【まどかマギカ・クロスSS】ゴンさん「魔法少女……か……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:51:48.43 ID:UZ8nt8nd0
早乙女「それでは今日は二人の転校生を紹介します!」

さやか「へー転校生かー、どんなや……」

ゴンさん「this way……」 ゴゴゴゴゴゴゴ……

まどか「ひ……」 ズ……

さやか「ッ……!!?」 ズズ……
ほむら(なにこれ……)
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:57:03.20 ID:UZ8nt8nd0
休み時間

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴ……

ヒソヒソ…… ヒソヒソカ……

さやか「なんつーか…すごい転校生だよね……」

まどか「うん……なんていうのか分からないけど…オーラがスゴイっていうか……」

ゴンさん「……オーラが…?」 ゴゴゴゴゴ…

まどか「ひっ…」 ビクッ

ほむら「…鹿目まどかさん、あなたがこのクラスの保険委員よね、保健室に……」

まどか「わわわ、分かった!分かった!!今すぐ保健室に連れて行くね!!!」 ダッ

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴ……
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:05:05.12 ID:ho86N2Ia0
なんやかんやあって放課後

ほむら「その淫獣から今すぐ離れなさい、まどか」

まどか「で…でも怪我してるし……ほ、ほむらちゃん……!」

ほむら(まどか……今度こそ私はまどかを……!)

ゴンさん「this way……」 ゴゴゴゴゴゴ……

ほむら「はっ!!?」 ビクッ

ゴンさん「FIRST……COMES……ROCK……」 ギリ…… ギリ……

ほむら「あ……あ……」 ガクガク

さやか「くらえええええええええええっ!!!」 ブシャアアアアアアア

まどか「さやかちゃん!」

さやか「まどかこっち!ゴン……さん……も……あの……」

ゴンさん「……」 ス……

ほむら(た…助かった……) ヒューッ ヒューッ
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:13:09.80 ID:ho86N2Ia0
結界内

使い魔「wwwwwwwwwww」 ワキワキワキ

さやか「な…なに……なんなのよこれ……!」

まどか「さやかちゃん……!」

ゴンさん「……まどか……さやか……下がってて……」 ゴゴゴゴゴ……

さやか「ゴンさん!どうするつもり!?あんなの相手に……」

ゴンさん「FIRST COMES ROCK……」 ギリ… ギリ……

マミ「あなた達、危ないところだったわね、でももう大丈……」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:23:01.01 ID:ho86N2Ia0
さやか「あ…あの変なのが一発で……」

マミ「あ……あれ……え……?」

ゴンさん「……君…誰……?」 ゴゴゴゴゴ……

マミ「あっ、えっ、えっと、巴マミよ…です、あなた達と同じ見滝原中の三年生…です」 ビクッ

ゴンさん「そう……俺はゴン=フリークス……よろしく……」 ゴゴゴゴゴ……

マミ「は、はい……きゅ、QB、ちょっといいかしら」

QB「なんだいマミ」

マミ「あれは何?」

QB「僕にも全く分からないよ、だけど少なくとも魔法少女ではないことは確かだ」

マミ「見れば分かるわよ」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:30:57.10 ID:ho86N2Ia0
そんなこんなで魔法少女体験コース初日

マミ「さて、今日から魔法少女体験コースだけど、3人とも何か持って来た?」

さやか「私はバットを!」

まどか「ウェヒヒ……わ、私はその…衣装なんか考えてきちゃったり……」

さやか「あははは!流石はまどか!あんたには負けるわ!」

マミ「ふふふ、うん、意気込みは十分ね」

まどか「あう……」

ゴンさん「そのノート……」 ゴゴゴゴ……

まどか「!!」

ゴンさん「俺の衣装は……まだ考えてないんだね……」 ゴゴゴゴゴ……

まどか「あ…あ……明日までには……か、考えとこうかなー……なんて……」

ゴンさん「うん……楽しみにしてるよ……」 ゴゴゴゴゴ……

マミ「さ、さあ、じゃあ初日張り切って行きましょうか!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:43:51.61 ID:ho86N2Ia0
廃ビル

