【モバマスSS・クロス】由愛「あまがさのうた」(デレマス×モン娘の日常)

1: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:32:35.17 ID:I94EPwx+0
デレマスSSと言うよりは、
「シンデレラガールズ」と「モンスター娘のいる日常」のクロスSSです。

脚本式、地の文が混ざりますので、読み難かったらごめんなさい。

2: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:33:51.64 ID:I94EPwx+0
1、ライブ決定!!(脚本式)

プロデューサー(以下:モバP)「と、言う訳でライブの開催が決定したぞ!!」

的場梨沙(以下:梨沙)「何が『と言う訳』よ!ちゃんと説明しなさいよ!」

早坂美玲(以下:美玲)「そうだぞッ!ちゃんと理由を話せッ!!」

成宮由愛(以下:由愛)「えっと……その……」

梨沙「由愛?どうしたのよ?」

モバP「実はな、由愛の新しい衣装が完成してな。そのお披露目ライブなんだよ」

由愛「え、えへへ…」

梨沙「そういうのは最初に言いなさいよ!このロリコン!!」

モバP「そこまで怒らなくても…」

美玲「じゃあ、由愛がメインなんだな?」

モバP「そういうこと。でも、ちゃんと3人全員で出るぞ」

梨沙「しょうがないわね、今回はメインをゆずってあげるわ!」

由愛「う、うん…ありがとう…」

美玲「3人だけなのか?」

モバP「現状はな。他のプロデューサーから一緒にって要望があれば入るかもしれないけど」

美玲「ふ~ん…」

モバP「それでだ、由愛には1つ課題を出そうと思う」

由愛「か、課題…?」

モバP「そう今回のライブで『由愛が歌いたい曲』を1曲選んでほしい」

由愛「私が…歌いたい…曲…」

モバP「そう。由愛1人だけで歌う時間を長く作るから、そこでやりたい曲を探して欲しいんだ」

梨沙「おもしろそうじゃない!」

美玲「なぁ、それウチたちも手伝っていいか!?」

モバP「そうだな。3人チームだし、みんなで考えてもいいと思う」

梨沙「なら、アタシに任せておけば完璧ね!」

モバP「選ぶのはあくまで由愛だからな、強要はダメだぞ?」

梨沙「そ、それくらいわかってるわよ!」

由愛「あ、あの…いつまでに…決めなきゃダメですか?」

モバP「ん?あ、あぁ…そうだな…ライブがこの日だから…セットリストも考えて…この辺かな?」

美玲「曖昧過ぎるぞッ!」

モバP「こればっかりは歌によって許可をもらいに行ったりしないとだから、即答できないんだよぉ…」

梨沙「うわ、その語尾、気持ち悪い」

モバP「ぅ…」

由愛「わ、分かりました。…その…頑張ります」

モバP「うん。梨沙と美玲もちゃんとステージで歌うんだから気を抜かないようにな」

梨沙「アタシにかかればライブなんて楽勝よ!」

美玲「ちゃんとレッスンするし、大丈夫だモンッ!」

モバP「よし、じゃあライブに向けてがんばろー!」

3人「「「おー!!」」」

3: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:35:06.32 ID:I94EPwx+0
2、出会いの前(side:由愛)

