飛び降りてよ!!」
中島のじいちゃん「そんなことはできーん…」
カツオ「中島ならここにいるよぉ!」
中島のじいちゃん「それは弘ではない、ワシを馬鹿にするなカツオ!」
カツオ「ダメだアイツ……」
中島「嫌だよじいちゃん、死なないで!!」
スッ
葛西「ちょっくら行って来るぜ」
スタスタ
カツオ「葛西さん危険だよ!!そんな炎の中に入っていったら!」
葛西(何でだろうねぇ…俺が人助けなんて、変わっちまったなぁ…)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 17:54:32.32 ID:swPBywG50
葛西は炎の中をいとも簡単に、潜り抜けて行き
2階にへと向かった
中島のじいちゃん「だ・・・だれじゃあ!!」
葛西「あんたには、まだ死なれちゃ困るみたいだぜ」
ガッ
中島のじいさんを担ぎ上げ、2階から飛び降りようとする
葛西「火火火…おじさんにはきついかもな…」
中島のじいちゃん「ウッヒャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
葛西「!?」
突如、奇声をあげ葛西を突き飛ばすじいさん
葛西「おい…じいさん、どうしたんだ?」
中島のじいちゃん「ワシに触るなっっっぅ!!!ウヒョ!!!」
葛西(あの眼……)
中島「お、おい磯野ォ…2人共出てこないじゃないかぁ…」
カツオ「葛西さん……」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:29:39.30 ID:swPBywG50
中島のじいさん「ワシはワシはワシはワシは!!!!!」
葛西「うるせーな…」
中島のじいさん「放火魔は貴様じゃ!!!」
葛西「あ?あんたじゃねーのかよ?」
中島のじいさん「ワシは、命令されただけだ!!自分の意思ではしておらん!」
葛西「火火火…関係ねーな。命令されたとしても、あんたはもう俺達側の人間だぜ?」
中島のじいさん「俺達…側……?」
スッ
掌を炎で包み
葛西「犯罪者の世界へ踏み込んだ…って訳さ!」
ボォォォォォ!!
中島のじいさん「がはっ……」
葛西「火火火…火加減はどうだ……?」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:33:22.79 ID:swPBywG50
葛西「さーてと、ジジイはこのままにしておいていいか」
葛西「命令されたってことは、黒幕がいるって訳だな…」
タッタッタ
中島のじいさんを放置したまま、2階から飛び降りた葛西
カツオ「葛西さん!」
葛西「ワリィな、じいさんは助けられなかった」
中島「なぁーんだ。それなら仕方ないよ。」
葛西(火火火…)
カツオ「中島何言ってんだよ!?」
中島「それより、火遊びしようぜ磯野ォ!」
カツオ「中島!お前頭狂ってんだろ!?」
葛西(コイツも……同じだな…)
中島「磯野ォ、早く放火しまくろうぜー」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:40:06.89 ID:swPBywG50
葛西「じゃあな、カツオ」
カツオ「葛西さん…どこ行くの!?」
葛西「俺はこの街を出るぜ。短い間世話になったな。」
カツオ「えっ、放火魔を捕まえるんじゃないの…?」
葛西「お前等で探しとけ、おじさんはもう疲れたんだよ」
カツオ「……」
葛西「火には気をつけろよ?」
葛西はそれだけを言い残し、立ち去った
この街全体の異様な雰囲気を葛西は感じ取っていた
葛西(……まだ残ってやがったんだな、電子ドラッグが……)
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:44:34.45 ID:swPBywG50
カツオ「ただいまー」
サザエ「あら、カツオ」
フネ「こんな時間までどこに行ってたんだい?」
カツオ「ご…ごめん。葛西さんと遊んでたんだ。」
サザエ「アイツはどこよ」
カツオ「お手伝いさんを辞めるって…」
サザエ「あらそう、どうでもいいわ」
カツオ「え?いいの?」
フネ「それより、早く夕飯を食べてくれないかい?」
カツオ「分かったよー、今日の夕飯なに?」
サザエ「タマよ」
カツオ「えっ!?」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:47:46.43 ID:r1aSRTsT0
