1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:20:08.35 ID:AIWXu5xc0
大佐『ご苦労スネーク』
スネーク「俺はどうすればいい?」
大佐『その研究所でタイムマシンが開発されたという情報が入った・・』
スネーク「タイムマシン?そんなもの本当に開発されていたとしたら・・」
大佐『あぁ・・世界はタイムマシンを巡って戦争になるだろう。それもとても大きな戦争にな』
スネーク「つまり俺の任務はそのタイムマシンを破壊しろという事だな?」
大佐『そういう事だ。それでスネーク、研究所の中はどのような感じになっている』
スネーク「普通の部屋だな・・特に何もない。」
大佐『タイムマシンらしきものも見当たらないのか?』
スネーク「あぁ・・日用品らしき物しか置いてない。本当にタイムマシンなんて開発されたのか?」
大佐『ある組織からの確かな情報だ。何としてでも見つけ出して破壊してくれ。』
スネーク「分かった。」
大佐『健闘をいのる・・。』プツン
みたいなのを誰かが書いてくれるはず・・ナイカ
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:22:28.41 ID:JyyfUB7E0
支援
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:26:14.41 ID:AWfXxh6j0
はよしろ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:39:33.88 ID:yPtN8tBP0
スネーク「日本か……出来れば観光で来たかったものだな」
スネーク「遮光カーテンで、部屋を二つに分けているようだ……」
スネーク「タイムマシンがあるとすれば、この奥か」サァー
紅莉栖「んっ……岡部? 帰ってきたの……?」ゴシゴシ
スネーク「……」スッ
紅莉栖「!」トゥルンッ!
スネーク「……」バッ グイッ
紅莉栖「むー! むー!」バタバタ
スネーク「……悪く思うな」キュ
紅莉栖「」クタッ
スネーク「くそっ……大佐! どういうことだ、情報と違う! 女が居た!」
大佐『牧瀬紅莉栖、そのラボに在籍する研究員の一人のようだ』
スネーク「もう少しゲノム兵を呼ばれるところだったぞ、頭の上に!が出ていた」
大佐『現場は生き物だ、多少のトラブルには目を瞑ってもらわんと困る。そもそも日本にゲノム兵は居ないぞスネーク』
スネーク「それはそうだが……」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:46:00.59 ID:yPtN8tBP0
大佐『臨機応変にやってくれ』プツン
スネーク「……くそっ、切れた」
トゥルル トゥルル
スネーク「何だ?」ピッ
オタコン『僕だよスネーク』
スネーク「ああ、どうした」
オタコン『まずいことになった。今メイクイーンにゃん×2から岡部と橋田が出たところだ。予想より早い』
スネーク「……時間は?」
オタコン『そうだな、早ければ後四十分ってところだ』
スネーク「肝心のタイムマシンがまだだが、見た目の情報は無いのか?」
オタコン『そこまでは……、ただ、それほどコンパクトなものではないはずだよ』
スネーク「だが、部屋を見渡す限りそれらしいものはない」
オタコン『家電を調べてみたらどうだい? 偽装されている可能性もあるよ』
スネーク「ああ」
オタコン『ところで……そこの女の子なんだけど……』
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:46:26.64 ID:AIWXu5xc0
書いてくれたーありがとー
期待
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:51:51.55 ID:yPtN8tBP0
スネーク「こいつか? 大丈夫、少し眠ってもらっただけだ」
オタコン『君がフェミニストで良かった』
スネーク「まさか。だが、俺は殺し屋でもない」
オタコン『どうにか起こして情報を引き出せないかな?』
スネーク「まだ大丈夫だとは思うが、次は顔を覚えられるぞ」
オタコン『オプションのカモフラージュから、フェイスを変更するんだ』
スネーク「……こうか?」キュ
オタコン『スネーク……それ、僕じゃないか……』
スネーク「一番日本に似合っている」
オタコン『そ、そうかい? まあ構わないけど。アキバなんて、もう暫く行っていないな……』フゥ
スネーク「お前もくれば良かっただろう」
オタコン『どうかな。こうして上空に居られるだけでも行幸だよ、離陸許可が下りるとは思えない』
スネーク「パラがある」
オタコン『よしてくれ……それじゃ、頑張って』
スネーク「ああ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 11:57:38.94 ID:yPtN8tBP0