マミ「はっ!」 シュバッ

OL「……」

マミ「どうやらここの中のようね、いい?魔女は昨日みたいに結界の中に隠れ潜んで……」

ゴンさん「この中に魔女がいるんだね……」 ゴゴゴゴゴゴ……

マミ「ひっ、は、はい……

ゴンさん「そうか……それじゃあ……」 ギリ…… ギリ……

マミ「えっ、ちょっ……待っ―――――」

ズドォォォォン!
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:50:32.74 ID:ho86N2Ia0
時空停止を駆使し、驚くべき速さでまどかの元へ辿り着いたほむらが見たものは

既に大半の形を失ったビル、もとい結界に対し、今なお振り下ろされんとする拳であった

ドォォォォォォン!

ゴンさん「半分くらいの力でも良かったか……相変わらず力加減がよく分からん……」 ゴゴゴゴゴ……

ほむら「……巴マミ、何が起こったのか説明してもらえ……」

マミ「あ……暁美さん……あけみさぁぁぁん……!」 バッ

ほむら「ちょっ!ど、どうしたのよ!」

マミ「私……もう……お願い……暁美さん……助けてぇ……」 グス…グス…

ほむら「いいから落ち着きなさい、ソウルジェムが濁ってきてるわよ」

ゴンさん「このグリーフシードを使ってよ……今そこに落ちてた……」 ゴゴゴゴゴゴ……

マミ「ひっ……」 ビクッ

ほむら「そ、それよりも少し離れててもらっていいかしら……」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:51:30.89 ID:lUx0ffjn0
結界ごとか…
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:00:53.06 ID:ho86N2Ia0
病院

さやか「はい恭介、これお見舞いのCD」

恭介「ありがとう、さやか……」 ブルブル

さやか「どうしたの恭介、寒いの?」

恭介「いや……さっきから震えが止まらなくて……まるで極寒の中、裸で立っているような……」

ゴンさん「なるほど……風邪の時は……額より脇を冷ました方がいいよ……」 ゴゴゴゴゴ……

恭介「ひっ!」 ビクッ

まどか「だ、駄目だよゴンさん……外で待ってないと……」

ゴンさん「分かった……ごめんね……さやか……」 ゴゴゴゴゴ……

さやか「う……うん……」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:03:30.20 ID:UM2Wh4iA0
ゴンさん可哀想すぎるwww
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:04:59.55 ID:6/WZ1eOK0
病室にあんなのが入ってきたらビビるなw
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:12:32.29 ID:ho86N2Ia0
QB「こ、これはグリーフシードだ!マズイよ!孵化しかかってる!」

さやか「何でこんなところに!?と、とにかくまどかはマミさんを!」

まどか「さやかちゃんは!?」

さやか「私はここで見張ってる…放っとけないよ……こんなの……!」

さやか「それにいざとなればQBもいるし……ゴンさんだっているんだ!大丈夫だよ!」

ゴンさん「うん……絶対に死なせたりしないよ……友達だから……」 ゴゴゴゴゴ……

さやか「えっ?ああ…うん、友達だから……うん……」

まどか「さやかちゃん……で、出来るだけ急いでマミさん呼んで来るね!!!」 ダッ

さやか「速攻でね!電光石火で呼んできて!!」

さやか(ゴンさんと何時間も二人っきりだなんて……耐えられる自信が……無い……!!)
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:16:11.33 ID:ho86N2Ia0
マミホーム

マミ「私ね…これでも魔法少女として頑張ってきたつもりなのよ……」

ほむら「ええ、分かってるわ」

マミ「それなのに急にゴンさんが出てきてから……もう……私……」

ほむら「一般人の筈のゴンさんが結界ごと魔女を退治するのを見て自信喪失したのね」

マミ「ええ…それにここ数日ティロ・フィナーレも一発も撃ててなくて……」 ガチャッ

まどか「はぁ…はぁ…ま、マミさん!ほむらちゃん!病院にグリーフシードが……!」

マミ「何ですって!?グリーフシードはどうなってるの!?」

まどか「今さやかちゃんとゴンさんが見張ってます!」

マミ(えっ…どうしよう……行きたくない……ゴンさんの周りの空間にもう私耐えられない…でも……)