プロデューサーさんから課題をもらって数日が経ちました。

私は、歌いたい曲が見つからなくて…少し焦っています。

梨沙ちゃんも美玲ちゃんもたくさん曲を教えてくれるけど…

私がステージで描きたいイメージとちょっと離れていて…

どういう曲だったら…今回の衣装に似合うんだろう…

いろいろと悩んでいたら…梨沙ちゃんと美玲ちゃんがお散歩に行こうと誘ってくれました。

私は、スケッチブックと鉛筆だけ持って、2人と一緒に出掛けることにしました。

お散歩中…2人は私の歌のことは言いませんでした。

梨沙ちゃんは梨沙ちゃんのパパに「愛してる」って伝わるような歌を歌ってみたいって、

美玲ちゃんは、カッコよくて、ちょっと可愛い感じの歌が歌ってみたいって言っていました。

2人とも…『自分のスタイル』を持っているんだ…ちょっとうらやましくなりました…。

私はそんなことを思いながら、ふと横を向いたら…綺麗な景色が見えました。

お日様の光で乱反射する川のキラキラ…

私は、それを描きたくなって…2人を呼び止めて…スケッチをしたいってお願いしました。

2人は、笑顔で「いいよ」って言ってくれました。

私は…近くに座れそうな場所があったから…そこに座ってスケッチブックを開いて…鉛筆を走らせました。

4: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:35:47.94 ID:I94EPwx+0
3、出会い(脚本式)

梨沙「いいスポットが見つかったみたいね…少し離れちゃったけど…」

美玲「由愛…集中モードだな」

梨沙「今回は何時間コースかしら…アイツにメールしておいた方がいいわね」

美玲「そうだな…」

梨沙「そういえば、あっちに自動販売機があったわね…」

美玲「…負けた方がジュース、勝った方がプロデューサーにメールだなッ!」

梨沙「えぇ…どっちも罰ゲームじゃない…まぁ、いいわ、やってあげる!」

2人「「ジャンケンポン!」」

5: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:36:51.98 ID:I94EPwx+0
美玲「はい、メロンソーダなッ♪」

梨沙「またメロンソーダなの!?」

美玲「自動販売機でしか売ってない珍しいヤツなんだぞッ!」

梨沙「だから何よ!」

美玲「それにお金出したのはウチなんだから、選ぶ権利もウチにある!」

梨沙「…そういうことにしておいてあげるわ…」

美玲「メールは?」

梨沙「しといたわ」

美玲「返信は?」

梨沙「夕立の可能性があるから、それだけ気を付けろ…って」

美玲「夕立…あっちに雨宿りできそうな場所あったし、スマホの夕立アラームもあるから大丈夫だな!」

梨沙「そうね」
由愛「キャッ!!」
美玲「由愛ッ!?」

梨沙「どうしたの!?」

美玲「何だあの緑色のヤツ!?」

梨沙「スライムって他種族じゃないの?」

美玲「由愛に手を出すなら引っ掻いてやるッ!」

梨沙「ダメよ美玲!」

美玲「何で!?」

梨沙「アンタねぇ…他種族間交流法くらい知ってるでしょ?他種族に攻撃したら逮捕よ?」

美玲「でも由愛がッ!」

梨沙「よく由愛を見なさいよ…」

美玲「由愛を?」

梨沙「ちょっと驚いただけみたいよ…全く人騒がせなんだから…」

美玲「う~ん…でも気になるから由愛の方に行くぞ」

梨沙「それもそうね…それに他種族ってホストファミリーの人と一緒じゃなきゃダメだったはずだし…」

美玲「梨沙…詳しいんだな…」

梨沙「アンタが知らな過ぎなだけよ!…全く…」

6: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:38:10.81 ID:I94EPwx+0
由愛「あ、あの…お名前…は?」