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆☆☆
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆☆ ピンッ ^☆
スネーク「……」ポンポン
紅莉栖「」☆ ピンッ ^☆
スネーク「」ポン
紅莉栖「うっ……あれ? 私、何で床に……」フラ ^☆
スネーク「動くな」チャ
紅莉栖「な!? えっ……?」
スネーク「口を閉じろ。YESなら一回、NOなら二回首を振れ」
紅莉栖「」コク
スネーク「よし、良い子だ。……ここにタイムマシンがあるな?」
紅莉栖「……」
スネーク「手荒な真似はしたくない、正直に答えてくれ」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:05:02.64 ID:yPtN8tBP0
紅莉栖「……」フルフル
スネーク「ここにあるんだろう?」
紅莉栖「だ……誰から聞いたの……?」
スネーク「……質問しているのはこっちだ。どこにある?」
紅莉栖「喋ったら……いけないんでしょう?」キッ
スネーク「ん? ああ……だが、君はもう話しているし、叫ぶタイミングも失ったようだ。話してくれ」
紅莉栖「タイムマシンを、どうする気なの……?」
スネーク「そんなものは、この世界にあってはいけない」
紅莉栖「……」
スネーク「今度は俺よりも怖い連中が押し寄せてくるぞ。情報は売られている、その証拠が俺だ」
カンコン カンコン
スネーク(予定より早い……)
紅莉栖「おかっ……」フムー!
スネーク「こっちへ来い」グッ
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:11:59.00 ID:yPtN8tBP0
紅莉栖「……」
スネーク「……」
岡部「帰ったぞ……ん? 助手?」
ダル「ふぃー……暑くて死にそうだお」
岡部「助手が見当たらないが」
ダル「トイレじゃないん?」
岡部「何だ、この人が二人は入れそうなピンク色のダンボールは……」
ダル「さぁ……なんぞこれ、『ラブダンボール』?」
紅莉栖・ダンボール内(……あなた、結構バカでしょ)
スネーク・ダンボール内(黙っていてくれ……)グイ
紅莉栖(……)ムー!
岡部「ん? どこからか、助手の声がしなかったか?」?
ダル「え? 聞こえなかったけど。それよりこれ、牧瀬氏の荷物?」
岡部「気のせいか……」
ダル「オカリンオカリン、コーラの在庫が切れている件について」ガチャ
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:17:18.63 ID:yPtN8tBP0
スネーク・ダンボール(どうやらやり過ごせたようだ……ドラム缶と悩んだが、やはりダンボールだったな)
紅莉栖(何で気づかないの!?)ムームー!
岡部「ドクペはやらんぞ」
ダル「飲まないって……」
岡部「ふむ……助手は買い物か?」キョロキョロ
ダル「仕方ない、暑いけどコンビニいくお……」
岡部「む、ならば俺も同行しよう」
ダル「過保護だなぁオカリンは、そんなに牧瀬氏が心配?」
岡部「ばっ! 誰もそんなことは言っていないだろう!?」
ダル「はいはい」ガチャ
岡部「おい! 待てダル!」タッ
カンカンカン
牧瀬(oh…)
スネーク「ふぅ……どうやら行ったようだな。オタコン」
オタコン『ああ、二人にはMk-2をつけておくよ』
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:28:52.65 ID:yPtN8tBP0
スネーク「で……タイムマシンはどこだ?」
紅莉栖「……貴方、何者なの?」
スネーク「見ての通り、科学者だ」
紅莉栖「顔と、体格があってない……それ、特殊メイク?」
スネーク「フェイスカムだ」
紅莉栖「貴方が何にしろ、タイムマシンは……壊させない……」
スネーク「なら家ごと吹き飛ばすことになる」
紅莉栖「そんなこと、あたなに出来るのかしら……ダンボールに隠れるような人が……」
スネーク「むぅ……」
紅莉栖「スーパーまで行ったとしても、往復20分は掛からないわよ? 後何分あるかしら?」
スネーク「……そんなものが本当にあれば、戦争になるぞ」
紅莉栖「…………」
大佐『スネーク、もう良い。今回は撤収だ』
スネーク「……なぜだ? タイムマシンがあることは確かだ、この部屋にあるもの全てを吹き飛ばせば…」
大佐『……予定が変わったのだ。タイムマシンは回収しなければならない』
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:37:20.86 ID:yPtN8tBP0
スネーク「回収!? 回収だと!?」
大佐『大声を出すなスネーク』
スネーク「回収して、そしてどうする?」
大佐『スネーク、らしくないぞ。冷静になれ。それを考えるのは君でも私でもない』
スネーク「……」
紅莉栖(独り言……? 無線……?)