マミ「か…可愛い後輩に……格好悪いところ……見せられないものね……ううぅ……」 キリキリ

ほむら「……無理しないで構わないわ」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:28:36.41 ID:ho86N2Ia0
結界内

使い魔「ワシャワシャ」

ゴンさん「気をつけろ……同じ格好してるけど攻撃力の強いトコが違うぞ……」 ゴゴゴゴゴ……

さやか「そ、そんなの分からないわよ!」

QB「待ってくれ、あんまり刺激して魔女が孵るとマズイよ、ここは静かに……」

ゴンさん「……」 ギリ…… ギリ……

何よりも強く

QB「ま、待つんだゴン…さん!そんなことをしたら……!」

ただ強く

さやか「ゴンさん!待っ……!!」

ズドォォォォォォォォンッ!!!!!
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:31:20.12 ID:cBMyo/sX0
ゴンさんやりすぎワロン
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:36:09.75 ID:ho86N2Ia0
マミ「お待た……せ……?」

さやか「ま、間に合った……」

ゴンさん「……」 クチュクチュ

使い魔「あっあっあっあっ」 クチュクチュ

ほむら「ほぼ全滅ね……間に合ったと言えるのかしら」

QB「気をつけて!出てくるよ!」

マミ(く……ちゃんとした魔女戦でまでゴンさんに遅れを取るわけにはいかないわ!)

シャルロッテ「……」

マミ「悪いけど速攻で決めさせて……もらうわよ!!」 スコーンッ ズガンズガン

ほむら「ばっ…待ちなさい巴マミ!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!!」 ズドォォォォンッ
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:45:21.65 ID:ho86N2Ia0
マミ「ふふ、戦車もオシャカにする最終射撃よ!コナゴナに……」

シャルロッテ「悲しいぜ、俺はたかが戦車と同評価かよ」 ニュルンッ

マミ「っ……!!?」

ほむら「くっ……時間停……」

ガブゥゥゥッ!

シャルロッテ「不味いな……ゲテモノは美味だと相場は決まってるんだが……」 クッチャクッチャ

さやか「ま…マミさん……マミさんが……」

まどか「待って!さやかちゃん!あれ!」

ゴンさん「マミさん……大丈夫……?」 ゴゴゴゴゴ……

マミ「ご……ゴンさん……」

ほむら「巴マミを庇って…右腕が……!!?」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:52:42.61 ID:cO2noI2s0
これは惚れる
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:53:07.21 ID:ho86N2Ia0
まどか「ゴンさん!!」

ゴンさん「いいんだ……これで……やっとカイトと同じになれた……」 ゴゴゴゴゴ……

シャルロッテ「ち……だがテメェら倒すのに首から上が動けば十分だ!」 ガパァッ

さやか「あっ!ご、ゴンさん!逃げて!」

右腕は くれてやるよ

ゴンさん「FIRST……COMES……ROCK……」 ギリ…… ギリ……

お前ももう おやすみ

ほむら「まずいわ……!まどか!こっちに逃げ―――――」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:54:10.94 ID:ho86N2Ia0
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……………..;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;……………..
…….;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .’                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;……
;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;…………        ;゙                             ゙;       ………….;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;…….;………………………..              …………………………..;…….;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
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ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
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81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 01:58:46.69 ID:ho86N2Ia0
数日後・病院

マミ「ごめんなさいゴンさん……私のために……」

ゴンさん「大丈夫……たいしたことないよ……」 ゴゴゴゴゴ……

ほむら「でもどうするの、その右腕は……」

< さやかは僕を苛めているのかい?

< えっ、そんな……

< もう聞きたくないんだよ!自分で弾けもしないこんな曲!!

< 僕の腕はもう治らない……奇跡か……魔法でも無い限り……!!