??「……」

由愛「どうしよう…」

美玲「由愛、大丈夫か!?」

梨沙「どう見ても危険な状況じゃないでしょ…」

由愛「あ、美玲ちゃん、梨沙ちゃん…この子…名前も分からなくて…」

梨沙「て言うか…しゃべれるの?コイツ?」

??「……」ジーッ

美玲「由愛のスケッチブックを見てるぞ?」

??「同じノ…2ツ?」

梨沙「あ、しゃべった…でも、何が言いたいのか分からないわね…」

美玲「由愛の絵と目の前の景色が同じって思ったんじゃないか?」

梨沙「何でそう思うの?」

美玲「野生の勘だッ!ウチだって狼だモン♪」

梨沙「アンタは人間よ」

由愛「ど、どうしよう…」

美玲「そうだな、ホストファミリーって人を探さないと…」ピリリリ…

梨沙「ゲ!夕立警報じゃない!…今はまずあっちに避難しましょ!」

由愛「あ、あの子も…」

美玲「そうだな!ス、スライム!!あっちに行くぞ!!」

??「ん?スーはスーだよ?」

美玲「スーって名前なのか…」

梨沙「感心してる場合じゃないでしょ!はやく来なさい!」

美玲「そうだった!スー!雨が降るからこっちに行くぞ!」

スー「あめ?スーはあめとけちゃうノ…」

美玲「とけちゃう?じゃあ、一緒にこっちで雨から逃げるぞ!」

7: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:38:59.61 ID:I94EPwx+0
梨沙「何とかセーフだったわね…」

由愛「美玲ちゃんも…スーさんも…濡れなくてよかったね…」

美玲「本当にギリギリだった…」

スー「ありがとウ…」

美玲「まぁ、気にしなくていいぞッ!」

由愛「プロデューサーさんに連絡しなきゃ…」

梨沙「もうメールしたわ!そのスライムのことも含めてね」

由愛「さ、さすが梨沙ちゃん…」

梨沙「トーゼンよ!」

美玲「じゃあ、プロデューサーが来るまで待機だな」

スー「……」

梨沙「アンタも一緒に待ちなさい!」

由愛「お迎え…スーさん…どうしよう?」

梨沙「それもアイツが考えてくれるらしいわ」

美玲「プロデューサーなら安心だなッ!」

由愛「うん」

梨沙「安心かは分からないけど…とりあえず待つしかないわね」

スー「…!…~~♪」

由愛「スーさん…の鼻歌?」

梨沙「……上手」

美玲「…あと…何かじんわりくる…」

由愛「………」

8: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:40:10.99 ID:I94EPwx+0
梨沙「あ、夕立止んだわ…」

美玲「みんな…スーの歌に聴き入ってたな…」

由愛「……」

モバP「みんなー!濡れてないか!?」

梨沙「遅いわよボケ!!」

モバP「ごめんごめん…そのスライムさんのホストファミリーさんも一緒に探しててさ…」

??「えっと…スーがご迷惑をかけたようで、すみません」

モバP「この人がホストファミリーの来留主公人(くるすきみひと)さんだ…あと…」

墨須(すみす)「他種族間交流コーディネーターの墨須と申します。この度は保護ありがとうございます」

来留主公人(以下:公人)「いやぁ…買い物してるときに一緒に居たはずだったんだけど…本当にありがとう」

梨沙「ホストファミリーならちゃんとしなさいよね!」

公人「めんぼくないです…」

美玲「でも、楽しい時間だったからウチは許してやるぞッ!」

公人「あ、あはは…ありがとう」

墨須「本当は許される状況じゃないんだけどね…彼氏くん?」

公人「はい…肝に銘じておきます…」

スー「マスター…またはぐれちゃってごめんネ…」

公人「俺も見失ってごめんな、スー」

墨須「プロデューサーさん、本当に警察より先に私に連絡してくださってありがとうございました」

モバP「いえいえ」

梨沙「なんでアンタが、コーディネーターさんとツテを持ってるのよ…」

モバP「ANM48の件で気になったことをいろいろ質問させてもらってさ、その時に名刺をもらってたんだよ」

梨沙「あっそ…やっぱりアイドル絡みだったわね…」

モバP「まぁ、プロデューサーだからな!」

墨須「会話の途中すみません…で、今回のことなのですが…」

モバP「えぇ、他言無用ですよね?」

墨須「ありがとうございます…」
9: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:40:55.78 ID:I94EPwx+0
公人「あ、あの…何か恩返しできることはありませんか?」