大佐『彼女は機内に収容する、合流地点で待っているぞ』プツンッ
スネーク「……悪いが、また眠っていてくれ」キュ
紅莉栖「」クテッ
スネーク「オタコン!」
オタコン『ああ、ラボの前にタクシーを呼んでおいたよ』
スネーク「よし、意識不明の急病人を運ぶとしよう」グイッ
カンカンカン
岡部&ダル「!」トゥルン!
スネーク「」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:45:06.56 ID:yPtN8tBP0
岡部「助手っ!? き、貴様っ……助手に何を……!」
スネーク「……」ポイッ
ダル「ちょっ! 牧瀬氏が飛んできた件! って……お、重いおっ!」ググッ
スネーク「……」パシッ
岡部「あいたっ」
スネーク「ラボの責任者、岡部倫太郎だな?」グッ
岡部「いたたたたた! そ、そうだ……我こそが、狂気のマッドサイエンティ……腕が痛い! ヘルプ!」
スネーク「よし、お前が来い……運転手、車を出せ」チャ
ドライバー「ど、どちらまで…………?」
スネーク「とりあえず出せ! 早く!」バンッ
ブルルルル
ダル「ちょ……オカリンが誘拐された件について……」
紅莉栖「」グッタリ
ダル「牧瀬氏……死んでるわけじゃないよね? あ、息してるか……」
ダル「……なんぞこれwwwww」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:39:26.77 ID:yPtN8tBP0
― ラボ内 ―
ダル「牧瀬氏、牧瀬氏!」ポンポン
紅莉栖「んっ……あれ? 私……」
ダル「ふぅ……もう少しで理性が崩壊するところだったんだぜ……」
紅莉栖「このHENTAI! って……ん? メガネでオタクっぽいムキムキの外人は……?」
ダル「何か、オカリンを浚っていったけど……」
紅莉栖「ちょっ!? な、何で可愛い私じゃなくて、あんなボロボロのおっさん連れていったのよ!」
ダル「ちょwwwおちけつwwww 突っ込むとこはそこじゃないだろJK」
紅莉栖「け、警察には連絡したの!?」
ダル「ごめん、まだ。ダルにゃん的に、牧瀬氏がグッタリしててそれどころじゃなかったし」
紅莉栖「そ、そう……ごめんね、心配かけて」
ダル「惚れんなよ?」キリッ
紅莉栖「誰が惚れるかっ!」
プルルルル
紅莉栖「ん? 岡部から電話……?」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:46:14.49 ID:yPtN8tBP0
― 東京上空 某輸送機内 ―
岡部「すみません……全てお話しますので、命だけは勘弁してください……」ブルブル
スネーク「……まだ何も言っていないが」
オタコン「君がタイムマシンの開発者? 写真では老けて見えたけど、話してみると随分若いね」
岡部「ええ、まあ……」
オタコン「コーヒー飲むかい?」コトッ
スネーク「おい、オタコン……」
オタコン「スネーク……彼は一般人なんだよ。これくらい良いじゃないか」
スネーク「hmm…」
岡部「あ、ありがとうございます」ジー
オタコン「大丈夫、何も入っていないよ。僕のと交換するかい?」スッ
岡部「い、いえ……」チビッ
スネーク「で、あのラボにタイムマシンがあるんだな?」
岡部「……一つ、一つだけお願いが。命だけは…」
スネーク「ああ、別にあんたを殺しはしない」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:53:52.95 ID:yPtN8tBP0
岡部「ち、違うんだ。俺は……俺は、どうなったって……」ブルブル
スネーク「?」
岡部「他の、他のラボメンには、手を……手を、出すな」ガクガク
スネーク「震えながら凄まれてもな……」
岡部「……出さないでください」
スネーク「ああ……まあ、彼女は気を失っていただけだ、今頃起きているだろう」
岡部「」ホッ
スネーク「見た目よりタフらしい」
岡部「紅莉栖が……ですか」
スネーク「いや、あんたがだ」ポンポン
岡部「…………タイムマシンはまだ、完成していないですよ」
スネーク「何だと?」
岡部「ククク……我が助手が作業を続けていれば、今頃は完成していただろうがな……」
オタコン「メールを過去に飛ばせるんだろう? まだ改良中だったのかい?」
岡部「……あ、はい」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:01:45.99 ID:JyyfUB7E0