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴ……

ほむら(く…なんでよりにもよって上条恭介の隣の部屋なのよ!)
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:05:01.14 ID:ho86N2Ia0
さやか「あるよ……奇跡も、魔法も、あるんだよ!」

QB「契約するんだねさやか!」

ほむら「待ちなさい」 ガラッ

さやか「てっ、転校生!何の用さ!まさか邪魔しようっていうの!?」

ほむら「そのまさかよ、あなたがどうなろうと知ったことではないけれど、まどかが悲しむから……」

ゴン「待ってよ……ほむら……さやか……」 ゴゴゴゴゴゴ……

恭介「ひっ」

ゴン「奇跡や……魔法じゃなくても……腕は治るよ……」 ゴゴゴゴゴ……

さやか「ほ、本当!?」

QB「いやいや、無理だよ、この世の中で奇跡や魔法なんてものを具現化できるのは魔法少女以外に……」

ゴンさん「……」 ガタッ……

恭介「ひ……な……なんだ……?」

さやか「それひょっとして……ジョイステ……?」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:06:08.84 ID:0V9QHoQj0
まさかのグリードアイランド
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:11:38.61 ID:ho86N2Ia0
グリードアイランド

ゴレイヌ「よし、改めて指定ポケットカードをコンプリートできたな」

ゴレイヌ「ま、賞金が出なくなったって言っても指定ポケットカードを持ち帰れるのは魅力だし……」

バシュッ

ゴンさん「ゴレイヌさん……」 ゴゴゴゴゴゴ…

ゴレイヌ「ゴン…さん!?どうしたその右腕!?」

ゴンさん「ゴレイヌさん……大天使の息吹、貸してもらっていいかな……」 ゴゴゴゴゴ……

ゴレイヌ「ああ勿論だ、大天使の息吹オン!ゴン!」 バシュウッ

ゴンさん「ありがとう……それとついでなんだけど……」 ゴゴゴゴゴ……

ゴレイヌ「なんだ?」

ゴンさん「ゴレイヌさんの指定ポケットカード……全部貰ってもいいかな……」 ゴゴゴゴゴ……

ゴレイヌ「!!!!???」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:13:30.93 ID:itejX+WF0
ゴレイヌさん良い人なのに・・・www
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:13:57.73 ID:6/WZ1eOK0
ゴレイヌになんの恨みがwww
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:19:04.74 ID:ho86N2Ia0
ゴレイヌ「お、おいおい!そりゃ流石に困る、ゴンさんだってコンプリートの難しさは知ってるだろ!?」

ゴンさん「じゃあ……せめて報酬のカードの一枚……大天使の息吹にしてもらえるかな……」 ゴゴゴゴゴ……

ゴレイヌ「……ひょっとして誰か重症なのか?」

ゴンさん「うん……奇跡や……魔法でも無い限り治せないって……」 ゴゴゴゴゴ…

ゴレイヌ(なるほど……こうまでしてゴンさんが助けたい人間……それは……恐らくキルア!)

ゴレイヌ(恐らくだが、何かしらのえげつねぇ要因によってキルアが瀕死に陥っている!)

ゴレイヌ「チッ……それならそうと言ってくれれば…こっちもすぐに渡すのによ、いいぜ」

ゴンさん「ありがとう……ゴレイヌさん……」 ゴゴゴゴゴ……
ちなみに残りの報酬のカードは睡眠少女と金粉少女を選びました
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:27:14.31 ID:ho86N2Ia0
恭介「治った……奇跡も、魔法も、あったんだ!!」

さやか「やった…やったね恭介!」

QB「チッ」

恭介「ゴンさん……本当にありがとう……!」

ゴンさん「礼なんていいよ……友達を助けるのは当たり前だろ……」 ゴゴゴゴゴ……

ほむら(いける……!ここまでは万事順調……!)

ほむら(今だかつてここまで順調なルートは無かった……後は杏子に話をつけて……)

ほむら(ゴンさんと全員で……今度こそワルプルギスの夜を倒す……!!)
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:38:11.80 ID:ho86N2Ia0
裏路地

マミ「見つけたわよ!俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)!」 ズガガガガガ

使い魔「!!」 バチィッ

マミ「!?」

さやか「マミさんの銃弾が防がれた!?」

杏子「ったく、相変わらずつまんねーことやってんなマミ、あんなの少し放っとけば魔女になるってのに」

さやか「なっ…あんた何言ってんの!?」

杏子「その上こーんな一般人まで連れ歩いちゃってさあ、いい加減……」

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴゴゴ……

杏子「ッ!!?」 ビクゥッ
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:45:40.50 ID:ho86N2Ia0
ゴンさん「駄目だよ……使い魔だって放っておいちゃ……」 ゴゴゴゴゴゴ……

杏子(いつの間に後ろに……こいつがイレギュラー……!!) ズズズ……

ゴンさん「FIRST…COMES…ROCK……」 ギリ…… ギリ……

杏子(くっ……な、なんだこの威圧感……! でも……!)