モバP「え?いや、そんな…」

由愛「あ、あの!」

モバP「由愛?…どうした?」

由愛「そ、その…プロデューサーさんに…お願いが…あるんです…」

モバP「お願い?」

由愛「さっき…雨宿り中にスーちゃんが歌ってたのが…とても素敵で…その…ライブで…」

モバP「その…スライムの子の…歌?」

公人「スー?さっきまで何か歌ってたのか?」

スー「?」

由愛「えっと…その…こんな感じの……~~♪」

スー「スーのおウタ!~~♪」

公人「え?スーが…歌ってる…」

モバP「……公人さん、墨須さん、折り入ってご相談があるのですが、よろしいでしょうか?」

墨須「私は、今回の件がありますので出来る限り協力させていただきます」

公人「えっと…僕も協力できそうなら…」

梨沙「何か面白いことになりそうじゃない♪」

美玲「ウチも何かワクワクしてきたぞッ!」

10: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:42:42.33 ID:I94EPwx+0
4、その曲に言葉を…(side:由愛)

プロデューサーさんやコーディネーターさん、スーさんとスーさんのホストファミリーさん

みなさんのおかげで、私はスーさんの歌を歌えることになりました。

曲もプロの方のアレンジもあって出来上がったのですが…歌詞が決まっていません…。

作詞もプロの人にプロデューサーさんが依頼するんだと思っていたのですが…

プロデューサーさんから…『スーちゃんと由愛ちゃんで考えたらどうかな?』と言われて…

今日が、最初の作詞の打ち合わせの日です。

私はプロデューサーさんと一緒にスーさんとホストファミリーさんと話しをするのですが…

上手く言葉にならなくて…黙ってしまいます…。

そんなとき…プロデューサーさんが

「あ、そうだライブのことで公人さんに相談があるんですが今いいですか?」

とホストファミリーさんと部屋を出てしまいました。

私はニコニコしているスーさんと二人っきりになってしまい…もっと声が出せなくなってしまいました。

いろいろ話したいことがあるけど…どう話していいのか分からなくて…

そんなとき…スーさんが頭の濃い緑の部分を伸ばして…その先っぽを私のおでこに…ピトってくっつけました。

ひんやりしていて…やらかくて…気持ちいいな~って思っていたら…

そのくっ付けたのを離して…スーさんがしゃべりはじめました。

「スーはね、雨が苦手なノ…溶けちゃうから…でもネ…

雨が降ったトキ…マスターが迎えにきてくれたノ…

そのときにうれしくテ…マスターが大好きになったノ…

だからネ…スーは、雨、苦手だけど大好キ…」

その話してくれるスーさんはとっても優しい笑顔で…私は見惚れてしまいました。

こういう気持ちが詰まった曲なんだ…そう思ったら…書きたい言葉が浮かんできました。

スーさんの気持ちを込めた歌詞を書き上げた頃…プロデューサーさん達が戻ってきて…

私は笑顔でプロデューサーに歌詞を見せました。

プロデューサーさんは、目を見開いて…頑張ったねって頭を撫でてくれました。

ここからは…この歌詞をもう少し手直しして…

ちゃんと歌えるようになる練習…スーさ…スーちゃんのためにも頑張ろうと思いました。

11: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:44:13.29 ID:I94EPwx+0
5、ライブ宣伝の作戦(脚本式)

由愛「あ、あの…梨沙ちゃん…美玲ちゃん…」

梨沙「どうしたの?」

美玲「何かあったのか!?」

由愛「え、えっと…問題じゃなくて…その…お願いがあるの…」

2人「お願い?」

由愛「うん。その…次のライブでね…」

12: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:44:59.41 ID:I94EPwx+0
(とときら学園in梨沙)

きらり「じゃあじゃあ、ここで告知たーいむ♪」

愛梨「告知したい子は居ますか~?」

梨沙「はい!」

きらり「にょわー♪じゃあ、梨沙ちゃん」

梨沙「今度、私と由愛、美玲のライブがあるんだけど…」

愛梨「ライブですか、素敵ですね~」

梨沙「そこで由愛からのお願いがあるから伝えておくわ!」

きらり「由愛ちゃんのお願い!?きになゆ~♪」

梨沙「それはね…」

13: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:45:40.14 ID:I94EPwx+0
(マッスルキャッスルin美玲)