たまに鳳凰院さんになるオカリンマジパねーっす
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:02:14.72 ID:yPtN8tBP0
スネーク「で、そいつが完成するとどうなる?」
岡部「ちなみに、タイムマシンではなく、電話レンジ(仮)という正式名称が」
オタコン「かっこかりなのに、正式名称なのかい?」
岡部「ほう……貴様は中々見所があるようだな!」
スネーク「オタコン話が逸れる……。それに、こいつは二重人格か何かか?」
オタコン「厨二秒って奴じゃないかな。日本のコメディアンが作った言葉だけど」
スネーク「……その話はまた後で聞こう。で、岡部」
岡部「はぁ……ええとですね……」
カクカク シカジカ
オタコン「……凄いね。SERNって、あのSERNかい?」
岡部「いかにも」
スネーク(また態度がでかくなったな……)ハァ
オタコン「ダルという人に是非会ってみたいところだ」
岡部「ところで……本当にあんたたちは、戦争の回避を目的にしてるだけなんだな?」
スネーク「少なくとも俺はそうだ。上はどうだかな……」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:09:24.33 ID:yPtN8tBP0
大佐『スネーク』
スネーク「話は聞いていただろう? タイムマシンは完成していない」
大佐『……すぐに、岡部倫太郎から指示を出させるんだ。タイムマシンを完成させるように』
スネーク「…………」
大佐『私も……好きで君にこんなことを言っているわけではないのだ……』
スネーク「……また『姪っ子が人質に』なんて言うんじゃないだろうな?」
大佐『……妻だ』
スネーク「……」ハァ
スネーク「完成させ、それを回収すればいいんだな?」
大佐『ありがとう、スネーク。やってくれるか』
スネーク「……再婚してたのか?」
大佐『む……まあ、色々あってな』
スネーク「全く……」
岡部「……牧瀬に電話をすればいいのか?」
スネーク「ああ」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:14:52.46 ID:yPtN8tBP0
― ラボ ―
紅莉栖「もしもし……? 岡部っ!? ぶ、無事なの!?」
岡部『岡部ではない! 俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院――――』
紅莉栖「あっそ、じゃあ切るわね」プツッ
プルルルル
紅莉栖「はろー」
岡部『もしもし? 岡部です。ちょっとお話を聞いて頂けませんでしょうか……』
紅莉栖「……ホントに無事なの?」
岡部『ああ、どうやらタイムマシンを奪う気らしいが……悪い人間ではなさそうだ』
紅莉栖「まあ……ダンボールに隠れるような人だしね……ちょっと分かるけど……」
紅莉栖「私は二度も気絶させられたわけだが」
岡部『そ、そうか……災難だったな』
紅莉栖「で、何なの? タイムマシンを持って来いって? ていうか全部喋ったの?」
岡部『いや……まあ……』
紅莉栖「はぁ……」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:18:42.90 ID:yPtN8tBP0
岡部『助手よ』
紅莉栖「だから、助手じゃないっていっとろーが」
岡部『紅莉栖よ』
紅莉栖「だから……な、なんて?」ドキドキ
岡部『二度は言わん。紅莉栖よ、電話レンジ(仮)を完成させるのだ。今すぐナウ』
紅莉栖「あんた……脅されてるんじゃないの? それ……」
岡部『……なきにしもあらずというか、仕方あるまい』
紅莉栖「それで良いの? あんたは、それで良い訳?」
岡部『ラボメンを守るのが、俺の役目だ……最も、相手が約束を守るとは限らんが……』
紅莉栖「岡部…………良いわ、完成させたげる」キュン
岡部『頼む』
ツーツー
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:23:32.95 ID:yPtN8tBP0
― 某機内 ―
岡部「これで良いか……?」
スネーク「ああ、ラボまで送ろう。オタコン……」
オタコン「ちょっと待ってくれスネーク。これ、こいつを見てくれ」
スネーク「どうした?」
オタコン「首都圏の交通機能が麻痺してる」
スネーク「線路だらけだな、東京は」