杏子「へ…いいさ、魔法少女でもない一般人のパンチなんて余裕でさばい……」
ゴッ
杏子(!!?)

強……速……避…… 無理!! 受け止める 無事で!? 出来る!?

否  死
グシャアアアアアアアアッッッ!!
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:46:48.82 ID:itejX+WF0
あんこちゃん逝ったーーーー!!!
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:50:40.32 ID:ho86N2Ia0
ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴゴ……

ほむら「……危なかったわ」 ファサッ

杏子「 」

ほむら「杏子、起きなさい」

杏子「はっ……!?」 バッ

マミ(佐倉さんの槍がコナゴナに砕け散っている、これは即ちゴンさんのパンチを受けた印象)

マミ(一瞬でゴンさんとの力の差を感じ取ってしまった!!)

ほむら(このイメージは一朝一夕で払拭できるものではない……佐倉杏子は……)

杏子「う……うぇっ……うぇぇぇぇ……」 グスッ グスッ

ほむら(もう駄目かもしれないわ)
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:51:48.03 ID:2OGKZ2gf0
Oh…
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 02:56:43.95 ID:ho86N2Ia0
さやか「ほら、落ち着いた?」

杏子「うう……くそっ……認めねーぞ……あたしがこんなことで取り乱すなんて……」

ほむら「巴マミなんて最初はゴンさんの近くにいるだけで取り乱してたわ、問題無いわよ」

マミ「ちょっ、暁美さん!それは言わない約束じゃない!」

杏子「あー……悪い……マミも色々と大変なんだな……」

さやか「そうそう、落ち着いてきたらケーキでも食べる?マミさんのケーキおいしいよ?」

杏子「知ってるよ……んなことはさあ……」

まどか「あの……ゴンさんも……少し落ち着いてくれると嬉しいかなーって……その……」

ゴンさん「うん……ごめんね……杏子……」 ゴゴゴゴゴゴ……

杏子(謝ってる顔に見えねーんだよ……)
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:05:01.26 ID:ho86N2Ia0
ほむら「さて、丁度全員揃っていることだし……重要な話があるわ」

さやか「なにさ転校生、急に改まって」

ほむら「一週間後にワルプルギスの夜が来る」

マミ「ワルプルギスの夜……あれがこの町に……!?」

ゴンさん「ワルプルギスの夜って……?」 ゴゴゴゴゴゴゴ……

ほむら「最強の魔女よ、奴が一度具現化するだけで大勢の人が犠牲になるわ」

まどか「そ、そんな怖い魔女がこの町に……?」

杏子「何も怖がることねーだろ、あたしにはそこの一般人の方がよっぽど……」

ゴンさん「…………」 ゴゴゴゴゴゴゴ……

杏子「いや……やっぱ何でもねー……」 ビクビク

マミ(気持ちは分かるわ佐倉さん)
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:15:33.23 ID:ho86N2Ia0
ほむら「それと……」 チラッ

マミ「?」

ほむら(この時空の巴マミなら大丈夫よね…多分……)

ほむら「もう一つ、魔法少女の真実について話すわ」

さやか「魔法少女の真実?」

ほむら「ええ、来なさいインキュベーター」

QB「何の用だい?」

ほむら「用件は分かっている筈よ、話しなさい」

QB「やれやれ、どうやら君は知ってるようだし仕方ないね」

QB「いいかい?君達魔法少女にとっての肉体っていうのは……」

(中略)
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:26:24.51 ID:ho86N2Ia0
杏子「ふざけんな!それじゃあたし達ゾンビにされたようなもんじゃねーか!!」