おかしくなってきたな
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:49:40.41 ID:swPBywG50
波平「カツオ、座りなさい」
サザエの言った通り、テーブルの上にはタマが乗せられていた
恐らく刃物で斬り刻んだのであろう…
血まみれの状態のまま、皿の上にタマが置いてあった
フネ「今日はご馳走よ」
ワカメ「お兄ちゃん、早く食べないと」
カツオ「み…みんなおかしいよ……タマをどうして…!!」
マスオ「カツオくん、タマは非常食なんだよ」
波平「左様…食べることこそ、タマへ対しての最高の敬意だ」
ムシャムシャ
フネ「あら、美味しいじゃないか」
ワカメ「うふふ…血が濃くて美味しい~」
カツオ「……やめてよ、みんな!!ねぇ!!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:53:59.65 ID:swPBywG50
タラ「尻尾が美味しいですぅ^^」
カツオ「オエェェェ…!!」
サザエ「ほら、カツオも食べなさい」
カツオ「い…いらない!!」
パシッ
サザエの手を叩いた
波平「ぶわっかもん。」
カツオ(みんなおかしい…!!早く逃げないと…!)
タッタッタ
カツオが家から飛び出すと
家の前には、全裸のノリスケが立っていた
ノリスケ「やぁカツオくん!」
カツオ「ノリスケおじさん!?」
ノリスケ「今日はバカに冷えるね~風邪には気をつけるんだよ!」
カツオ(く、狂ってる…狂ってる…!)
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 18:59:41.92 ID:4/UNC3YVO
全裸ワラタwwww
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:00:10.10 ID:swPBywG50
中島「磯野ォ…今からこの街の家片っ端から燃やしていこうぜぇ…」
ノリスケ「一度燃やしたら爽快だよ」
カツオ「僕に近づくな!!犯罪者!!」
タッタッタ
カツオ(みんな…みんな…どうしたんだよ!!)
ひたすら、走り逃げ続けるカツオ
サブちゃん「あ、カツオくん」
カツオ「三郎さん!?」
サブちゃん「そんなに慌てて、どうしたんだい?」
カツオ「みんなの様子がおかしいんだよ!放火しようとか…」
サブちゃん「放火…?それは大変だね」
カツオ「助けてよ三郎さん!僕1人じゃどうにも出来ないんだ!」
サブちゃん「いいよ、バイクに乗せてってあげるよ」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:04:13.45 ID:swPBywG50
ぶろろろろん
サブちゃん「ほら…着いたよ」
カツオ「え」
そこは、磯野家前であった
カツオ「三郎さん…ここ僕の家だよ!ここら辺はもう危険……」
ドサッ
突き飛ばされるカツオ
カツオ「いたっ」
サブちゃん「降りろよ。カツオ。」
カツオ「…え」
サブちゃん「ほら、皆集まって!放火の時間が始まるよ!」
ガサガサッ
三郎の合図と共に、周りからサザエやマスオ達が姿を現す
三郎「カツオくん…いい光景だろ?」
カツオ「何を……言ってるの…………?」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:09:33.59 ID:swPBywG50
サブちゃん「これが電子ドラッグの力さ……」
カツオ「電子ドラッグ……?」
サブちゃん「この街の人達はねぇ、何かを燃やしたいという衝動に駆られてたんだ」
サブちゃん「だから僕が電子ドラッグを見せて、解放させたんだ」
サブちゃん「カツオ君には後で見てもらうけどね」
カツオ「……そ、そんな…」
その場から逃げ去ろうとするカツオ
ガッ
サブちゃん「待ちなよ」
カツオ「は……離せ!!」
サブちゃん「暴れられる困るからさ、足撃ってもらおうか」
マスオ「ふふっ、じゃあ僕がカツオくんの足をぶち抜くよ」
スッと拳銃を構えるマスオ
マスオ「カツオくんも、これで僕達の仲間さ」
バキューーーン
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:16:03.64 ID:swPBywG50
カツオ「……」