オタコン「おかしいよ……、こんなこと、普通はありえない。特に、アキバは陸の孤島みたいになってる」
スネーク「……俺たち以外にも、動いたか?」
オタコン「そうかもね……もし、彼の話が本当だとするなら……」
スネーク「俺も行こう、もう少し高度を下げられるか?」
オタコン「ああ」
スネーク「岡部、飛ぶぞ」
岡部「は?」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:35:31.35 ID:yPtN8tBP0
― 東京上空 ―
岡部「ぬぉおおおおおおおお!!」
スネーク「口を閉じろ! 舌を噛むぞっ!」
― ラボ周辺 ―
スネーク「見ろ、人気が全く無い」
岡部「た、確かに不気味だ……」
スネーク「先に行っていろ、俺は他に用事をすませる」
岡部「ど……どういうことだ……?」
スネーク「良いからラボまで走れ」
岡部「くそっ! 走るのは、苦手なんだっ!」ダッ
カンカンカン ガチャ
岡部「紅莉栖! ダル! 無事か!?」
紅莉栖「ちょ、何よ帰ってきて早々……あんたこそ、大丈夫だったの?」
ダル「オカリン大丈夫? 顔色ヤバイお」
岡部「あいつら以外にも、タイムマシンを狙っている奴らが居て…………あ、れ……? まゆりは……?」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:45:08.32 ID:yPtN8tBP0
紅莉栖「まゆりちゃん? 何だか、コミケの衣装のことで友達と会うとか……」
ダル「なんなん? ちゃんと説明しろし、オカリン」
岡部「我々は現在、機関に狙われているのだ……割とマジで」
ダル「妄想乙……とは言えないか、さっきの人がらみなん?」
岡部「ああ……とにかく、ここから出てどこか遠くへ……」
岡部(アキバは陸の孤島……)
紅莉栖「岡部?」
岡部「と、とにかく、俺はまゆりを探しに……!」
ガチャ
スネーク「待たせたな」
まゆり「トゥットゥルー♪ 何だか変な人に誘拐されてきたのです」
スネーク「……」
岡部「スネーク! 信じていたぞ!」ガシッ
スネーク「あ、ああ……」
紅莉栖&ダル(誰……?)
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:53:10.17 ID:yPtN8tBP0
スネーク「タイムマシンは?」
紅莉栖「え? 出来てるけど……」
スネーク「よし、それを持ってここを出るぞ。全員ついて……」
ブロロロロ
岡部「何だ? こんな時間に……」
スネーク「全員、窓から離れろ」グイッ
岡部「おおっ、急に引っ張らないでくれ……」
スネーク「オタコン……」
オタコン『バンから出てきた、1…2…6人。全員SMGを持ってる』
スネーク「お前たちは伏せていろ」
岡部「じゅ、銃撃戦になるのか?」
スネーク「ああ」チャ
岡部「おい、スネーク……どう見ても、ただのハンドガンなんだが……それだけか?」
スネーク「大丈夫、無限バンダナだ」
紅莉栖&ダル(だから誰だよこのおっさん……)
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:59:24.23 ID:yPtN8tBP0
バンッ
ラウンダーサブリーダー「全員その場をうご……あ?」
スネーク「」コキッ
ラウンダー「なっ……こいつ!? どこから……」
スネーク「」キュ
ラウンダー「くそっ!」パパパ
スネーク「」パンパン
ラウンダーさん達「」シーン
岡部「……助かった、のか?」
オタコン『まだまだ来るよスネーク! バンが三台止まった!』
スネーク「まだ来るぞ! 全員伏せていろ!」
紅莉栖「まゆりっ!」
スネーク「!?」
岡部「ま……ゆ……り……?」
ダル「あばばば」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:05:16.62 ID:yPtN8tBP0
岡部「まゆり……ど、どうしてこんな……」
スネーク「…………」
紅莉栖「まゆりっ! まゆりっ!」
ダル「……」
岡部「あぁああああああっ!!」
スネーク「……岡部!」ガンッ
岡部「がっ……! な、何を……!?」
スネーク「動くんだろう……?」クイッ
岡部「電話……レンジ……」
スネーク「……行け!」
紅莉栖「お、岡部っ!? だ、ダメよっ! まだテストもしてないのに……!」
岡部「飛べよぉおおおおおおおおお!」
鈴羽(あれ? 出番は……?)