まどか「ひどいよ……あんまりだよ……こんなのってないよ……」

ほむら「分かったでしょう、これが魔法少女、そしてインキュベーターの正体よ」

さやか「騙してたのね……私達を……」

QB「騙すだなんて人聞きが悪いな、僕はむしろ君達人類に譲歩して」

ゴンさん「…………」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ガシッ

QB「やれやれ君達人間はいつもこうだ、真実をありのままに伝えると決まって」

ゴンさん「FIRST……COMES……ROCK……」 ギリッ……ギリ……ギリッ……

QB「わけがわからないよ、ねえ、まどか」

まどか「ごめん、きゅうベェ、今回は誰も止めないと思うの……」

ボッ
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:31:27.41 ID:ho86N2Ia0
ほむら「さて、もう一つ不安なのが……」

マミ「……」 ラーラーラーラーラー

杏子「あれ、おいマミ、何で急に変身し……」

マミ「魔法少女が魔女を生むなら……」 チャキ……

ほむら(!!)

マミ「みんな死ぬしかないじゃない!!!」

ゴンさん「This way……」 ゴゴゴゴゴゴ……

ズゴォォォォォォォォォォン!

マミ「 」

さやか「ま、マミさあああああああああん!!!」

QB「大丈夫だよ、ソウルジェムさえあれば何度でも」

杏子「うっせぇ」 ザクッ

QB「わけがわからないよ」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:39:23.70 ID:ho86N2Ia0
マミ「ごめんなさい、少し取り乱しちゃって……」

杏子「少しってレベルかよ」

ほむら「いつものことよ、とにかく今後の対策を練りましょう」

ほむら「まずはグリーフシードを大量に確保する、それと……」

まどか「ねえ、ほむらちゃん……私にも…何かできることってないのかな……」

ほむら「まどかは何があっても契約しないこと、それが一番の望みよ」

まどか「でも……」

杏子「やめとけって、今の話聞いてただろ?あんたみたいなのが契約しても迷惑なだけなんだよ」

まどか「……そっか……そうだよね……ごめん……」

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴゴ……
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:54:32.63 ID:ho86N2Ia0
それから一週間

ほむら「グリーフシードはこのくらいでいいかしら……」

マミ「もう少し集めておいた方が良いんじゃない?」

杏子「多いに越したことはないんだろ?んじゃ頑張るしか無いじゃん」

ワルプルギスの夜に備えて

恭介「はぁ……はぁ……これが……僕の念……!」 ズズズ……

各々が各々の方法で、全力を尽くし……

さやか「まどかー……あれ、まどかどこ行ったんだろ……」

そして決戦を迎えた……!
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 03:58:22.89 ID:ho86N2Ia0
マミ「いよいよね、住民はみんな体育館に避難したみたい」

杏子「へ、思いっきりやれるってことか…!」

ほむら(まどか……今度こそまどかを救ってみせる……!)

さやか「マミさん!杏子!みんな!」

杏子「ばっ……さやか!避難してたんじゃ……」

さやか「いやー……それがどうしてもって聞かなくて……」

恭介「……」

ほむら「な……上条恭介……!?」
139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:08:43.68 ID:ho86N2Ia0
恭介「さやかから聞いたんだ、大変な戦いが起こるってことをね」

恭介「まるで冗談みたいな話だけど……直接奇跡を体験した僕が信じないわけにいかないだろう?」

恭介「だから僕も僕なりに戦うよ……僕の新たに身につけた念能力で…!」

上条恭介の念能力! 自らのオーラをバイオリンの音色に乗せて対象のオーラを強化!!

ただし! 上条恭介自身の念が未熟である現在は長時間かつ強力な効果は得られない!!