葛西「おーいてぇ……」
撃たれた右足を押さえている葛西
カツオの代わりに、銃弾を受けた
カツオ「葛西さん!?」
葛西「…強化細胞使ってねぇと、苦労するぜ全く…」
三郎「お前…この間の……」
タバコに火をつけ、一服する葛西
口から煙を吐き
葛西「火火火…貴方方の計画を邪魔しにきた訳ではございませんので……」
マスオ(撃ちたい…撃ちたい…ムラムラ)
三郎「じゃあ、その子をこっちに渡してくれるかな?」
葛西「この子供をか……?」
三郎「そうだ、早くこっちによこせ」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:24:18.49 ID:swPBywG50
葛西「止めた方がいいぜ?こいつは一般人とは違うからな…」
三郎「何を訳の分からないことを…よこせ!!」
カツオ「ぶるぶるっ」
葛西「そいつは無理な話だ」
三郎「ふっ、ならば撃ち殺してやる」
カツオ「か…葛西さん……助けてよぉ!!」
葛西「悪いなカツオ。俺はスーパーマンや超能力者でもねぇ…」
葛西「どこにでもいるおじさんだ……」
三郎「ハハッ、その通りだな」
葛西「この状況でお前を救うことはできない、それなのにピンチの場面に駆けつけたりした…」
葛西「火火火…何でヒーローを気取ってるかって?」
タッ!
マスオへ向かって駆け出す葛西
葛西「おじさんなぁ……火の扱い方も知らねぇ、ひよっ子共が嫌いなんだよ…!!!」
83: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/11/21(月) 19:29:58.44 ID:4/UNC3YVO
葛西さんかっけえ
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:30:09.81 ID:SJT45u1M0
葛西さんマジイケメン
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:34:42.19 ID:swPBywG50
一瞬にして、マスオを丸焦げにした
葛西「火火火……」
マスオ「…ぐはっ」
ドサッ
三郎「クッ…!!構わん撃てェ!!!」
一斉に葛西に向けて銃口を向ける
葛西「しゃらくせぇ……まとめて火の扱い方を教えてやるよ!!」
数分後…三郎とカツオ以外、全員葛西によって燃え尽くされた
葛西「一丁あがり…っと」
うつ伏せで倒れているマスオの背中に座り込み、一服をする葛西
葛西「言っただろ?火には気をつけろってな……」
三郎「な、何者だ…!!」
葛西「どこにでもいるおじさんだ、表向きはな……」
葛西「だが、裏では悪役を演じる……ちょいワルおじさんってとこだ」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:43:51.42 ID:swPBywG50
カツオ「葛西さん…お手伝いさんじゃなかったの……?」
葛西「俺はそんなちっぽけな職業にはついちゃいねぇ」
葛西「いずれ分かることさ…カツオ…」
カツオ「……」
三郎「クーーーーーーーーーハッ!!!」
葛西「…燃料切れか?」
三郎「ちわーーー三河屋です!三河屋です!!!三河屋です!!!!」
カツオ「さ……三郎さん…」
三郎「え?サザエさん!?ハハハッ家を燃やしてくれって?お安い御用ですよ!!」
葛西「火火火…どうやら、放火は全部お前の仕業か」
三郎「磯野家の物置小屋やノリスケの家まで燃やしてやったよ!」
カツオ「さ…三郎さんが放火を…!?」
三郎「いやぁ、マジで爽快だよ。燃やすっていうのはね!」
葛西「たまたま、俺のタバコと同じ銘柄だった訳か?」
三郎「偶然だよね!!やっぱり火を愛する者同士だからかな!?」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 19:51:13.26 ID:swPBywG50
三郎の身体が、どんどん膨張していく
三郎「火ハ…ウツクシイ…」
ムキムキッ
カツオ「あ…っ…あぁ………」
三郎の身体は全身ムキムキとなった
葛西「火火火…化けモンだな」
三郎「サブちゃん120%ダ」
カツオ「こ、こんなの勝てっこないよ……」
三郎「これで…この街を放火できるゾ……!!」
カツオ「この街は絶対に壊させないぞ…!!」
葛西「ハァ……くだらねぇ考えだな」
三郎「何だと……?」