瑞樹「じゃあ!最後に告知のコーナーよ!!」

愛梨「今日1番頑張っていた子は~美玲ちゃんですね~」

瑞樹「じゃあ、美玲ちゃん!告知タイムの準備はいいかしら?」

美玲「任せろッ!」

愛梨「それでは~、告知タイム、スタートっ」

美玲「今度、ウチと由愛と梨沙でライブをやるぞ!みんな来いよなッ!!あと、来るやつにお願いがあるんだけど…」

14: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:46:36.92 ID:I94EPwx+0
(デレラジin由愛)

凛「最後に告知のコーナーだね…由愛、準備はいい?」

由愛「は、はい」

美嘉「じゃあ、どうぞ★」

由愛「あの…今度、私と梨沙ちゃん、美玲ちゃんの3人でライブをします」

由愛「そこで…もし来て下さる方が居たら、お願いがあるんです…」

由愛「今回、特別な1曲を歌いますので…その…その時に…緑色で染まったら嬉しいです…」

卯月「特別な1曲ですか!とっても気になりますね!」

凛「何で緑なの?」

由愛「その…その曲は緑色の子の曲なんです…」

美嘉「緑色の子?」

由愛「えっと…その…こ、これ以上はまだ…秘密です」

凛「それが分かるのはライブの後で…ってこと?」

由愛「そ、そんな感じ…です」

美嘉「じゃあじゃあ、みんなチェック忘れないようにしないとね★」

卯月「私も見に行きたいです!」

凛「そうだね…みんなで見に行ってみたいね」

美嘉「ツイートだとライブに出演してって言われてるけど♪」

凛「それは…もう間に合わないんじゃ…」

卯月「島村卯月、頑張ります!」

美嘉「卯月ちゃん、頑張る方向間違えてるぞ~」

由愛「……」

凛「…由愛が呆気にとられてるよ…じゃあ、そろそろ時間だから締めようか」

15: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:47:13.29 ID:I94EPwx+0
(数日後の事務所)

梨沙「とときらで告知してきたわよ!」

美玲「ウチもマッスルキャッスルでMVP取って告知したぞッ!」

由愛「2人とも…本当にありがとう」

梨沙「まぁ、私たちのライブなんだし当然よ!」

美玲「そうだぞ!よし、今度はライブ練習の総仕上げだな!!」

由愛「うん…頑張ろう…3人で…」

梨沙「もちろん♪」

美玲「よ~し、やるぞー!!」

3人「「「おー!!」」」

16: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:47:53.66 ID:I94EPwx+0
6、その頃の来留主さんのお家(脚本式)

キャラクター情報
ミーア→ラミア、パピ→ハーピー、セントレア→ケンタウロス
メロ→マーメイド、ラクネラ→アラクネ、ララ→デュラハン

ミーア「えぇ!?だぁりんがアイドルのコンサートに行くの!?」

公人「ちょっとスーと一緒n…」

メロ「やっぱり種族の壁は越えられないのですね…」

公人「いや、そういうことでh…」

パピ「ご主人!あいどるって何!?」

公人「だからさっき説明s…」

セントレア「主殿がアイドルに…握手会で粘着して剥されたりするような輩と一緒だったとは…」

公人「だから!セレア(セントレアの愛称)は知識が偏りすg…」

ミーア「だぁりん!魅惑のダンスなら私が得意だから見てて!」

公人「だぁ!!ミーアここで脱ぐのh…」

ラクネラ「困ってるハニーも可愛い♪」

公人「あの…ラク姉さん…みんなを止めてくれたりとか…」

ラクネラ「あ~、私も嫉妬でハニーを縛っちゃいそうだわぁ♪」

公人「…そうですか…」

スー「……マスターを困らせちゃダメ!」

ミーア「す、スー?」

パピ「スーが怒った…」

セントレア「そ、それほどの事態なのか…」

メロ「ス、スー様…どうなさいました?」

スー「マスターは、スーの約束のためにおでかけるするノ…」

ラクネラ「スーの約束?ハニー…どういうこと?」

公人「だから、説明したかったのに…えっと…みんなちゃんと最後まで聴いてくれよ」

17: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:48:41.92 ID:I94EPwx+0
ミーア「スーの鼻歌が…歌になるんだ…」