ラーラーラーラーラーラララーラーラーラララーラーラーラーラー ♪

マミ「力がみなぎってくる……これなら……!」

さやか「そういえばゴンさんは来てないの?」

ほむら「まだ来てないわ……だけど大丈夫よ、これだけの力があれば……」

杏子「ああ……負ける気がしねぇ!!」

⑤……④……②……①……

ワルプルギス「キャハハハハハハハハハハハ」
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:13:06.97 ID:ho86N2Ia0
ほむら「時間停止……!」 カチッ

ほむらが時間を止め、多数のミサイルをワルプルギスへと撃ち込む

杏子「だりゃあああああああああっ!!!」 ガシュウウッ

時間が動き始め、杏子の槍がワルプルギスの体を抉る

マミ「佐倉さん離れて!ティロ……フィナーレ!!」 ズドォォォォンッ

そしてタイミングを見計らってティロ・フィナーレが直撃する、だが

ワルプルギス「キャハハハハハハハハハハ」

ほむら「無傷……!!?」

使い魔「キャハハハハ」 ワラワラ

使い魔「ヒャハハハハハハ」 ワラワラ
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:19:24.11 ID:ho86N2Ia0
ほむら「くうっ!!」 バン バン

杏子「くそっ!これじゃ使い魔だけで手一杯だ!!」

マミ「暁美さん!使い魔は私達に任せてワルプルギスを!!」

ほむら「分かったわ……時間停止!」 カチッ

ほむら「タンクローリーだッ!!」

マジカルタンクローリーに加え爆薬をいくつもワルプルギスへと撃ち込むほむら、が……

ワルプルギス「キャハハハハハハwwwwwwwwwww」

ほむら「これも効いてない……!? そんな……うあっ!!」 ドゴッ

使い魔に拘束され、ワルプルギスの浮かしたビルが眼前まで迫る。

その刹那、100分の1秒とも言える時間の中、ほむらは確かに聞いた。
「This way……」

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:23:20.50 ID:itejX+WF0
ゴンさんキターーー!!!
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:25:02.03 ID:ho86N2Ia0
次の瞬間、砕け散ったのはビルの方だった。

ゴンさん「……」 ゴゴゴゴゴゴ……

ほむら「ゴン……さん……!!」

まどか「ほむらちゃん!大丈夫!?」

ほむら「まどか……!?何で……どうしてここに……!」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん、でも私……足手纏いにはなりたくなかったんだ」

使い魔「キャハハハハハハwwwwwww」 ヒュバッ

ほむら「まどか!危なっ……」

まどか「たあっ!!」

使い魔「!!!?」 ベチィィッ
まどかはこの一週間で、念を習得していた。
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:30:50.83 ID:ho86N2Ia0
まどか「ごめんね、ほむらちゃん、実はゴンさんに頼んで少し教えてもらったんだ」

魔法少女として規格外の才能を誇るまどかは、念能力者としても優れた素質を秘めていた。

杏子「なんだよ!すげーじゃんか!まどか!」

まどか「ウェヒヒ……って言っても使えるのはまだ精々『凝』までだけどね」

まどか「だけど使い魔を倒すくらいはできるよ!ほむらちゃん!一緒に頑張ろう!!」

ほむら「まどか……うん……!」

マミ「ふふ、改めて行くわよ!暁美さん!ゴンさん!鹿目さん!佐倉さん!」

佐倉「ああ!まだまだ戦えるさ!」
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:39:00.21 ID:ho86N2Ia0
マミ「私と暁美さんが援護するわ!その隙に近付いて攻撃を!」

杏子「任せろ!」 ダッ

ワルプルギス「キャハハハハハハハwwwwwwwww」 ゴォッ

ワルプルギスの飛ばしてくるビルをゴンさんは難なく避け、閃く

ゴンさん「ビルか……それ……使えるね……」 ゴゴゴゴゴゴゴ……

自らも地上のビルの前に立ち、そして

ゴンさん「FIRST……COMES……ROCK……」 ギリ…ギリ…

その拳でビルを叩き壊す!