葛西「街を放火してぇ?だから、仲間集めてコソコソ放火活動か?」
葛西「熱心なこった」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:02:17.23 ID:swPBywG50
葛西「お前は悪意もクソもねーな」
葛西「ただ単に悪を気取ってる…不良ちゃんと変わらねぇよ」
三郎「俺をあんな奴等と一緒にするな…!!」
葛西「いいや、同じだな。」
葛西「火の使い方を覚えたばかりのガキだな…火火火」
三郎「ダッマッレッ!!」
ガッ
葛西の右肩を掴み、握りつぶそうとする
ギリギリッ…
葛西「っ……力強いな………」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:05:51.87 ID:swPBywG50
カツオ「葛西さん!!」
葛西「心配無用だぜ、おじさん強いしよ」
三郎「まだそんなことを言っているのカ!?哀れだな!!!」
葛西「お前……気付かないのか?」
ふと、自身の背中が燃えて上がっていることに気がついた
三郎「グァァァァァ!!!!俺の俺の背中がッ…!!」
カツオ「葛西さん!今だよ!」
カツオが三郎の背中に火を放ったのだ
葛西「ちゃんと俺から火の扱い方を学んだみてーだな…」
三郎「熱い!!熱いよぉぉぉぉ!!!!」
葛西「お前はあの方の足元にも及ばない、自然と俺は惹きつけられたんだよ…俺は…」
葛西「火を怖がってお前に…魅力の欠片もねぇな!!!」
トドメに三郎の全身を火で包み込んだ
三郎「アッ…………ツイ…………」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:10:58.20 ID:swPBywG50
カツオ「これで、全部終わったんだね」
葛西「…もっと仲間が増えてたらきつかったかもな……」
カツオ「葛西さん、帰るの?」
葛西「もう俺の役目は終わった。この街に残るか…」
葛西「俺達についてくるかは、お前が決めろ」
葛西「お前も、俺達と同じ新しい血族の仲間さ」
カツオ「僕……が…?」
葛西「望むなら連れて行ってやるよ。犯罪者の世界にへとな。」
カツオ「犯罪者の世界………」
葛西「そこにいるボスは、本物の悪について教えてくれるだろうな……」
葛西「偽じゃない悪をな」
カツオ「葛西さん」
葛西「答えは決まったか?」
カツオ「もう、答えは決まってるよ…………」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:19:25.57 ID:swPBywG50
カツオはその後、シックスの元で働くこととなった
シックス「ようこそ、我が仲間へ」
葛西「火火火…」
カツオ「これからはシックス様のために、私の命を捧げます…」
シックス「私をガッカリさせないでくれよ?」
カツオ「もちろんです…必ずや期待に応えてみせます」
シックス「ならば、お前に新しい名前を与えよう…我が血族にふさわしい名を…」
葛西(…火火火)
偽の悪はいらねぇ
俺が求めているのは、そんな半端な悪じゃない
悪でありながら人を惹きつけ、虜にする……そんな悪意だ
最後まで見届けてやるよ……ネウロかシックス
どちらが生き残っているのかをな………
お し ま い
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:20:46.02 ID:ySX1Ils+O
乙
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:23:41.53 ID:4/UNC3YVO
乙
ネウロはやっぱ面白い
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:52:16.08 ID:swPBywG50
※おまけ
ネウロ「ヤコ、第1回魔界探偵事務所消火訓練を始めるぞ」
ヤコ「は……?」
ネウロ「吾代も呼んである。火の扱いには気をつけねばならんからな。」
ヤコ(ネウロが着てるの消防士の人が着てるやつだよね…?何で持ってんの…)
ネウロ「もし、事務所が火事になったら大変だぞ」
ヤコ「急にどうしたのよ…?火事になっても私のこと、見殺しにしそうなあんたが消火訓練なんて…」
ネウロ「失礼な。我が輩がそんな鬼畜なことをするわけなかろう。」
ヤコ(どのツラ下げて言ってんだ…!!)