パピ「ご主人!パピもそれ聴きたい!!」

メロ「私も興味がありますわ」

公人「そう言うだろうと思って、プロデューサーさんに相談したんだ。そしたら…これ」

ラクネラ「紙?…ライブビューイングセット?」

公人「ライブの前日にちょっと工事してうちでライブを中継してくれるんだってさ」

セントレア「では、みんなで楽しめるのですね」

公人「そういうこと。でも、スーは出来れば会場に連れて行ってあげたいんだ…」

ミーア「そういうことなら…でもでも、だぁりんとスーを二人っきりには……」

ララ「……何故我を見る」

ミーア「だぁりん!ララも一緒に連れてってよ!」

公人「ララも?ララ…こういうのに興味あるのか?」

ララ「我はそんな俗世間的な偶像なd…ムグッ」

ラクネラ「(いい、ララ…ここで頷くのとミーアが嫉妬に狂うのとどっちが楽か考えなさい)」

ララ「……た、たまにはぐうぞうもわるくない…」

ラクネラ「好きみたいよ」

メロ「では、あの時のデート作戦のように2人でお出かけする感じになりそうですわね」

公人「そ、そうなるのか…まぁいいか」

スー「マスター、楽しみだネ」

公人「そうだな」

18: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:49:42.38 ID:I94EPwx+0
7、ライブ当日(開場前の控え室:脚本式)
由愛「…も、もうすぐ…ライブ…」

美玲「由愛…緊張してるのか?」

由愛「う、うん…少し…」

梨沙「あのねぇ…あの地獄の特訓も抜けたアタシたちが失敗するわけないじゃない!」

由愛「そ、そう…だよね…」

美玲「それに…ウチらはいつでも仲間だ!みんなでやれば怖くないぞッ!」

由愛「…うん」

モバP「お、準備は万端みたいだな」

梨沙「トーゼンよ!」

モバP「お、いい笑顔!3人とも楽しんでいこうな」

美玲「プロデューサーも楽しく見守れよッ!」

モバP「もちろん♪」

由愛「あ、あの…プロデューサーさん…」

モバP「?…あぁ、来てるよ。スーちゃんとホストファミリーさん…あともう1人の他種族の子と」

梨沙「ねぇ、あの人何人のホストファミリーなのよ…」

モバP「確か7人…だったかな。ちなみに来てない5人もライブビューイングで見てるんだよ」

由愛「え?」

モバP「みんなで楽しみたいから…さ」

梨沙「それで赤字になんてならないでしょうね?」

モバP「ならないよ。その辺りも上手くやってるからね~♪」

美玲「何か、楽しそうな気がしてきたぞッ!」

モバP「絶対楽しいよ…さて、そろそろ時間だ…みんなで全力で楽しもう!」

3人「「「おー!!!」」」

19: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:52:36.88 ID:I94EPwx+0
8、ライブStart!!!(side:由愛)

歓声とサイリウムの光の波が見えるまだ暗い舞台の上…そこに並ぶ3人…

みんなで繋いだ手に少しだけ力を入れる…

それに反応するように2人からも優しい握手が返ってくる…うん…この3人なら大丈夫…

耳に着けたイヤーモニターから流れてくるイントロと時計の針が刻む音…

私たちの事務所でライブのスタートに使う曲は決まっている…
『お願い!シンデレラ』
ライトが点いて私たちを照らしだす…

とっても大きい歓声に音楽が聞こえなくなりそうになる…でも、

何度も何度も練習した歌とダンスレッスンの成果で自然と体が動きだし歌い出す

みんなの色と声がキラキラしていて…心がジーンって満たされていく…

「イエーーーーイ!!!」

普段の私なら出せないような声もみんなのおかげで出せる。

それが嬉しくて嬉しくて…もっともっとみんなと楽しみたいって頑張ってしまう

これが大好きなライブのスタート!