ワルプルギス「キャハハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwww」 ガンッ ガンッ

砕かれたビルの破片に襲われるワルプルギス、だが破片は攻撃の為のものではない

杏子「破片に隠れて……近付く為だああっ!!!」

杏子の槍が再びワルプルギスを抉った
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:43:17.67 ID:ho86N2Ia0
ワルプルギス「キャハハハハハハハハハハハハ」 ゴォッ

ワルプルギスは襲ってきた杏子に対して瓦礫を放つも、杏子は身軽にもそれをかわす

杏子「へへ、いいのかい、あたしなんかに構っててさ!」

ワルプルギス「!!」

ゴンさん「This way……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

気付くとワルプルギスの逆さになった歯車の上に一人の男が乗っていた

ゴンさん「FIRST……COMES……ROCK……!!!」 ギリ… ギリッ……

強大なオーラを纏った拳が、ワルプルギスへと叩きつけられた
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:49:21.03 ID:ho86N2Ia0
ほむらは倒れていた、ほむらだけではなく全員が、ワルプルギスを倒せなかった。

ゴンさんのジャジャン拳を叩き込んでも、爆弾をいくらぶつけても

槍でえぐっても、ティロ・フィナーレでも倒せずにいた。

ほむら「なんで……」

QB「なんでって言ったって、当たり前じゃないか」

杏子「てめぇ……今更のこのこと……」

QB「ワルプルギスの夜はまどかと同じく因果の特異点として定められてしまった」

QB「それはつまりワルプルギスは『まどかにしか倒せない』ということを意味するんだ」

QB「だからね、まどか、最初から君が魔法少女になる以外にワルプルギスを倒す方法は無かったんだよ」

ほむら「そんな……それじゃ……私のやってきたことは……」

まどか「分かった……キュウべぇ……」

ゴンさん「……!」 ゴゴゴゴゴゴゴ……
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:57:22.27 ID:ho86N2Ia0
まどか「でも私……魔法少女にはならない……!」

QB「!?」

まどか「私が魔法少女に…魔女になったらどうなるか……私は知ってる……」

まどか「ほむらちゃんが悲しんで……マミさんもさやかちゃんも杏子ちゃんも死んじゃって……」

まどか「それだけじゃない……ママも、パパも、たっくんも……私が契約したら全部終わっちゃうんだよ」

QB「だけど、それじゃワルプルギスには勝てなくって、結局はみんな死んじゃうんだよ、まどか」

まどか「分かってる……私……私はみんなを守りたい……何を引き換えにしても……!!」

まどか「私はここで終わってもいい……だから……ありったけを……!!!」

ほむら「ま……まどかぁぁぁーーーっ!!!」
カッ……
まどか「This Way……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 04:58:09.23 ID:FYTNB5Ks0
まどかさんの誕生である
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 05:03:40.55 ID:ho86N2Ia0
ほむら「まど……か……さん?」

ワルプルギス「……!!?」 ざわ……

まどかさん「来いよ、町は壊したくない」 ザッ……

ワルプルギス「キャ……キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」 ボボボボボッ

危険を察知したのか、いくつもの光線をまどかさんに向けて放つワルプルギス

だがまどかさんは驚くべきスピードで全てを回避し、ワルプルギスへと接近する。

まどかさん「FIRST……COMES……ROCK……!!!!」 ビキッ……ビキ……ギリ……

ワルプルギス「キャ…キャハ……」

ほむら「待って……まっ……まどかああああーーーーっ!!!!!」

次の瞬間、巨大なワルプルギスが、砕け散っていた。
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 05:11:30.13 ID:ho86N2Ia0
ほむら「まどかー!」

まどかさん「ほむらちゃん!」

それから数年……まどかさんはワルプルギス戦直後、生死の境を彷徨ったものの復活していた。

魔女は消えないしインキュベーターもまだ暗躍しているけれど、もうまどかが魔法少女となることはないだろう。

ちなみにまどかは回復後、グリードアイランド内で入手した「マッド博士の整形マシーン」により元の体に戻った。

ちなみに美樹さやかと上条恭介は真っ当な交際をしている、彼の曲は念能力もあって以前より数倍も素晴らしくなったという。

巴マミは最近厨二病から卒業したのかティロ・フィナーレを使わなくなり

杏子はいつも通りの生活を続けている、そしてゴンさんは……
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 05:15:37.30 ID:ho86N2Ia0
くじら島

ギィ……

ミト「あっ、お帰りなさいゴン!もう全然帰ってこなくて心配……」

ゴンさん「久しぶりだね……ミトさん……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ミト「oh……」
おわり

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