ネウロ「さぁ、やってみるか」
ヤコ「まず何から始めるの?」
ネウロ「消火器の使い方からだ」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 20:56:58.28 ID:swPBywG50
ネウロ「事務所の屋内に消火器が設置してあるぞ」
ヤコ「これって、火を消すあれだよね?」
ネウロ「そうだ…使い方は実に簡単だぞ」
スッ
消火器をそのまま、ヤコに振り下ろした
ガツンッ!
ヤコ「ふぎゃっ!!」
ネウロ「このようにして、使うのだぞ」
ヤコ「ちがーーーう!!もうそれ凶器になってんじゃん!?」
ネウロ「む?魔界の消火器はこのようにして扱うのだぞ?」
ヤコ「出たよ魔界トーク…地上と魔界じゃ違うんだから!」
ネウロ「放火大会とかはないのか?」
ヤコ「なにその危ない大会!?」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:03:36.99 ID:swPBywG50
ネウロ「よし、消火器の使い方は学んだな」
ヤコ「いやいや…全然学べてないし……」
ガチャッ
吾代「今日は何の用だコラァ!!!?」
ヤコ「吾代さんネウロが消火訓練するって……」
吾代「消火訓練だぁ?」
ネウロ「吾代よ。この事務所で喫煙をしているのは貴様だけだぞ。」
吾代「けっ、それがどうしたっていうんだよ?」
ネウロ「この事務所が火事になったとき、真っ先に貴様を犯人に仕立て上げれるな」
吾代「ふざけんなテメェ!!!何で俺が犯人にされなきゃいけねーんだよ!」
ヤコ「吾代さん、この際禁煙してみたら?」
吾代「なっ…お前までもそんなこと…!!」
ヤコ「だって正直タバコ臭いし……身体に良いことないじゃん……」
吾代(……)
吾代にとって、女子高生からのタバコ臭いという一言には
とつてつもない破壊力が秘められていた
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:09:13.95 ID:swPBywG50
吾代(イライラ…)
ヤコ「良かった、禁煙を決意してくれたんだね」
ネウロ「爆発寸前のようだがな」
吾代「次は何するんだよ!?さっさと訓練しようぜ!!」
ヤコ「妙に張り切ってるね、吾代さん!」
ネウロ「ふむ、次は火事になった時どこから避難するかだ」
ヤコ「そうだよね~仕事してる時に火事とかなったらパニくっちゃうよね」
吾代「そんなもん、窓から飛び降りれば済む話だろ!!」
ネウロ「そうだな…手本を見せてみろ」
ポイッ
吾代を事務所の外へ投げ出した
吾代「アーーーーーッ…………」
グシャッグシャッ…!
ヤコ「ご、吾代さーーーーーん!!!」
ネウロ「という訳で、窓から飛び降りると吾代みたいになってしまうぞ」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:17:35.05 ID:swPBywG50
吾代「ハァハァー……消火訓練に避難訓練なんていらねぇだろ!」
ネウロ「そうはいかん。避難の方も怠っては危険だ。」
ネウロ「事務所から外へ出る場所は1つしかない」
ヤコ「このドアを開けて出るしかないよね」
ネウロ「避難する際に、慌ててはならんぞ」
ヤコ「あ、それ学校で習ったことあるよ!…えーっと…」
ネウロ「押せ、駆け出せ、喋れ、この3つでおかしだ」
ヤコ「いやいや!!絶対違う!!!!」
ネウロ「む?我が輩が間違っているというのか?」
ヤコ「全部逆だよ!!押すな、駆けない、喋らないだよ!!」
ネウロ「ほう、なるほどな……」
吾代「なんならよ、火事が起きた時のことをシュミレーションしてみよーぜ」
ヤコ「あっ、いいアイディアだね吾代さん!」
ネウロ「ふむ、シュミレーションも大切だな。やってみるか。」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:27:56.27 ID:swPBywG50
吾代「俺はソファに座ってるってことにするぜ」
ヤコ「じゃあ、私はあかねちゃんと遊んでるってことに」
ネウロ「我が輩はドアの前に立っているとしよう」
ヤコ「……」
ネウロ「どうした?」
ヤコ「ネウロ、ドアの前に立って私達を避難させない気だよね…?」
ネウロ「おぉ!よく分かったな!」
吾代「よく分かったじゃねぇよ!?殺す気か!?」
ネウロ「違うぞ、避難させないだけだぞ」
ヤコ(ぜってー殺す気だろ…)
ネウロ「さぁ、火事だ…逃げろ」
タッタッタ
ヤコ「ちょ…ネウロどいてよ!!」
吾代「お前が、突っ立ってたら逃げられねーだろうが!」
ネウロ「フハハハハ、通りたければ我が輩を倒してみろ」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:32:35.95 ID:swPBywG50
ネウロ「30分が経過…貴様等、本当なら死んでいるぞ」
ヤコ「あんたが通さないからでしょ!!」
吾代「ったく、付き合ってらんねーよ!」
ネウロ「おや?どこに行くつもりだ?」
吾代「外でタバコ吹かしてくらぁ!」
バタンッ!