20: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:53:19.62 ID:I94EPwx+0
オープニングの曲が終わると…次は美玲ちゃんだけの出番…

美玲ちゃんの準備が終わるようにちょっとだけ梨沙さんとお話しをして…

「美玲ちゃんに会いたい人ー!」

『はぁーーーーーーい!!!!!!!』

「じゃあ、みんなで呼ぶわよ!せーの!!」

『美玲ちゃーーーーーん!!!!!!!!!』

「お前らーーー!!!ひっかくぞーーーーー!!!」

『うおおおおおお!!!!!!!!』

美玲ちゃんにライトが当たる瞬間、私と梨沙ちゃんを照らしたライトが消えて、すぐに舞台袖に移動する

21: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:54:17.89 ID:I94EPwx+0
私は…ここから自分の時間まで衣装を変えて待機……

私の衣装がある部屋に行こうとしたとき…

ふと梨沙ちゃんに手を握られた…私は少し驚いて梨沙ちゃんの顔を見たら…

言葉は無かったけど…『由愛の時間までに最高の状態にするから覚悟してなさい!』って言ってるみたいだった。

私は少し強く頷いた。

それを見た梨沙ちゃんはいつものイタズラっぽい可愛い笑顔をして、梨沙ちゃんの休憩スペースに行った。

22: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:55:24.14 ID:I94EPwx+0
衣装室に着いた私は、スタッフさんに手伝ってもらいながら…今日お披露目の衣装に着替える。

ちょっと珍しい…水色の衣装と……裸足。

……床のひんやりした感触が伝わってくる。

緊張で火照っていたから、それが少し気持ちよくて…ペタペタ…裸足で歩いてしまった。

そして、中継でライブを見ながら…私用の最終チェック。

今回、私の時だけ舞台も変わる。

まるで本当に私が妖精になったような大きい草や花に囲まれて…その葉っぱの1つに座って歌う…

座れる場所は決まってるから…そこを忘れないようにして…

チェックが終わった頃…一際大きな歓声が聞こえてきた。

ここからは梨沙ちゃんの時間…ダンスが得意な梨沙ちゃんがカッコいいダンスをしたり、

トークで盛り上げたり…歌でみんなのコールを誘ったりする…

この時間が終わったら…私の時間……

私は少し早めに部屋を出て…舞台袖に向かうことにした。

向かう途中…全力でライブをしていた美玲ちゃんが汗を拭いていた。

私を見つけた美玲ちゃんは両手に爪のあるグローブをもう1回付けて…ガオ!ってしてきた。

きっと…『みんなの心を思いっきり引っ掻いて盛り上げてきたぞッ!』ってことだよね。

私は笑顔で頷いて…舞台袖に歩き出した。

梨沙ちゃん用のセットリストはそろそろ終わり……
次は…私の時間!!

23: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:56:43.18 ID:I94EPwx+0
9、由愛のような時間(脚本式)

公人「す、すごいな…」

スー「キレイ…」

モバP「観客席じゃなくて少し離れた来賓席ですみません…」

公人「いえ…客席だとスーもララも落ち着かなそうですから…」

モバP「そう言っていただけると助かります…あ、そろそろ…ですね」

ララ「そろそろ…とは?」

公人「えっと…由愛ちゃん…でしたっけ?スーの歌を歌う子の出番なんだよ」

スー「ゆめ…」

公人「大丈夫だよ…きっと…お?暗くなった?」

モバP「今回の由愛ステージは特別製でしてね…さあ、出番だよ、由愛」

公人「あ、ライトが…って、えぇ!?」

スー「おっきいお花…」

ララ「光っているのは水の玉…雨後の草原か…」

モバP「正解です。雨の妖精、成宮由愛の専用舞台です」

公人「この曲は?」

モバP「この曲は由愛のデビュー曲です。みんなで水色のペンライトを振って応援するんですよ」

公人「そういえばさっきもピンクだったりいろんな色が光ってますよね」

モバP「アイドルや曲にイメージカラーがあるので、それに合わせて色を変えて応援するんです」

公人「へぇ…」

モバP「さて…そろそろ時間かな?」

24: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:57:41.31 ID:I94EPwx+0
由愛「あ、あの…次の曲の前にちょっとだけ…お話をしても…いいですか?」