――――――
――――
――
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:06:21.57 ID:H4pTtb350
バイト戦士の扱いwww
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:08:46.87 ID:guWOorx/O
鈴羽ェ…
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:13:44.13 ID:yPtN8tBP0
― 某日 秋葉原 ―
スネーク「日本は平和だな……」
オタコン「そうだね、これだけ治安の良い国も少ない」
スネーク「たまには、観光というのも良いもんだ」
オタコン「まさかスネークとこうして、アキバを歩くことになるとは思いもしなかったよ」
スネーク「俺もだ。しかし、タバコをどこで吸えばいいんだ?」
オタコン「いい加減、もうやめたらどうだい?」
スネーク「そう言うな……おい、あんた。この辺りに喫煙所は無いか?」
岡部「」
スネーク「ん? どうした、日本語が変か? 喫煙所の場所を教えてくれ」
岡部「スネーク……」
スネーク「!」
岡部「……ありがとう」
スネーク「………………?」
オタコン「メイクイーンにゃん×2の場所も聞いてくれないかな? スネーク」 完
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:14:47.07 ID:YMzeLz/s0
えっ?
75 : 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2012/02/29(水) 15:30:26.71 ID:uGcXCnmzQ
何がなんだか・・・・
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:34:23.25 ID:yPtN8tBP0
スネークはリーディングシュタイナー持ってないじゃない
世界戦がシュタインズゲードに以降して、未来が変わったんだよ。というオチ
投げてないよ、予定通りだよ
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:35:49.66 ID:1zIkHA9r0
α世界線から抜け出せてなくね?
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:51:50.80 ID:0ksBlSl60
α世界線から抜け出さないと結局まゆりしぬよね
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:57:01.82 ID:yPtN8tBP0
お前ら何がそんなに不満なんだよ!
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:09:59.96 ID:yPtN8tBP0
― メイクーン ―
岡部「ここだ」
スネーク「これがメイドカフェか」
オタコン「思い出した、ここだよここ。ありがとうそこの彼」
スネーク「こいつが君に感謝しているぞ」
岡部「あ、ああ……その、俺も同席して構わないか?」
スネーク「ああ、現地のガイドが丁度ほしいと思っていたところだ。剥きだしですまないが」スッ
岡部「いや、金は良い。少し、頼みを聞いて欲しい……」
スネーク「……いいだろう、中で話せるか?」
岡部「ああ」
オタコン「スネーク! 早く行こうよ!」
スネーク「オフなんだ、デイヴにしてくれオタコン」
オタコン「分かったよデイヴ」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:13:07.77 ID:4PivoVGx0
!
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:13:57.39 ID:yPtN8tBP0
― 店内 ―
スネーク「それで、話って?」
岡部「彼は良いのか?」
スネーク「ああ、何でもここは五回目らしい。久しぶりで場所を覚えてなかったようだが」
オタコン「フェイリスたん!」
フェイリス「きゃー! お久しぶりだにゃん、オタコンお兄ちゃん!」
スネーク「彼女、英語が話せるんだな」
岡部「俺も初耳だが……」
スネーク「で、話っていうのは?」
岡部「俺のことを、覚えていないか……?」
スネーク「? そういえば、あんたは俺のことを知っているようだったな」
岡部「ああ、俺は……岡部倫太郎だ」
スネーク「……すまないが、覚えていないな。どこで会った?」
岡部「ここだ、日本でだ」
スネーク「おいおい……俺は日本には初めてきたんだぞ?」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:20:17.10 ID:yPtN8tBP0
岡部「そ、そうか…………」シュン
まゆり「トゥットゥルー♪ オカリン、オカリン、その人は?」