ネウロ「ふむ、何を怒っているのだ」
ヤコ「禁煙も限界だったんだね…」
ネウロ「まぁいい。次は、通報訓練だ。」
ヤコ「通報訓練?」
ネウロ「火事が起きた際の、通報の仕方だ」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:40:16.52 ID:swPBywG50
ネウロ「あかねが、自動火災報知の役割を果たしてくれるぞ」
ヤコ(あかねちゃん…すごすぎるよ……)
ネウロ「ではまず、自動火災報知のベルが鳴るとしよう」
あかね(ぶんぶんっ!!)
ヤコ「ひぃぃ…!あかねちゃんが尋常じゃない動きを…!」
ネウロ「ベルの代わりだ。さて、我が輩がこれを見て通報をする。」
ヤコ「119番だよね?」
ネウロ「そうだ。ヤコ、このタバコを持って誇らしげにしてみろ。」
ヤコ「え?タバコを持って?」
カシャッカシャッ
タバコを口元に当ててる、ヤコの姿を写メールで撮影するネウロ
ネウロ「ククッ…女子高生探偵が喫煙となればどうなるだろうな…」
ヤコ「ストーーーーップ!!!」
ネウロ「なんだ?せっかく通報の準備をしていたのに」
ヤコ「そっちの通報じゃなくて!火事の通報だよ!!」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:47:43.35 ID:swPBywG50
―1時間後―
ネウロ「では、消火&避難&通報訓練を終了する」
ヤコ「はぁ…あんたの行事はいっつも疲れるよ…」
ネウロ「色々と学ぶことが出来ただろう」
ヤコ(何1つ学べることなんてなかった気が……)
ネウロ「火には十分と用心せねばな」
ヤコ「分かってるよー…ん、吾代さんは?」
ネウロ「遅いな、タバコを吸うには時間がかかりすぎだぞ」
ヤコ「どうしたんだろう?」
ネウロ「案外放火でもしてそうだな」
ヤコ「もー変なこと言わないでよ…私、ちょっと探してくるね」
タッタッタ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:55:36.62 ID:swPBywG50
―探偵事務所前―
ヤコ「え…」
ジョァァァァ
吾代「ハァハァ…クソッ!消えねぇ!!」
事務所の前のビルが、小さな火で燃え盛っていた
吾代は尿で必死に消火しようとしていた
吾代「クソッ…!!ポイ捨てなんてするんじゃなかった!!」
ヤコ(……嗚呼…)
ネウロ「あ、笹塚刑事?はい…助手の方です!」
ネウロ「忙しい中、申し訳ありません…」
ネウロ「我々の事務所の前のビルに、放火をしている男を見つけたので……」
お し ま い
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:56:52.54 ID:ktBDT4sjP
くっそわろた
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/21(月) 21:57:51.24 ID:mXh3zX630
乙
楽しかったよ