『いいよーーーーー!!!!!』

由愛「あ、ありがとうございます…その…これから歌うのは今日だけの特別な曲です」

『うおおおおーーーーー!!!!!!!』

……

公人「え?観客のみんなが緑色にした?」

スー「キレイ…」

ララ「緑の草原…これは…」

公人「スー…この緑…スーのための色かもしれないな」

スー「スー…の色?」

……

由愛「ちょっと前、不思議な友達が出来たんです…その子はとっても綺麗で…雨がとても苦手で…」

由愛「でも……雨が好きな子…だから……雨の妖精さんになった私が…」

由愛「その子の気持ちが…大切な人に届くように歌います…」

由愛「聴いてください」
由愛『あまがさのうた』
……
スー「マスター…」

公人「ん?スー?どうした?」

スー「あのね…スー…いま、ぽかぽかしてる…」

公人「ぽかぽか?」

スー「ジーンってしテ…ぽかぽかしてる……」

公人「…あぁ…そうだね。うん。いい歌だ…」

スー「マスター…スーね…マスターのコト…大好きだよ」

公人「うん…ありがとう」

25: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 16:59:08.19 ID:I94EPwx+0
10、フィナーレではなく…(side:由愛)
楽しい時間は本当に早く終わってしまいます…

「本日はたくさんのご来場ありがとうございました!」

3人の中で最年長の美玲ちゃんがちゃんと丁寧なあいさつをして終わりを告げる。

たくさんの「えー!」っていう終わりを惜しんでくれる声が聞こえてきて…

少し…ううん。とっても強く後ろ髪を引かれてしまうけど…時間は守らないと…

舞台が暗くなり…私たちは舞台袖に降りる。

全員で降りた瞬間…いつも通り3人で抱きしめあう…

ちょっとしたミスも楽しいことも全部みんなで共有するように3人で1つになる。

そして…少し経つと聞こえてくる…もう1回だけ魔法にかかる時間を望む声

3人で顔を見合わせて笑顔をチェックして…呼吸を整える。

スタートの時と同じように…また3人で手を繋いで並ぶ。

今日だけは私の日だから…私が真ん中にいて…2人のぬくもりを感じる。

スタッフさん達の準備を待って…メイクさんが軽く3人の涙の跡を消していく。

最高の笑顔を見せるための魔法の準備は整ったみたい…

じゃあ、最後にもう1回…ううん。アンコールだからこその約束…
シンデレラの魔法を『みんなで奏でよう!!』
合図をもらい、もう1度だけ3人で顔を見合わせて…舞台に走りだしました。

26: ◆stww/BS79E 2015/12/13(日) 17:00:03.50 ID:I94EPwx+0
11、後日談(side:由愛)

その後、ホストファミリーさんからのお願いで、他種族さんたちにたくさん会いました。

みなさん…とっても大きくてちょっと怖かったけど…

メロさんからマーメイドよりお歌が上手だって褒めてもらえたり、

みんなみんな、とっても温かくて…とても楽しいひと時でした。

ちょっとだけ内緒のことだけど…

そのときの思い出を描いていて…スーちゃんの居るお部屋とこの事務所に飾ってあります。

雨の日が苦手だけど…雨のように優しくて、可愛いスーちゃん

『あまがさのうた』は今回だけの特別な歌って決めていたので、もうライブでは歌わないけど…

いつかまた…ううん。今度は、スーちゃんと一緒に『あまがさのうた』を歌いたいな。

雨の妖精とスーちゃんがまたどこかで出会えますように…
終わり

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