岡部「ああ、ちょっとした知り合いでな」
スネーク「……」
岡部「スネーク、コーヒーで良いか?」
スネーク「ああ」
フェイリス「凶真ー! 来てるなら声を掛けてくれなきゃダメにゃん!」
岡部「フゥーハハハハ! 俺が来たことに気づけないとは、お前もたるんでいるようだな! フェイリス!」
スネーク「!」ガタッ
岡部「……ど、どうしたスネーク?」
スネーク「いや、デジャヴを感じてな……」
岡部「……! この、狂気のマッドサイエンティストに、見覚えがあるようだな?」
スネーク「…………鳳凰院……凶真?」
岡部「そうだ! 我こそが世界の支配構造を破壊するもの! 鳳凰院凶真だ!」
スネーク「……これは、どういうことだ?」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:25:41.42 ID:yPtN8tBP0
岡部「思い出してくれたか……?」
フェイリス「この私が、ついていけないにゃんて……!」ギリッ
スネーク「コーヒーを頼む」
フェイリス「はいにゃん♪」クルッ
岡部「スネーク……どこまで思い出した?」
スネーク「曖昧な記憶だが、確かに俺はお前と会っているようだな」
岡部「そうだ。思い出してくれ、頼む!」
スネーク「……襲撃があり、まゆりが倒れ、お前は過去に飛んだ」
岡部「そうだ!」
スネーク「そして、パラドックスが起きて未来が変わった?」
岡部「まあ、そのようなものだ。正確には、世界線が移動したのだ」
スネーク「頭が痛いな……。それで、俺に頼みたいこととは? タイムマシンはまだあるのか?」
岡部「ああ、順を追って説明しよう……」
カクカク シカジカ
スネーク「なるほどな……」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:29:57.49 ID:yPtN8tBP0
スネーク「まゆりを助け、タイムマシンの存在しない世界へと移動したいと」
岡部「そうだ」
スネーク「そのためには、俺の協力が必要だと……未来のお前からメールが届いた?」
岡部「その通りだ。頼むスネーク、あんたに頼むしかないんだ」
スネーク「……一度は乗りかかった船だ。良いだろう」
オタコン「マユリ! 僕だよ! 覚えてないないかい!?」
まゆり「え、えっと……?」ニコッ
オタコン「KAWAII!」
岡部「……出ないか?」
スネーク「その方が良さそうだ。行くぞオタコン」
オタコン「えっ!? ど、どうしたんだよスネーク! まだオムライスに名前を書いて魔法を掛けてもらってない!」
スネーク「また後で来よう、用事が出来た」グイッ
オタコン「フェイリスたん! まゆしぃ!」ズルズル
ダル「……なんぞこれ?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:37:42.51 ID:yPtN8tBP0
― ラジ館屋上 ―
スネーク「こちらスネーク、ラジオ会館の屋上へ侵入した。大佐、指示をくれ」
岡部「……何を一人でブツブツ言っているんだ?」
スネーク「いや、無線が恋しくてな……」
岡部「オペレーション・スクルドの概要は理解したか?」
スネーク「ああ、岡部をだませば良いのだろう? 大丈夫だ、俺に考えがある」
岡部「そうだ。俺はメタルうーぱーを回収する」
スネーク「俺はナカバチとやらを撃退し、紅莉栖を血祭りにあげれば良いというわけだ」
岡部「あ……ああ、まあ……そういうことだな」
オタコン「スネーク、タイムマシンの調整終わったよ」
鈴羽「驚いた……父さん以外に、これをメンテナンスできる人が居るなんて……」
オタコン「でも残念だな。結局世界線が移動してしまえば、今の記憶は無くなってしまうんだろう?」
岡部「いや……少なくとも、俺は皆のことを忘れはしない」
スネーク「…………彼女は?」
鈴羽「やあ、貴方がおじさんの言ってた英雄さん?」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:43:15.72 ID:yPtN8tBP0
スネーク「俺は英雄じゃないし、そうだったときも無い」
鈴羽「ふーん」
スネーク「……良い身体をしているな」
岡部「ちょ、スネーク何を言っているんだ!?」
オタコン「スネーク……」
スネーク「そういう意味じゃない……。鍛えられた良い身体をしている」
鈴羽「ありがとう。私も貴方みたいな戦士に会えて光栄だよ」スッ
スネーク「そうか」グッ
岡部「行くぞ……スネーク」
スネーク「ああ」
鈴羽「二人とも乗って」
オタコン「スネーク、これを」スッ
スネーク「持ってきていたのか……」
オタコン「備えあれば憂いなしだよ、スネーク」
スネーク「行って来る」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:53:30.30 ID:yPtN8tBP0
― タイムマスィーン内 ―
鈴羽「二人とも、大丈夫?」
岡部「吐きそうだ……」
スネーク「ああ……」
鈴羽「ごめんね、狭くて」
スネーク(性欲を持て余す)
鈴羽「どしたの? スネーク?」
