【ハンターハンター・クロスSS】ジン「お、ジンじゃねーか!」ジン「……ジン=フリークスか」

【ハンターハンター・クロスSS】ジン「お、ジンじゃねーか!」ジン「……ジン=フリークスか」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:12:39 ID:aIxVrLVE
ジン「!」

ジン「お、ジンじゃねーか!」

ジン「……ジン=フリークスか」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:16:18 ID:aIxVrLVE
ジン「こんなとこで何してんだ?」

ジン「お前に話す必要はない」

ジン「つれねーな、同じジン同士じゃねーかよ!」

ジン「つっても、オメーの“ジン”は酒から取ったコードネームだけどな!」

ジン「たしかオメーの本名は──」

ジン「…………」ギロッ

ジン「オイオイ、悪かったよ。そう睨むなって」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:20:40 ID:aIxVrLVE
ジン「コードネーム、でふと思ったんだけどよ……」

ジン「オメー、いつもそんな黒いコート着てて暑くねーのか? 夏とか」

ジン「フン……お前に心配される筋合いはない」

ジン「心配してるわけじゃねーけど、ホントつれねーな」

ジン「お前こそ、そのみすぼらしい格好は少しはどうにかしたらどうだ?」

ジン「うっせーよ!」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:25:58 ID:aIxVrLVE
ジン「……茶番はもういいだろう」

ジン「!」

ジン「ジン=フリークス……」

ジン「お前とはそう長い付き合いでもないが、分かっていることがある」

ジン「お前がなにか行動を起こす時は、必ずなにかしらの意味がある」

ジン「偶然を装っていたが、俺になにか用があってここに来たんだろう?」

ジン「へっ、かなわねーな……」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:30:22 ID:aIxVrLVE
ジン「悪いが、俺もお前の遊びに長々付き合うほどヒマじゃない」

ジン「用件があるなら、とっとと済ませてもらおうか」

ジン「んじゃ、単刀直入にいうぜ」

ジン「オレと一緒に行かねーか? 暗黒大陸」

ジン「…………!」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:33:57 ID:aIxVrLVE
ジン「オメーも組織の情報網とやらで、オレの方のゴタゴタを知ってんだろ?」

ジン「オレの周りも、どいつもこいつも一筋縄じゃいかねー連中ばかりでよ」

ジン「で、頭のキレるオメーがいれば百人力だと思ったんだ」

ジン「……フン」

ジン「興味がない」

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:38:46 ID:aIxVrLVE
ジン「それに……お前はそうやすやすと他人に助けを求めるタマじゃないだろう」

ジン「障害が大きければ大きいほど、ほくそ笑むってタイプだ」

ジン「おおかた、俺たちの組織も暗黒大陸の騒動に加わるかそうじゃないか」

ジン「俺の反応から探ろうとしたってところか」

ジン「やっぱバレてたか。さすがだよ、オメーは」

ジン「ま、今までの反応でオメーの組織が絡むことはないってのは分かったがな」

ジン「フン」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:42:47 ID:aIxVrLVE
ジン「俺が暗黒大陸の騒動に参加することはない」

ジン「俺もあの方の勅命を受け、少々慌ただしいんでな……」

ジン「あの方……アイツか」

ジン「アイツに伝えといてくれよ」

ジン「いつまでも下らねー夢見てんじゃねーよってな」

ジン「伝えるわけがないだろう」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:48:23 ID:aIxVrLVE
ジン「ま、オレがオメーらの組織の動きを知りたかったってのは本音だが」

ジン「オメーが加わりゃ、もっと面白くなるって思ったのも本音だぜ」

ジン「頭のキレだけじゃなくオメーの頭の構造は、ある意味オレらよりハンター向きだ」

ジン「殺った奴のことはすぐ忘れ、次の仕事に取りかかれるってのは」

ジン「余計なもんに目をくれることなく、ハントをやれるってことだからな」

ジン「敵にすりゃこの上なく厄介な反面、味方になりゃこれほど頼もしい奴もいねえ」

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 10:53:24 ID:aIxVrLVE
ジン「下らんな……」

ジン「俺はお前たちハンターが持つ“念能力”とやらを持たない」

ジン「お前たちの舞台で、俺が出る幕などない」

ジン「偽るなよ」

ジン「もう会得してんだろ?」

ジン「オメーに“念”についてほのめかしたのは他ならぬオレだが」

ジン「得体の知れない力を知って、そのままにしておくわけがねーもんな」

ジン「狡猾なオメーがよ」

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 11:00:27 ID:aIxVrLVE
ジン「…………」ギロッ

ジン「だから睨むなって」

ジン&ジン「…………」

ズドドドドドッ!

パシュッ! パシュッ! パシュッ!

ジン&ジン「…………」

ジン「仮に今、闘り合ってたら──」

ジン「オレは何発か拳ぶち込んだが、オメーから何発か撃たれたってとこか……」

ジン「やっぱやるなオメー」ニッ…

ジン「……フン」

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 11:05:00 ID:aIxVrLVE
ジン「んじゃ、用件は済んだし、オレは行くぜ」

ジン「オメーは頭も強さも超一流だが、ここぞってとこでヘマするとこがあっから」

ジン「せいぜい気をつけろよ」スタスタ…

ジン「余計なお世話だ」

ジン「…………」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/07/11(金) 11:12:42 ID:aIxVrLVE
ジン「遅いぞ、ウォッカ」

ウォッカ「すいやせん、アニキ。ちと面倒なことになりやして……」ザッ…

ウォッカ「あの……今、向こうに歩いてった野郎はいったい……?」

ジン「昔の知り合いだ、気にするな。ところで、何があった?」

ウォッカ「へい、実は例の件で、あの社長から金を払いたくないって連絡が……」

ジン「……愚かな奴だ。我々に逆らうつもりか」

ジン「予定変更だ、今から奴を始末する……いくぞ、ウォッカ!」

ウォッカ「へい!」

END

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