スネーク「デイビットだ。デイヴで良い。どうせ忘れてしまうのだろうが……」
鈴羽「うん……でも、きっと覚えてるよ」
岡部「よく平気だな、スネーク……」
スネーク「弾丸のように飛ばされる潜水艦の中よりはマシだ」
岡部「……」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:54:27.69 ID:yPtN8tBP0
― 某日ラジ館 ―
スネーク「こちらスネーク。過去への潜入に成功した」
紅莉栖「」ブラブラ
スネーク「予定時刻通りだな……ここで、彼女は父親に刺されるのか」
スネーク「むごい話だ……」
紅莉栖「……何だか、妙に聞き覚えのある声がするのは気のせいかしら」
スネーク「……」
中鉢「――――」
紅莉栖「――――」
スネーク「始まったな……」スッ
中鉢「な、何だっ!? ナイフが……浮いて……?」
スネーク「」ヒュンヒュンヒュン
中鉢「ひぃいいいい! く、くるなっ! 何なんだ一体!」タタタタッ
スネーク「初代は殴っても首を絞めても、気づかれなかったんだがな……」カチッ
紅莉栖「なっ! ひ、人……? 何で急に人が……!」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:01:39.17 ID:yPtN8tBP0
スネーク「大丈夫だ、俺は怪しいものじゃない」カチャ
紅莉栖「あれ……あなた、どこかで……」
スネーク「悪いな、少し眠っていてくれ」パシッ
紅莉栖「ちょ……!?」
スネーク「」キュ
紅莉栖「この締め心地、思い出し――――!」クテッ
スネーク「……リーディングシュタイナーは未来の記憶も引き出せるのか?」ドサッ
紅莉栖「」チーン
スネーク「あとはこのツチノコを使って、血糊を撒けば完成だ」ザクッ
ブシャアアアアアアア
スネーク「……少し多すぎたか?」
プルル プルル
スネーク「!」ピッ
パラメディック『スネーク! まさかツチノコを食べたの――!?』プチッ
スネーク「……? 混戦してるらしい……メイリンに声がよく似ていたが……」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:07:32.84 ID:yPtN8tBP0
岡部「……スネーク!」
スネーク「岡部、こっちは終わったぞ。現場を見てみろ、なかなかエグいことになっている」
岡部「もう前に見たから良い! それより俺が来る!」
スネーク「俺が来る? 随分哲学的なことを言うんだな、自分はどこへも行きやしない。いつも共にある」
岡部「そういうことじゃない! 過去の俺が来る! 見つかったら大変なことになるぞ!」
スネーク「これを使え」スッ
岡部「何だ、このちょっとステキな機械は」
スネーク「ステルス迷彩だ、こう使う」カチッ
岡部「おお! こ、こんなものが!」カチッ
スネーク(来たぞ、喋らなければ大丈夫だ)ヒソヒソ
岡部(ああ……)ヒソヒソ
過去岡部「な……な…………なんじゃこりゃあああああああああ!! メディーック! メディーック!」
――――――
――――
――
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:10:57.79 ID:yPtN8tBP0
― 某日 秋葉原 ―
スネーク「日本は平和だな……」
オタコン「そうだね、これだけ治安の良い国も少ない」
スネーク「たまには、観光というのも良いもんだ」
オタコン「まさかスネークとこうして、アキバを歩くことになるとは思いもしなかったよ」
スネーク「俺もだ。しかし、タバコをどこで吸えばいいんだ?」
オタコン「いい加減、もうやめたらどうだい?」
スネーク「そう言うな……おい、あんた。この辺りに喫煙所は無いか?」
岡部「」
スネーク「ん? どうした、日本語が変か? 喫煙所の場所を教えてくれ」
岡部「スネーク……」
スネーク「!」
岡部「……ありがとう」
スネーク「なに、俺も中々楽しかった。紅莉栖によろしく言っておいてくれ、首を何度も絞めてすまなかったと」
岡部「!」トゥルン! 完
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:13:39.53 ID:ODJXVimw0
乙
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:19:08.57 ID:yPtN8tBP0
― おまけ ―
「はい、岡部倫太郎は最後まで気づきませんでしたね」
「ええ」
「はい……。勿論です」
「薄々は気づいているようですが……」
「問題ありません、本当に重視すべきは牧瀬紅莉栖です」
「どうでしょう……彼は、岡部よりだと思いますが……」
「はい。リーディングシュタイナーを持っているのは、自分だけだと……」
「ええ」
「ありがとうございます」
「大統領」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 17:43:30.83 ID:uy7GLIgZ0
なかなか面白かったよ
乙